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母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

カラオケで歌う雪ソング

2014-02-10 | 歌謡曲・カラオケ
雪にちなんで、今日は私が歌う「雪の歌」を紹介しようと思う。
ヒットした順で紹介していくので、後半の歌はあまり知られていないアルバム曲であることを断わっておく。

●雪の華(中島美嘉)

中島美嘉の歌でもっともヒットした、カラオケでもよく歌われる曲である。たしかクリームシチュー(お笑いではなく料理の方)のCMでサビが流れていたのではなかろうかと思うが、自信がない。
歌詞は夕食の買出しでもしてきたのだろうか、二人が夜手をつないで家に帰ってくる。どうしてもここで私はクリームシチューが登場してしまうのだが、二人でシチューを食べながら雪を見る。今年も二人でこうして過せる事に幸せがわきあがってくる。
時に誰かに甘えるとか、誰かと一緒にいることで淋しさをまぎらわすことが私達にはあるのだが、「これはそうじゃない」とピシッと言い切るところで、この彼女の強さを感じるのである。
改めて歌詞を見ても、気持の安定した良い歌だなぁと思う。昔は何とか頑張って原曲キーで歌ってみようとしたが、私には無理なようで♭2ぐらいで落としてどうにか歌っている。サビは高い音が続くので歌いにくい場合は思い切ってキーを下げると歌いやすいと思われる。

●White Love(SPEED)

SPEEDでは一番歌われている曲ではなかろうか。こちらは「電話がこない夜は強がってても淋しいのっ!」とか「新しい手帳も彼のイニシャルがたくさんありますように!」とか女子高生のひたむきさで「もっともっとこのまま両思いがずっと続きますように!」という乙女心を歌う曲である。
SPEEDの曲はもともとカラオケでキーが下がっている場合が多く、この曲もこのまま歌える。最後の「神様みつめてて~」からは二人で交互に歌うはずの所を一人で歌わねばならず、息切れするので覚悟が必要なぐらいが難点か。
この曲はJUJUがアルバムでカバーしており、こちらのアレンジになるとこの女子高生ノリがグッとシックな大人っぽい曲になってしまう。歌い方でこんなに変わるものかと驚いた。しかしJUJUバージョンだと間奏が長く、途中のセリフ「愛してる・・・抱いていて」の所に来るまでにイラッとしてしまうし、その箇所もゆっくり過ぎて演技ベタな私には合わず、聴くのはJUJUバージョン、歌うならSPEEDバージョンにしている。

●もしも雪なら(DREAM COME TRUE)

どうして男性はドリカムが好きなのだろう?やはり歌が上手いからなのだろうか。例えばこの歌はどんな立ち位置だろうか。そんなことをふと思う曲である。
きれいごとを述べているが、おそらく不倫の歌ではなかろうかと思われる。「はじめからかなわない」「友達にも言えない」「クリスマスに会えない」この3ポイントでおそらくそうであろうと想定される。サビはとても心強く「大人の方が恋はせつない」と歌う。そうだそうだそうなんだよ!と思いながら聴いていると、案外最後は雪がみぞれに変わったから、ただそれだけの理由でくじけてしまう。
この期待のふくらませ方にこの終わり方はないだろう、と私はその度に思う。その数分間で無理に押し込めた、世間に屈したみたいなストーリー仕掛けが何だかなぁと思うのである。
しかし、こう言うのが男性は好きなのかなァ、とこの曲を聴くたびに思う。あまり歌った事は無い。

●六花(中島みゆき)

他にも雪の歌があるのかもしれないが、中島みゆきで「雪」と言えばこの曲である。
中島みゆきさんは、正か悪かと言うことに白黒つけるのを嫌う歌詞が出てくるようになる。「Nobaody Is Right」と言う曲もそうだし、「たかが愛」も「間違いだけをかぞえていても人の心をなぞれはしない」なんて歌詞があったりする。
私はあまりそれを重要視してなくて、この曲も聴いた当時は「ふ~ん」で終わってしまったのだけど、これって中島みゆきさんの1つのテーマではないかと思う。それが合ってるかどうかはさておき、そう思うようになってから、なるほどな・・とうなるようになった曲である。「中島みゆきの中で好きな曲は?」と訊かれてベスト5には入らないかもしれないが、ベスト10だったら、この曲は入れたい。
広い空の下には何もないわけじゃない、としながら、罪が無垢できれいな雪の上に落ちる。すべてを包んで降り積もれよ、ただそれだけの歌詞でそれだけのメロディーなのだけど、とてもきれいで繊細な曲だと思う。
六花ってどういう意味なのだろう?と思ってググってみたら、雪の異称とのこと。
メロディーも非常に単調なので表現力がない私は、この曲もお経になってしまう。なのであまり歌った事が無い。しかし好きな歌。

●雪国(東京事変)

最初聴いてこんなに不気味だと思った曲は無い。後奏もおどろおどろしてて、今にも幽霊がでてきそうな演奏である。しばらく聴くのがイヤで飛ばしていた曲である。
しかし椎名林檎にはまっていた頃、何かの拍子で歌ってみたら、意外に歌いやすくキー変不要で、しかも歌詞も「あーなるほどな」みたいな感じで共感できたので、たびたび歌うようになった。
一言で言えば、心が変わった男に対する恨みソングである。しかしこの主人公は経験豊富で頭が良いので「追ったら逃げる」のを知っており、「待てば男は黙る」のを知っているので、おそらく待つだろう(と思われる)。
しかーし、腹の底では相当怒り狂っている。
飲み会でいつかぶちきれるような事があったら、この曲を即座に入れ、♪男は殺すのさぁあ~~~早く立て。凍えてしまわないようにぃいい~~~♪と歌ってやりたいと妄想しているが、その機会がなかなか訪れない。
女を知りたいならこの曲、って感じ。