吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

巨人軍の責任の取り方 続き

2016年03月22日 05時56分47秒 | 日記
 この巨人軍に関する項を書いている最中、3/10のニュースである。
 例のハーフタレントと浮名を流したロックバンドのボーカルのツイッターでのつぶやきである。
 ネット上で「謝罪しろ」「謝れ」「責任とれ」とかの最近の意見に対して彼はこう答えた。
 「個人的ことでしょ? どーでもいいじゃん」「ネットとかでみんな『謝れ』って言うけど、世間の誰に謝ればいいの?」などと答えている。
 まさにその通りである。彼の個人的なことは世間に対してはどうでもいいことなのである。

 しかし彼はアーティストでもあり、メディアを利用して日本の音楽業界に身を置いているのである。つまり彼は「そんなんじゃない」と言うかもしれないが、平たく言えば「芸能人」として稼いでいるのである。
 ということは芸能人であれば個人的なスキャンダルは当然、話題になりメディアの俎上に乗ってくることはやむを得ないことなのである。そして本来の自分の仕事(音楽)とは別の個人的な話題で追及されるのは芸能人なら有名税としてしょうがないのである。それを「関係ないじゃ~ん」「プライベートなことだろ」といっても通用しない。彼は自分の立場を理解していない。彼は「日本の芸能人」として生きているのである。自分の音楽だけを見てくれたらいいだろう、では通用しない。

 ・・・とはいうものの、一方、不倫報道は遠目に見ていればそれはそれで面白い。自分の意見であるが、このようなスキャンダルは一般社会とはかけ離れた「芸能界のこと」でありゲス話として受け止め方をしたらよい。あまり「謝罪せよ」「責任とれ」などと一般社会と同様の対応を求めても意味がないと思うのであるが・・・。