吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

巨人軍の責任の取り方 その2

2016年03月15日 05時56分36秒 | 日記
 以前、渡邊さんがオーナーの時に、ドラフト指名予定選手に対して金銭を渡していたことがあり(所謂「裏金事件」)、その時に彼は巨人軍オーナーを引責辞任した。
 しかしその後のことである。わずか1年くらいしたら、今度は巨人軍最高顧問というポストにに就任しているのである。結局、役職名を新たに作ってそこに就任したわけで、実質上はなんの責任をとったことにもなっていないのである。
 こんなこざかしい見え見えの手を使ったのでガッカリした。あれだけの辛口、強気で専制君主的采配を振るうお方なのだから、最初から引責辞任などせず「私は今後もセリーグの発展、野球界の発展に粉骨砕身努力いたしますので、このままオーナーを続けることが禊だと思っています」とかなんとか言ってオーナーを続ければよかったのである。

 さて今回も早々に最高顧問職を辞任されたが、次回はいつごろ、どのような名称の役職で復帰されるかが実に楽しみである。 

 失言するとすぐ足を引っ張られるこの世の中で、いつもあれだけ強気発言をするのは逆に楽しみなのである。昭和の豪放磊落をみているようで面白い。