八王子市散田町在住のスポーツ好き親父の戯言!

八王子市の学童野球チーム散田ドラゴンズ元管理人(2007年3月~2016年2月)のブログです。

所詮、サラリーマンに勝ち目なし。

2011年11月18日 23時24分40秒 | プロ野球・高校野球

球界のドン・ナベツネに清武球団代表が反旗を翻した時は、巨人にどんな地殻変動が起きたのかと思いましたが、何のことはない、今日、清武代表が解任されて、あっけなく泥仕合は幕を閉じました。ナベツネも元はサラリーマンですが、今やオーナー社長のような老害大権力者で、対する清武氏は球団代表と言っても、所詮はサラリーマンで勝ち目がありませんでした

 

そもそも、サラリーマンが権力者に勝負を挑むには、何らかの目論みや勝算がなければ出来るものではありません。だからこそ、何かの地殻変動が起きているのかと思ったのですが、どうやらそうではなく、単なるサラリーマンの反乱(反抗)に過ぎなかったようです

 

清武さんは一体何を恃みに反旗を翻したのでしょうか。大仰な記者会見を設定してマスコミに公表したのは、小泉総理の郵政解散のように世間を味方に付けようとしたのかもしれません。しかし、残念ながら、球界には選挙はありません。また、本人が思ったほど、人望もなく球団内での支持も広がらなかったようです。

 

選手たちに何の罪もありませんが、こうしたゴタゴタがまったく影響しないわけはありません。老害ナベツネ、サラリーマン清武もどっちもどっちです。選手を主役にした改革をすべきでしょうが、ナベツネがいるうちは無理でしょうね。

 

今シリーズ、バックネット裏で王球団会長と孫オーナーが和やかに談笑しながら暖かくチームを見守り、勝利してからは、孫オーナーはベンチに出向いて、選手たちを労っていました。解説していた野村元監督が感に堪えないといった風で「ここまでするオーナーはいませんよ。これが今年のソフトバンクの強さですね」と言っていました。

 

この試合で登板した育成出身の山田大樹投手も、一度自由契約になりながら王球団会長の後押しで今があるそうです。そして、誰かが殊勲打を打ったり、ファインプレーをしたり、見事に抑えると、ベンチの選手も一丸となって、誰かを称える強さがあります。ベンチ、フロントを含めて、チームが一丸になると、これだけ強いということでしょう!そうしたことを知らしめるためにも、ソフトバンクにがんばってほしいですね! 

 

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埋め合わせ。

2011年11月18日 22時22分59秒 | 指導・育成のうんちく

昨日の日本シリーズ第5戦、ソフトバンクが勝負を決めた8回のことです。

 

2対0で終盤を迎え追加点がほしいソフトバンクは、本多、内川の連続安打で、無死一二塁となって、4番小久保を迎えました。中日としては絶対に抑えたい場面で、3ボールとなりましたが、次の球は何とかストライクとして、3ボール1ストライク。そして、次の高めの明らかなボール球のコールは何とストライクとなりました?!小久保が高めの球に反応して、身体を沈めたのが逆効果だったようです。

 

そして、3ボール2ストライクから、チェンが投じた第6球は、内角をえぐるいい球で小久保は手が出ず(?)、スタートしていた本多も三塁送球でタッチされ、三振ゲッツーかと思いきや、何と小久保への第6球はボールで四球となり、当然本多も三塁セーフで満塁となりました。そして、この後、松田死球、多村2点タイムリーでソフトバンクが突き放す展開となる、決定的な場面でした。

 

まさか、その前の第5球目のボール球をストライクと判定した埋め合わせをしたのかなと思っていたら、まさに同じタイミングで解説の野村元監督が同じことを言っていました。球界の生き字引のような野村元監督が言うんだから、プロの世界でもそういうことがあるんでしょうね。

 

そう言えば、普通なら審判に食ってかかってもおかしくないくらい良い球だったのに、チェンも、谷繁も、さばさばしていました。その前の球が明らかにボールだったと、バッテリーが一番よく分かっていたからでしょうね。

 

野球規則の「審判員に対する一般的指示」には次のようにあります。 

審判員は自己の決定について、誤りを犯しているのではないかと疑うようなことがあってはならないし、また、たとえ誤りを犯したとしても、埋め合わせをしようとしてはならない。」

 

人間ですから、ミスを犯すこともあります。しかし、審判はそれを取り消すことは出来ません。それを埋め合わせたいという気持ちが働くこともよく理解できます。しかし、埋め合わせをしていては、きりがなくなりますし、判定への信頼性が著しく低下してしまうからこそ、ルールではない、上のような心構えが書かれているのでしょう

 

余談ですが、今回の判定の発端となった小久保の高めのボールへの反応ですが、そういう審判を欺こうとするプレーに対してはストライクをとると、野球規則で定めれば、今回のような「穴埋め」は減るのではないでしょうか。実際、少年野球でも、高めのために身体を沈めることは多いですが、判定しづらいものです。微妙なレベルでやれば技ですが、何事もやりすぎはよくないと思います。

 

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今日のジョグ

 3.3km  17分40秒

 

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