2度の脳梗塞を患っていた歌手西城秀樹氏が自宅で突然意識を失い、一時心肺停止になり、心拍再開するもその後も意識が戻らず亡くなったと報じられた。
最初の脳梗塞発作は47歳という若い時の発症らしい。動脈硬化性による脳梗塞にしては若すぎる。たぶん心房細動があって血栓による脳塞栓と考える。
今回大阪の脳神経外科医がコメントしていた。「脳梗塞を起こしていたのだから血が固まりやすい状態だったのだろう。今回それが心臓の冠状動脈につまり心筋梗塞で心肺停止したのである」と、超いい加減なコメントをだした。
過去2回も脳梗塞発作を起こしているのだからこそ、ここ15年は少なくとも「抗凝固薬」を服用して「血が固まりにくい状態」にしていたはずである。
血が固まりにくいことで逆に脳出血を起こすかもしれないが、少なくともこの医師のいう「血が固まりやすい状態」というのは全く考えにくい。
今の世の中、脳梗塞を起こした人に15年も何も投薬せず放置したままということはありえない。おそらく心房細動のrate controlが不十分だったのかもしれない・・という推測の方が現実的であろう。この脳外科医の根拠に乏しいコメントにはガッカリした。
TV局もこの手のコメントさせる医師を厳選したらどうか? 有名なだけで連れてくるのでは、ただのこけおどしである。
最初の脳梗塞発作は47歳という若い時の発症らしい。動脈硬化性による脳梗塞にしては若すぎる。たぶん心房細動があって血栓による脳塞栓と考える。
今回大阪の脳神経外科医がコメントしていた。「脳梗塞を起こしていたのだから血が固まりやすい状態だったのだろう。今回それが心臓の冠状動脈につまり心筋梗塞で心肺停止したのである」と、超いい加減なコメントをだした。
過去2回も脳梗塞発作を起こしているのだからこそ、ここ15年は少なくとも「抗凝固薬」を服用して「血が固まりにくい状態」にしていたはずである。
血が固まりにくいことで逆に脳出血を起こすかもしれないが、少なくともこの医師のいう「血が固まりやすい状態」というのは全く考えにくい。
今の世の中、脳梗塞を起こした人に15年も何も投薬せず放置したままということはありえない。おそらく心房細動のrate controlが不十分だったのかもしれない・・という推測の方が現実的であろう。この脳外科医の根拠に乏しいコメントにはガッカリした。
TV局もこの手のコメントさせる医師を厳選したらどうか? 有名なだけで連れてくるのでは、ただのこけおどしである。