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きっと、いいことあるよね!

母(sake)と息子(keke)の日々の記録。
お出かけ写真と料理など。

B型だもの。

2015-11-12 | 今の会社
今日は某イベントがあり、いろんな方に来ていただくことになっている。

私は前日から会場で配る資料をコピーしてホチキスで止めたり、領収書を用意していた。
Aさんが「無理にしなくても明日なら時間が空くから手伝えるよ」と言ったけれど、当日では何が入るか分からなかったので、全部やっておきたかったのだ。お金も用意した。
「全部用意できてますから大丈夫ですよ。」と自信を持って答えた。

そして当日。

Aさんが会社に戻れないから、「工事のおしらせ」を作って持ってきてほしいと言う。その現場がたまたま私の家の近くだったので、そこから直接某イベント会場に行く事にした。Aさんは「このお知らせをこれからどこそこに貼りに行かないとならないんだ、だからイベントの時間ギリギリになる」と言いながらありがとうと受け取っていた。

(今から行けば余裕で間に合うな)と思って、ウォーキングがてら会場まで歩いて行こうかなと思ったぐらいだったが、資料が結構あり手ぶらで歩けないのでやめた。そんな折、Aさんから「行く途中でご祝儀袋を用意してほしい」と言われたので、余裕ですよぐらいの調子で返事した。

でも最近私はひょいと何でも忘れるクセがあるので、ご祝儀袋は本当に忘れないようにしようと思い、脳内で何回も繰り返す。でも今日はそれも忘れずに用意できて会場に向かう。時間も遅れてない。バッチシである。

さて、Aさんやnanuさんもやってきて、そのほかの皆さんもいて、準備をしましょうというところで、あぁ~~~、やっぱりやらかした!何もしない訳が無い私。。。用意したお金の中に社員の会費を別に用意してたが入れてなかったのだ。
無ければ全部精算できなくなるので、急いで家に戻る事にした。

しかしバスは来ないし、いっそのこと歩くか・・いやそんなことしてたら遅れる・・・そうだ、nanuさんに車を借りようと思って、会場に戻ると丁度ZENさんに会った。
かくかくしかじか、今から家に戻らないとお金がありません、と言うとZENさんが「それいくら?」と言い、コンビニでおろしてくるから待ってろと言う。ZENさんサマサマでお金を借りる。(どうもありがとうございました)


こうしてお金はどうにかなったが、実はこの日はこれだけでは済まなかった。
用意したイベントの領収書・・・この但し書きをなんと「納涼会」のまま直すのを忘れていた。気がついた時はもうこれから受付開始と言う時間だったので、もうどうにもならない。

Aさんとnanuさんも開いた口がふさがらす・・・「しょうがないよ」と言うばかりだった。
「気が付いて連絡してきた会社には後で送り直しましょう」と私は答えた。

「渡す時に言うかな」と一瞬nanuさんは口にしたが、「・・・いや、やめとこ。」と言った。
今、目の前に並んでいる全ての領収書が「納涼会」なのだ。気が付いた会社にだけ後で謝って送りなおした方がいいだろうと三人で誓う。
nanuさんは「今ちょうど涼しいし(納涼会でも)いいんじゃないか。」とまで言ってくれた。

そして受付は始まった。
人々は会費を払い、誰もが納涼会の領収書を手にして会場に入って行った。ここでは慌しく誰も気が付かない。

イベントの後で北澤に会い、立ち話がてら「(亡くなった)お父さんにだんだん似てきたわね」みたいな話をした。北澤は「そうですか」と言うと、他の誰やらから「さっきの司会で某来賓さんの名前を間違えてたな」と突っ込まれていた。

北澤はあちこちの突っ込みを交わしながら「いいんですよ。」と私に開き直り、「B型ですから。」と言う。
「そういう失敗はどうにかなりますよ。」と言う。
「どうにかなりますか。」と私が言うと、「終わってしまえばどうにかなるものです。」と言う。

よっぽどこの瞬間、「実は今日の領収書、納涼会にしちゃったけれどどうにかなりますよね。」と言おうと思ったが、社会人として恥だと思ったので止めておいた。

でもあそこでそう言ったらきっと北澤も大爆笑してくれたに違いないと今思い出して(彼にはそういうギャグが通じるのだ)、言えばよかったと思う。・・・いやそんな場合ではない。今日からきっと電話ジャンジャン来るかもしれない。社長が取らない事を祈るばかりである。(でも今さらしょうがないさ、B型だもの。)