吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

日馬富士暴行事件 その後 その3

2017年12月26日 05時57分40秒 | 日記
 もし北村某氏がいう「横綱審議委員会は土俵の上だけの強さしか判断材料がなく、普段の品格や生活態度は見ていない、それを調査する権限もない」というなら横審に横綱の品格や態度だのをコメントする資格は一切ない。
 本来横綱は「別格」であった。それは土俵上の品格だけでなく、普段の生活面における品格や態度も含まれるのである。まさか横綱は土俵上だけ品格があれば私生活はどうでもいいということもなかろう。

 以前も述べたが「責任を取らなくてもいい」という組織などは世の中にはない。横綱審議委員会は、相撲協会は一般社会における「組織」のあり方とは違う・・などとよくまあ自分のことを棚に上げて言えたものだと思う。横綱を審議する権限を持ちながら苦言や好きなことを言うだけ言って「我々には任命責任ありません」と責任のがれする横審委員長の北村某氏には落胆した。
 横審は横丁の小言好きの御隠居が集まったただの親睦組織が、単に相撲協会にくっついているだけだというなら理解できる。それなら好きな事いってください。
 横綱任命の権限を持ちながら、自分の立場を「安全な所」に置いておいて好き勝手な小言だけを言うのはいただけない。