吉田クリニック 院長のドタバタ日記

日頃の診療にまつわることや、お知らせ、そして世の中の出来事について思うところ書いています。診療日には毎日更新しています。

林文科大臣「セクシー個人ヨガ教室」の件 その2

2018年05月08日 05時17分20秒 | 日記
 それにしても週刊誌の見出しである「セクシー個人ヨガ教室」である。これは真実であろうとなかろうと目を引く。ここの女性経営者は「そんなことはしていない。法的手段も辞さない」と言っているし、週刊誌側は「記事の内容には自信がある」といっている。まあどちらが正しいのかは自分は知らない。
 しかしながら週刊誌やメディアの見出しの文言は、大げさで偽りも結構ある。例えば、医者が不祥事を起こした時につける見出しでは「エリート医師」と出されることが多い。
 自分の知っている医師がターゲットになった時も「エリート」と冠がつけられていた。でもそいつのこと知っていたが、彼は全然「エリート」でも何でもなかった。
 大学卒業するまでにも大分留年したし、医者になってからも気転は効かないわ、勉強はしないわ、腕はよくないわ(ごめんな)、で、この週刊誌のつけた「エリート」という見出しだけで「ああ、この記事内容も信用できないな」とすぐに思った。
 彼に申し訳ないが「どこをどういじったらあいつがエリートになるんだよっ」と思った。だったら自分なんか、大学勤務時代ほとんど「うだつ」が上がらなかったけど「超エリート」という冠をいただいてもいいことになる。
 そうつけられても別に嬉しくもないし週刊誌のターゲットなんかにされたくもないが。

 週刊誌は見出しで勝負するのであろうが、今回の「セクシー個人ヨガ教室」なんてのも怪しいものだと思うのである。でもそんな見出しに少しばかり変な期待感をもってしまうのは、自分も結局、林大臣、福田次官の思考回路と一緒なのだろう。情けない。