清武球団代表のナベツネへの反乱で幕を開けた巨人の内紛劇は、予想通り泥仕合の様相を呈しています。
85歳の老害のナベツネから見れば、小僧っ子の清武球団代表の諫言に耳を貸すはずもなく、処分は保留ながら(本当は問答無用のクビにしたところでしょうが、それでは清武代表の指摘通りになってしまうので、ワンクッション置いたのでしょう)、激しい反論をしました。
一方、報道では清武代表が編成面で原監督にも相談しない独断専行があったとされています。橋上戦略コーチや秦コーチの件も原監督に相談はなかったとのことですし、今年さっぱりだった外国人の補強も清武人事だったそうです。ここだけ聞くと、清武代表もどうなんだと思ってしまいます。
そして今日、この騒動の発端となった、江川卓氏のコーチ起用について、ナベツネが言ったように非公式ながら原監督の口から出たものであることを、監督自身が認めたそうです。
これを見ると、清武球団代表対ナベツネという構図だけではなく、清武対原監督という構図もあるのではないかと伺えます。
星野監督の日本代表時代のお友達内閣がダメだったのは成績で明らかですし、楽天での田淵ヘッドも???でした。原監督のスタッフも、ある意味で身内のスタッフです。
そういう意味では、腰掛ではなく、球団代表に取り組んでいたらしい清武氏が、お友達ではなく、人物本位の人材を送り込もうと、監督に相談なく、橋上氏らの人選を進めたのかもしれません。
そういう狙いでしたら、理解は出来ますが、やるなら監督と腹を割って話すべきで、その点は拙速でした。その結果、反発した監督がお友達の江川氏招へいに動いたのではないかと思います。
そうした構図だったら、ナベツネさんはこの件に関しては無実かもしれませんが、が、しかし、、自分が指図すれば別に問題ないと、そういう構図に何の疑問もなく乗ってしまうんだから、やはりきちんとマネジメントが出来る人ではありません。
この先この泥試合がどう収束するのか分かりませんが、この三者(二者対一者)が手打ちして、仲良く来年度に迎えるとは思いません。どうなりますやら。
今日のジョグ
予想外の雨でお休み。