2月25日の昼、大阪梅田の繁華街の事故である。意識を失った運転手の車が暴走し歩行者をなぎ倒しながら歩道を走行、花壇に衝突してようやく止まった。これで数名の方が亡くなっている。この運転手も死亡されている。
どうやら死因は胸部大動脈解離のようである。一挙にこの疾患名が有名になった。
でも救急医療をやっていると時々見かけるのである。特にそれほど珍しいものでもない。死因は外傷が原因ではなく運転中に突然発症して頓死したとのことである。
大動脈の解離が心臓に向かって進めば心臓の周りを覆う袋(心嚢)の中に出血し心臓の動きを外側から押さえつけるのであるからショック状態(心タンポナーデ)となる(所謂「閉塞性ショック」)。
でも最初に意識を失った原因は閉塞性ショックからではないと思うのである。
どうやら死因は胸部大動脈解離のようである。一挙にこの疾患名が有名になった。
でも救急医療をやっていると時々見かけるのである。特にそれほど珍しいものでもない。死因は外傷が原因ではなく運転中に突然発症して頓死したとのことである。
大動脈の解離が心臓に向かって進めば心臓の周りを覆う袋(心嚢)の中に出血し心臓の動きを外側から押さえつけるのであるからショック状態(心タンポナーデ)となる(所謂「閉塞性ショック」)。
でも最初に意識を失った原因は閉塞性ショックからではないと思うのである。