今日は仕事だったため、7時過ぎの帰りの電車でワンセグをつけました。すると、ソフトバンクの投手は、背番号34の左腕でした。「WHO?」と思って暫く見ていると、山田大樹と出てきました。山田と言えば、確か育成枠出身の投手では?と思い、家に帰って確認すると、やはりそうでした。育成枠出身で日本シリーズ先発とは、すごいです。
それはさておき、ソフトバンクは、あくまで勝負は第6・7戦と見て、Wエースの和田、杉内を温存したということです。一方の中日は対照的に、初戦先発のチェンが中4日で登板しました。投手力の違いもあると思いますが、中日は勝負に出たという感じでしょうか。
ワンセグで見始めた時は、ソフトバンクが1対0でリードしていました。ワンセグが映らなくなる国分寺の辺りまで行っても、まだ1対0でした。そして、家に帰っても1対0のままでした。ソフトバンクが勝っているものの、これはまたまた中日ペースなのか、という展開でした。
ここでそのまま見たいところでしたが、ジョギングに出かけました。そして、ジョギングから戻ると、2対0となり、何と第3戦に登板した攝津が登板しているではありませんか!そうです、第6戦、7戦の先発が和田、杉内だとすると、好投手攝津の先発はありません。そして、攝津は昨年までは名セットアッパーでした。日本シリーズならではの、見事な選手起用です。
そして、風呂からあがると、8回表を迎え、チェンがマウンドに上がったところでした。当りの出ていない本多がしぶとく二遊間内野安打。そして出塁すると、大きなリードでチェンをゆさぶります。それを見透かすように内川がきれいな右前安打。4番小久保は四球で無死満塁。ここでチェンから河原にスイッチしましたが、結果論ですが、チェンを引っ張りすぎましたね。
代わった河原は、松田にいきなり死球を与え、ソフトバンクは労せず貴重な3点目を挙げました。昨日の中日の無死満塁の場面とは正反対です。続く多村も左前に運び、2点を追加し、遂に得点は5を記録しました。勝負あったです。
ソフトバンクは、8回は昨日に続き森福、そして、9回は初戦、2戦目で沈み、使うチャンスがなかった馬原まで登板させられる、絶好の展開になりました。これで、ソフトバンクが初めて自分たちらしい展開に持ち込み、そして3勝2敗と勝ち越し、王手をかけました。
勝負は最後まで分からないと言いますが、球界屈指の好投手和田、杉内の二枚を擁するソフトバンクが優位に立ったのは間違いありません。中継ぎも、森福、ファルケンボーグに攝津も加わり、馬原も今日投げられました。イライラが募った打線も二桁ヒットで、5得点と、ようやく少しは鬱憤を晴らせたと思います。しかし、リーグ優勝、リーグ1位になりながら、なかなか日本シリーズに出場できなかった鬱憤は、日本チャンピオンになってしか晴らすことは出来ません。連日、ネット裏で観戦する王球団会長のためにも、ぜひ日本一になりたいところです。
一方、花道となる落合監督にも、勝たせたい気持ちもあります。中日に残された道は、投手陣がどれだけ踏ん張れるかでしょう。次は当然、エース吉見でしょう。吉見で勝つ前提で、次に誰が投げるかというと、中継ぎで既に登板している、幻のシリーズ完全男山井が適任ではないかと私は思います。
いずれにしても、緊迫した試合展開の良いシリーズを最後まで盛り上げてほしいと思います。がんばれ、ソフトバンク!がんばれ、中日!
↓ 両軍の健闘に!
今日のジョグ
4.2km 25分34秒