きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

MTさんの過去

2007-07-19 | 前の会社
今日、MTさんと話していて、どこからそう言う話になったのか。

「sakeさん・・言いたくなければ言わなくていいんだけど・・」

リ・コ・ン?

「kekeクンはお父さんを知ってるの?」
「そりゃ小学1年とか2年だったもの、知ってるわよ。」
「どうしてリコンしたのか知ってるの?」
「ううん、分からない。訊かれた事もないし確かめた事もないから。」
「・・オレ、高2の時に両親がリコンしたんだ。。急に母親が出て行って。」
「え!」
「オヤジがやっと探し出して・・リコンして・・」
「お姉さんは?」
「その時はヨメに行ってたよ。」
「そういうのって男の人の方がキツイかも・・・。」
「うん。。。それで母親方のおばあちゃんは家にいるのに。」
「え!お父さんが面倒を?」
「もう、今は二人とも(亡くなって)いないけどね。」

「だから、MTさんは家族を大切にしてるんですね。」
「うん。」

そっかぁ・・・。

「sakeさん、もし子供がリコンの理由を知りたがったら教える?」
「当たり前でしょ。」
「教えるの?」
「教えるに決まってるじゃん!ちょっと主観は入るかもしれないけど。。。こっちは隠すことは何も無いんだから!」
「あはは・・」


・・・知らなかった。

何となくあんな風な返事をしてしまったけれど、MTさんは両親のリコンの理由をどちらから話してほしかったんだろう。
リコンの理由は、出て行かれたなら言えるけれど、出て行った方になってたら一生言えなかった。

今でも、私はもしも好きな人がいても、kekeには言いたくないな。
言わないで済ますだろうな。
娘だったら違うと思うけれど、何だかルール違反のような気がするからだ。
私とkekeの間では。

もちろんその逆はアリなんだけど。

そうやって考えていくと、何もかも振り捨てて逃げる側の気持も分からなくはないんだ。
たぶん、そうしなければならなかったんだと思う。

でも、私はそんな事はしない。
ずっとここで送り出すからね。

MTさん・・あの人はゼッタイ妻も子も泣かすような事はしないだろう。
kekeもそうなれるのかな。



【写真】
この肩に縫いつけるホック。ご存知の方いらっしゃいますか?
これをつけておくと、袖口から下着のヒモが出てしまう心配はないので、私は重宝しています。
ヒモなしブラもいいけれど、ちょっとスーパーに行く時、わざわざ下着まで着替えるのは面倒だからね。この商品、祖母に教えてもらったんですよ。(^o^)

Yさんの財形の話(第3回)

2007-07-19 | 前の会社
ここにお越しの方で、Yさんの財形の話をまだ覚えている方がおいでであろうか。
そして、まだその話に続きがあると思っておられたであろうか。

簡単に申すと、今の会社でメインバンクを変える事になり、Yさんの財形も4月から銀行に相談して移行の手続きを進めていたが、すったもんだの挙句に最終的には財形の移行はできませんと言う結論になった。

  詳しくはこちら
  ●財形の話その1
  ●財形の話その2
  

移行できなければ解約するしかない。
ここで社長の登場。「Yの財形は定期にして、会社で預かっておくようにしなきゃいかん!」との話である。(おそらく社長がそのように言わしめるような事件が過去にあったと思われる)

社長が心配したのはその財形は解約すると本人の口座に直接振り込まれやしないか?と言う問題であった。しかし間も無くその問題はクリアーとなった。そこの財形は会社に振り込むことが可能だとの話である。

こうしてついに方向性は見えてきた。
新しい財形は別に始めて、今までの財形は解約して定期にしてこちらで保管しておけばよい。


ところが、ここでまた一つトラブルが起こる。
解約に必要な財形の証書を、社長もYさん本人も知らない見た事もないと言うのだ。
私も社内の埋まってそうな箇所は探してみた。やはりない。Yさんはそんなのあるの?と言う。
しょうがないから、証書がありませんでしたと銀行さんに電話して「喪失届」なるもので処理してもらうことにした。

それら全てを整えて郵送。
やっとこの件から足が洗えると思った数日後、銀行から電話がある。
「Yさんの財形の件ですが・・・お届けの印鑑と違うようなのでお手続きが取れません。」
「えぇ・・・。」
「それからお届けの住所も違うようです。」

こうして今度は申し込み当時の印鑑と、住所の変更届まで必要となった。
果たしていつYさんの財形は解約できるのだろうか。
その印鑑とやらも、いつもYさんが金融機関に使っている印鑑ではない事が明らかになった今、その印鑑はY家から探し出せる日が来るのだろうか。

私は「Yさんは何回か住所を変更している可能性がありますから、どこの住所だかメモをください、よろしくお願いします」と頼むのが精一杯だった。



【余談】
前の会社では財形証券は会社で保管していた。
現在取引の金融機関は「本人が保管」するようにとのことである。
今回みたいなケースは稀ではあると思うが、解約した財形が法人の口座に振込可能と言うのはちょっと気になる。この手の契約は簡単に売られているハンコを使いたくないものだとつくづく思った。