豊田といってもトヨタではなく、日野市にある中央線のトヨダ駅である。
所用があって実に久しぶりに足を運んだところ、駅前の回転寿司屋が、セブンイレブンに化けていた。以前何度か食べていて、そこも良いかなと思っていたのだ。そんなわけで、何か昼食を取ろうと歩いていて、「訶訶庵」(かかあん)という蕎麦屋を見つけた。
注文したかき揚げ丼の上には、かき揚げではなく、野菜天がいくつも載っていた。アレレと思いじっと見ると、かき揚げは、その下に隠れていた。そんなかき揚げ丼ははじめてだ。もちろん旨かった。
ところで、もっと足を延ばすと、「さくら町」がある。小西六が国産初のカラーフィルム・さくらカラーを製造していたことからつけられた地名であり、いまも、コニカミノルタの事業所がある。写真好きにとっては聖地のようなものだ。