ゴールデングラブ賞、ベストナインに続き、今日両リーグの新人王が決定しました。セントラルリーグは巨人の澤村投手、パシフィックリーグは西武の牧田投手でした。順当な結果ですね。
澤村は、勝ち星こそ11勝11敗と、過去の新人王受賞者と比べ見劣りしますが、防御率2.03は立派ですし、投球回数200回超は、セ・リーグでは、64年高橋重行(大洋)以来、47年ぶりだそうです(両リーグでは90年の野茂以来)!
新人王は、一度しかチャンスがない賞です。獲得するのは本当に栄えあることです。王、野村、イチロー、松井、桑田などの名選手も、新人王を獲得していません。高卒新人にはちょっとハードルが高い賞でもあります。
一方で、新人王を獲得したからと言って、その後の野球人生が約束されるわけではありません。その後、鳴かず飛ばずなんて選手もいなくはありません。山口鉄也、松本哲也、長野久義、澤村拓一と史上初の同一球団から4年連続で新人王受賞者を出した巨人ですが、松本哲也選手は今季まったくの不振で出番がありませんでした。
ずっと記録に残るだけに、その後の成績次第では非常につらくもなるかもしれませんが、やはりプロになるような選手は、これを励みにして、もっともっと飛躍してほしいものです!
おめでとう、澤村、牧田!がんばれ!両選手!