吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

横綱粗製乱造? その3

2017年12月14日 06時34分01秒 | 日記
 横綱審議委員会なるものがある。このメンバーを見てみると、いわゆる各界の「著名人」「重鎮」と呼ばれるような人達が選出されているようである。どんな基準で選出されるのか知らない。
 でも「えっ、この人が審議委員?」と首をかしげてしまうような人もいる。本当に相撲のこと分かっているの?と疑ってしまう。
 やくみつるやデーモン閣下ぐらい博学でなければ本来、審議委員にはなってはいけない。あの神に近い存在と言われる横綱の資格要件を審議するのだから、審議する人の資格要件もかなり厳しくしなければいけない。
 しかし審議委員の人選も何やら相撲協会の「お手盛り」である感もぬぐえない。

 さてこの委員会での決定には強制権はないが、横綱の推挙や指導などに強い影響力を持つとのこと。横綱って神に近い存在なのに、この委員会で選んでいる(実際は協会が候補をあげ委員会で審議・推挙される形ではある)のであるが、この選出に加担した人達はタダの普通の人でもいいのかと感じてしまう。 
 選ばれている横綱が不祥事起こしたなら、当然審議委員は軒並み引責辞任なりの任命責任をとるべきであろう。責任を取らなくていい役職なんて楽でいい。
 だから横綱審議委員会は相撲協会が「箔」をつけるための傀儡組織だと思う。まったく信用できないのである。