津々堂のたわごと日録

爺様のたわごとは果たして世の中で通用するのか?

松橋町竹崎

2012-01-14 23:30:26 | 史料

   http://record.museum.kyushu-u.ac.jp/mouko/index.html

五六年ぶりに松橋町竹崎(熊本県宇城市)を訪ねた。元寇襲来絵詞の製作者竹崎季長の出身地である。
国道三号線から東に当たる旧道から、さらに東に入った小高い所にその生誕の場所といわれるお寺があった。
この地域は海東と呼ばれる。かっては有明の海が近くまで入り込んでいた。海の東側だからそう呼ばれていたのであろう。
このような地域にすごい人物が生まれたものだと感慨を新たにした。

それにしても我が想いを伝えるため鎌倉まで出かける勇気が凄いではないか。そしてこのような絵図を残すとは又々凄いではないか。

最近、元寇(げんこう)の沈没とみられる体が、長崎県松浦市の鷹島沖で見つかった事が報じられた。
こんな話は大変興味ふかくわくわくさせてくれる。
http://www.youtube.com/watch?v=iNZ_h-QBiOc

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落語「井戸の茶碗」

2012-01-14 09:57:10 | 徒然

 昨日のNHKのEテレは、「日本の話芸」で柳家さん吉が落語「井戸の茶碗」をやっていた。
この噺はなかなかTVでは見る機会もなく、しばしTVの前で拝見と相成った。
主人公の町人と武士、そして細川越中守さま、それぞれの人がその言葉つかいやトーンで絶妙に語られてゆき人物像が描き上げられてゆく。
落語という世界の奥の深さを感じる好演だった。

                   http://ginjo.fc2web.com/33idonotyawan/idonotyawan.htm

高木某なる人は架空の人物であろうが、「細川家家臣略系譜」をのぞいたりしてみる。
あのおだやかなしゃべり方をされる越中守さまは、何方なのだろうかと推理してみたり、落語の楽しみ方も私流である。

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