久しぶりに父の病院に行った。
遅くなってしまったので、もう食事は終わるところ、父は寝てしまいそれ以上ご飯を食べなかった。
好きなデザートも手つかずで終わってしまう。
看護婦さんが耳元で「娘さんがみえてますよ」と言うとウンと言うがそれきりで、「目を開けてみてください」と言っても目があくことはない。
眠ったり、目を閉じたまま起きたりを数分おきに繰り返す。
それが最近の状態である。
またしばらくすると目が覚めるだろうと思っていると、やがて起きるようでタイミングを見計らって「sakeだよ」と言うと、少しだけ目をあける。たまに「どうしたの?」とか言ったりそしてまた寝てしまう。
今日はそんなことを何回か繰り返した。
父を見つめていると「誰もがいつかは死ぬ」と言うことを考えずにはいられないのだけど、父はそれに対する恐怖がまったくない。
こういうのも悪くないな、幸せなのかもしれないと思う。
「しばらく雪で車が出せなかったんですよ。」と言う話をすると、病院でもバスが止まって、送迎バスも出せなくて、歩いてこれるスタッフだけで切り盛りしたんですよ、と言う話である。それでもどうにかいつもと同じようにケアできました、と言う。
駐車場や敷地を見て、ここの雪かきも大変だっただろうなと想像する。
あの時はいつになったら車が走れるかしらと思ったが、1週間経ち平常になった。
山の雪の方がとけるのは早い。踏まれずいじられていなくて柔らかいままだからなのだろうか。
TVを観るとまだ除雪が続いている所もあると言う。
早く普通の生活に戻れるといいなと思う。
遅くなってしまったので、もう食事は終わるところ、父は寝てしまいそれ以上ご飯を食べなかった。
好きなデザートも手つかずで終わってしまう。
看護婦さんが耳元で「娘さんがみえてますよ」と言うとウンと言うがそれきりで、「目を開けてみてください」と言っても目があくことはない。
眠ったり、目を閉じたまま起きたりを数分おきに繰り返す。
それが最近の状態である。
またしばらくすると目が覚めるだろうと思っていると、やがて起きるようでタイミングを見計らって「sakeだよ」と言うと、少しだけ目をあける。たまに「どうしたの?」とか言ったりそしてまた寝てしまう。
今日はそんなことを何回か繰り返した。
父を見つめていると「誰もがいつかは死ぬ」と言うことを考えずにはいられないのだけど、父はそれに対する恐怖がまったくない。
こういうのも悪くないな、幸せなのかもしれないと思う。
「しばらく雪で車が出せなかったんですよ。」と言う話をすると、病院でもバスが止まって、送迎バスも出せなくて、歩いてこれるスタッフだけで切り盛りしたんですよ、と言う話である。それでもどうにかいつもと同じようにケアできました、と言う。
駐車場や敷地を見て、ここの雪かきも大変だっただろうなと想像する。
あの時はいつになったら車が走れるかしらと思ったが、1週間経ち平常になった。
山の雪の方がとけるのは早い。踏まれずいじられていなくて柔らかいままだからなのだろうか。
TVを観るとまだ除雪が続いている所もあると言う。
早く普通の生活に戻れるといいなと思う。