津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

細川邸義士切腹図

2007-07-09 16:32:49 | 歴史
 ご厚誼をいただいているサイト「赤穂義士資料館」を主宰される佐藤氏の、ブログ「おきらくごくらく」に興味ある内容を発見した。「細川邸義士切腹図」とある。私が承知しているこの「切腹図」は、大石内蔵助を介錯した安場一平家に伝わるというものだろうと思うが、さすが佐藤氏は他にもいろいろご覧に成っておられるようだ。この絵は熊本藩士右田才助が書いたものとされ絵師であるとされてきたが、私は右田家の先祖附をみて些か腑に落ちぬ思いを持っていた。今般の佐藤氏は、永青文庫(熊本大学所蔵)の「浅野内匠頭殿家来之内御預ヶ人一途之御控帳」の記録と、「切腹図」の相違を指摘されている。大意は「右田氏の作とするのは疑わしく、時代も下ってからのものだろう」というのである。大変説得力のある御説で「わが意を得たり」という想いである。内容はブログを直接ご覧いただきたい。 
       http://ameblo.jp/satomako/ 「おきらくごくらく」
私はひそかに、後年安場家の方が先祖の名誉の為に、絵師を頼んで書かせたのではないかと思っているのだが、如何・・・
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大雨の被害

2007-07-09 10:18:30 | 熊本
 熊本の大雨の被害のニュースが全国に流れているようですが、熊本市周辺部では雨も小康状態になり、まずは一安心といったところです。大きな被害が出た美里町は平成16年11月、旧中央町と砥用(トモチ)町が合併して出来た新しい町です。今回の被害は旧砥用町、霊台橋という美しい石橋で有名な山間部の町、特に山あいに入った処です。山を越えると旧泉村(現・八代市)で平家の落人伝説で有名なところです。1時間に85㎜もの雨が降ったといいますから、今度の被害もうなずけますが、幸いなのは死者が出なかったことでしょう。私は昭和28年の大水害がトラウマになって、標高の高い熊本市東部に住んでいて、市内中心部の事がよく分からなかったのですが、熊本市を貫く白川が後1メートルほどで危なかったと聞いて、思わず身震いをしてしまいました。福岡や四国の方では深刻な水不足が報じられていましたが、先ずはこちらも一安心と言ったところでしょう。被害に見舞われた皆様にお見舞いを申し上げます。そして当方にもお見舞いをいただいた皆様に御礼を申し上げます。
 www.yado.co.jp/hasi/kumamoto/midorik/reidai/reidai.htm
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