近鉄バッファローズ元監督の西本幸雄氏が心不全で死去したそうです。親分肌の名監督です。死去の報を聞いて、一瞬えっと思いましたが、年齢を見ると、91歳です。
91歳では仕方ないですね。しかし、往年の名選手、名監督が亡くなったり、年老いていくのを見るのは寂しいですね。
昨今の球界は、長嶋茂雄、王貞治、野村克也という重鎮にながらく頼ってきました。長嶋、王は病に倒れ、野村はやる気満々でしたが、球団に追われました。寂しいことですが、世代交代は仕方ありませんし、むしろしないといけません。
実社会もそうですが、高齢者の年金もらい過ぎが話題になっているように、少子高齢化で、高齢者のボリュームが大きいために、中堅層がなかなか存在感を発揮できません。
今の球界でも、原監督、岡田監督などは50代ですが、かつての三原、川上などの大監督が辞めた時の年齢とそう変わらないはずです。三原、川上などは、すでに老人に近い印象があり、大監督といった風格が漂っていましたが、原、岡田監督などはまだまだ若々しいですし、私と同い年の西武・渡辺監督などは、頭は寂しいですが、青年監督と言ってもいい雰囲気です。
別に彼らが老ける必要はありませんが、かつての大監督に比べると、軽々しく扱われているような気がします。退任する落合監督は、風格があったように思いますが、横浜の身売りで名前が取りざたされている、工藤公康、桑田真澄など、もっと若い世代もどんどん出てきて、球界を盛り上げ、もっと監督の地位を高めることも必要ですね。
寂しいですが、人間いつかはこの世から消えてなくなります。後の世代がしっかりと道をつないでいかないといけませんね!
今日のジョグ
4.7km 29分04秒