私が群馬県で中学時代を過ごしていた頃は、誰も塾になんて行っていませんでした。そもそも塾なんてものがあったの?という感じです。東京都はその頃から内申書(調査書)がありましたが、群馬も内申書というものもあったのかもしれませんが、高校入試の合否にはほとんど影響していなかったはずです。
今のV模擬などでは、内申点と模擬試験の点が縦・横のマトリックスになっていて、内申点と試験の点の関係が明らかですが、私の中学時代の模擬試験では、試験の点だけで合格判定が出ていましたから。
そんな牧歌的だった群馬県も、今では内申書なるものが受験に関係しているようです。そう言えば、6歳年下の妹が高校受験する時、私は東京に出てきていましたが、妹は学習塾に通っていました。既にその頃から、変化は始まっていたのかもしれません。
上の娘が高校受験の時は、娘自身が行きたい高校がはっきりしていたので、塾の先生が一つ落として安全なところをと勧めても聞く耳を持たず、必死に勉強していたので、あまり心配することもなく、娘も第一志望に合格しました。
ところが、倅の方は、なかなか大変です…。おかげで、娘の時に比べて、結構受験制度に詳しくなりましたが、私が受験制度に詳しくなっても、どうなるものでもありません。おまけに、今年は娘の大学受験もあります。気が付けば、いつの間にか11月。あと2~3ヶ月の勝負です。本当に気が揉めます。