吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

横綱粗製乱造? その1

2017年12月12日 06時07分17秒 | 日記
 本来、相撲の最高位は大関。つまり大関がチャンピオンである。横綱と言うのは、「大関の上にある位(くらい)」と言われるが、上でもなく下でもない「別格」であったはず。なので本来は無理に人を置かなくてもいいポジションである。
 しかし横綱がいないとどうも興業上、収益が上がらないとか、相撲人気が落ちるとかで横綱を置いておきたい協会の思惑も分かる。まずは一般人が「横綱なんてそうそう出現するわけはない。自分が生きているうちに一人でも観られればいいほうだ」・・・くらいの感覚に戻すべく、横綱の資格要件をもっともっと厳しくすべきである。
 相撲協会も相撲を「神事」として捉えるなら資格要件、作法、流儀を重んじて横綱の粗製乱造は慎むべきである。国技として認められているならなおさら、収入よりも神事としての約束事を重要視すべき。
 公益財団法人なんだから横綱を収益源とするのは疑問である。