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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

世間体なんてくそくらえ

2014-06-26 | 息子keke
ZENさんが電話で面接の打ち合わせをしている。

まさか会社で本人の面接の日程を打ち合わせることはないだろうから、息子さんの就職ではないだろうか。
息子さんは高校3年生だ。

これから自分の息子より6つも下の子達が就職をするのか・・と思うと、軽くめまいすら覚えそうだ。
だけど、ううんと首を振る。

こうして考えると私が不幸な気持になるのは、他人と比べてしまう時と、将来が不安になる時なのだ。
だから、この2つに私はこれから強くなろうと決意する。
そうすれば、常に幸福でいられるはず。

そもそも他人が幸せかどうかで、自分の力量は変わらない。
人と比べて、浮かれることも落ち込むことも、今後は「卑しい」としよう。


問題は将来への不安だ。
これは一生克服できない課題かもしれない。

例えばということで、片端から上げていくと
・年金があまりに少なくて生活できなかったらどうしよう。
・このまま子供が就職しなかったらどうしよう。
・会社がまた潰れたらどうしよう。
・貯金を使い果たしたらどうしよう。
・天災地異が起こったらどうしよう。
         :

こうして書き出していくと、不安のほとんどが「金」(生活資金)であることが判明した。
要するに、人と比べずに、生活できる保障さえあれば、私は一生幸せでいられそうだ。(毎日「車がなくなったら」と思うのは、いつかその日が来ても崩れないように今から心構えをしているのである。)

これはなかなかの発見であった。
という事は、本当に困ったら「生活保護」に頼ればいいからである。

そして最悪、それが許されなかったら、そのまま食わずに死ねばいいのである。

人からどう思われようと、今の生活に満足して許される時間をめいっぱい過し、一生を終える。
私の目指す生き方はこれだ。
なんてシンプルなんだろう。
でも充分だ!


昨日はスーパーでkekeの同級生のお父さんにバッタリ会い、「keke君はどうしてる?」と言われ、「たまにバイトに行ったりしながらブラブラしてますよ」と笑って別れた。
U君はどうしているのだろう?と思いながら、うちと同じ状況だったらと思うと訊けなかった。
そして、そんな風に堂々と答えられる自分に誇りを持った。

kekeに「人からお前の事を訊かれたら何て言えばいいのか?!」と文句を言ったのは、先週の事だ。
kekeは「別にバイトをしてるでいいじゃないか。」と答えた。
人の思惑で自分の人生を左右されてたまるか、そんなの関係ない、とでも言うようだった。


昔、この会社に入った頃、「それじゃ姓名判断って当たらないんだね」と言われた。
私の名前は親が画数でつけてくれたのですごくいい画数なのである。それを知ったある人が言った言葉である。離婚して母子家庭で何がいい画数なのだ、と笑われたのである。

これは悔しくて、家に帰って泣いた。

でも今なら笑って答えてやる。
「あ、そうなんですか?私はすごく幸せですよ?子供も健康で、仕事もあって、毎日おいしいご飯もお腹いっぱい食べられるから。」

結婚しなければ幸せでないなんて言う奴は、ミジンコにして足で踏み潰せるほど器量が狭いヤツだったのだ。しかもそれを口にしてしまえる無能さ。(うちの子はそんなことゼッタイ言わない。)

世間体なんてくそくらえ。

仕事をしてようが、しなかろうが、誰に迷惑をかけているわけでもない。
そんな息子を恥じるなんて、親としていかに失礼だったか。

kekeは必要があれば働きに出るようになる。
本人がそう言うのだから、それを信じよう。

勤め先がなければ、学校に行く事もできる。
それが必要な日には応援しよう。

何もかもダメだったら、生活保護もよし、それがダメなら死ぬのもよし。

そう思えば何の一つ不安はなく、このままで充分しあわせ。