朝の散歩では、行きかう人もあまりいないから、マスクの必要もないと思っているが、たまには人と出会うこともあるし、又防寒にも良いのでマスク装着で毎日歩いている。
寒の入りに合わせる様に寒くなった熊本だが、マスクをしていると寒暖の差が出来てマスク内に露をうつことになり、一度きりで廃棄となる。
それに呼吸困難になりそうで気を付けなければならない。
我が家にはなぜか、コロナ前から数十枚のマスクのストックがあり、不便もなかった。
マスクを持たずに外出をして、度々数枚入りの新しいものを購入したりしているから、ストックが減ることもない。
また新しいマスクを取り出そうとしていたら、下の方から「安倍のマスク」が顔を出した。
記念に取っておこうと私の分だけここにおいていたのだが、不愉快さがめらめらとしてくる。
安倍氏が思いがけなく退任し、後任の菅氏もコロナに翻弄され、長期政権かと思っていたら、打つ手が後手/\になっている。
コロナが政権を揺るがすことになるのかもしれないが、政府は国民を守ってくれるのだろうか。
マスクを配って赤恥を描いた安倍氏だが、菅氏は後手にならない本格的な対応を願いたいものだ。
熊本も感染者の増加に歯止めがかからず、知事は九州各県と連携して「緊急事態宣言」の発出を求めようとしている。
今年もまた、うっとうしい年の初めとなった。
先日外出の折、購入した「現代語訳・墨夷応接録」が面白い。日本側の対応というものを資料として初めて読むことができた。
税込み・2,640円が安いのか高いのか、これは読む人の心持の問題だが、お読みになる事をお勧めする。
2年4か月前の発刊だが、全く知らなかった。私はよい買い物をしたと思っている。
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
日帳(寛永六年霜月)十三日~十八日
|
| 十三日 加来二郎九兵衛
|
有馬刑部狩山ヲ検 |一、有馬刑ア、御狩山を見廻申、今日戻被申候、
分報告ス |
鹿六七十頭 |一、田川長五林ニ、鹿六七十ほとノ足あと御座候由申候事、
| (馬ヶ嶽)
猪七八頭 |一、京都郡馬かだけニ、猪七つ八つほとゝ見え申候事、
| (入覚村、京都郡)(藪)
|一、にうかくやふニ、猪四つほと見え申候、
| (長尾ヵ、京都郡) (等覚寺、同郡)
|一、永野・めかくじ・とかくじ、此三藪ニ、二つ三つほとつゝ足あと御座候、但、何も猪也、
| (谷村ノ内、同郡)
| (規矩郡)
|一、貫山ニ、猪四つほと足あと御座候事、
| (規矩郡) (黒)
|一、門司山ノ内くろ川ニ、猪、大猪とも三つ居候事、
鹿二十頭 |一、同はた山ニ、鹿廿斗、外ニ猪四つほと居候事、
| 右之分見及申通、申候事
|
| 十四日 安東九兵衛
|
江戸ヨリ飛脚 |一、夜前、江戸ゟ御飛脚弐人、山田市左衛門尉与野上九右衛門尉・明石源左衛門尉与小寺太左衛門罷
稲葉一通書状留守 | (一通)室、三斎女・多羅
居宛 | 下候、稲葉民ア様御留守居稲葉左馬助・大脇武兵衛所へ、民ア様ゟ御書被遣候、則今朝飛脚両
| 人に持せ遣申候、
| (延俊)室、幽齋女・加賀
木下延俊書状留守 |一、木下右衛門太夫様御留守居恒川将監所へ、右衛門様ゟ御書参候、是又御飛脚両人ニ持せ遣申候事、
居宛 |
|一、我々へ之 御書、頂戴仕候事、
| (細川光尚)
光尚付中間小頭 |一、御六様へ被進之御中間小頭之儀、上田忠左衛門尉ニ申渡候事、
古市宗安路地者ノ |一、古市宗安被申候ハ、御路地就詰申所ニふるき畳か、うすへりか、五六枚被下候かし、板間ニ居
詰所ニ古畳カ薄縁 | わく
ヲ求ム 畳奉行ニ | 申す事めいかり申候間、如此ニ候由、被申候、吉田源七郎ニたつね、左様ノふるき似相敷もの候ハ
調達セシム | ヽ、渡させ可申由、申候事、
|
| 十五日 安東九兵衛
|
三斎書状忠利宛 |一、三斎様ゟ 殿様へ被進之御文箱一つ、三宅清助ニ渡、差上せ申候、拙者共言上之文箱は、白井兵介
| (山城愛宕郡)
| ニ渡申候、此文箱共御迎舟着候而も、 殿様御上着おそく候ハヽ、吉田ニ居候御掃除之者両人ニ持
| せ、殿様へ懸御目候処まて参候様ニ、被申付候へと、京都衆寺嶋主水かたまて、状にて申遣候也、
|
| 十六日 加来二郎兵衛
| (加室、周防大島郡)
忠利ヘノ迎舟ヲ残 |一、三宅清兵衛登城にて申候ハ、昨日限ニ、御舟苻残上せ申候由、被申候、又かむろへ被遣御小早、
ラズ出船セシム | 只今罷下候、未様子ハ不承候、是へ御使上り可申候、此小早も早々上せ候へと、兵介・善右衛門
| 申置候間、上せ可申由申候、又長崎ゟ御舟戻候候ハヽ、是又上せ候へと申置候、一両日中ニさへ
| 参候ハヽ、上せ可申由、申候事、
加室ニテ破舟ノ米 |一、かむろにて破損仕候舟之処へ、被遣候小頭孫兵衛罷帰候、米弐百俵上り申由、申候事、
二百俵上ル |
蔵子ノ上リ屋敷ヲ |一、御蔵子彦七上りやしき、櫛野長三郎・御中間加介与小介・天野久兵衛、此三人にて望申ニ付而、
望ム者ニ抽籤セシ | くし取申付候処、御中間少介とりあたり申ニ付而、遣候事、
ム |
米打ニ横目ヲ命ズ |一、御米打せ候横目ニ、天野久兵衛申付候事、
|
| 十七日 奥村少兵衛 (菊原)
| 幷如庵
飯銅石寺長崎ヨリ |一、飯銅上右衛門尉・石寺加兵衛、長崎ゟ罷帰候、其舟ニ 三齋様へ少峯〇ゟ上申糸壱まる、幷ふた
帰着ス 三齋へ | のあふら弐壺乗上候を、則持せ、中津へ進上仕候也、
少峯等ヨリ進物 |
糸 豚ノ脂 |
|
| 十八日 安東九兵衛
|
木下延俊老臣書状 |一、木下右衛門太夫様御内恒川将監・山田蔵人所ゟ、式ア少輔殿へ参候書状壱通持せ、進之候也、
松井興長宛 |