マー坊のあしあと。

ランニングと食べ歩き中心の生活履歴

旧東海道を行く 四日市宿~石薬師宿~

2024年04月13日 | 旧東海道を行く

◆43番目 四日市宿

 

川を越えて四日市宿に入りました。

すぐに目に入ってきたのはこの老舗お菓子屋さん。

 

  

笹井屋さん なが餅と言えば。。。名前は知らなくてもこのビジュアルは御存じですよね?

私もなが餅というのとこの商品が結び付いていませんでした。

なが餅、何度も食べたことあります。

 

資料館がありますがこちらはもともと問屋場だったとのこと。

本陣、脇本陣についてはよくわかりませんでした。

 

 

道標を過ぎていきます。

 

アーケード通りになりました。

このアーケードを抜けて右手に行くと近鉄四日市駅があります。

そしてその先には人気のたい焼きやさんがあります。

食べたかったですが10人近く並んでいたのでパスしました。

 

 

日永一里塚跡 江戸から100里にあたります。ここまで400km弱です。

 

 

ここにも一本の松。名残の一本松です。大事に育ててほしいですね。

 

 

 

日永の追分 東海道と伊勢路の分岐点です。


日永の追分について

 

  

 

杖衝坂 説明では箱根峠に次ぐ難所とありましたが、鈴鹿峠は?薩田峠は?と聞きたくなりますね。

東海道を歩いたことを無い人が説明板を書いたのでは??

 

101番目の一里塚、采女一里塚跡

 

◆44番目 石薬師宿

 

石薬師宿に入ります。

 

静かな通りです。今のところ特に何もありませんが。。

 

 

 

本陣跡がありました。敷地が大きいからなのか?2つも説明板がありました。

 

徳川家康の思案橋 本能寺の変後、伊賀越えをしてここまで来た家康公は思案し、

四日市宿に向かったようですね。

 

 

石薬師宿の名前の由来である石薬師寺

 

 

大きな木が植わっています。周りに何もないので目立ちますね。

 

 

石薬師の一里塚でした。江戸から102番目。

 

この辺りで石薬師宿から外れるようですね。

庄野宿に向かいます。

 

で、庄野宿の入口に到着しましたが16時を過ぎておりここまでとしました。

庄野宿を走るのは次回に。

本当は亀山まで行きたかったのですが、思ったよりも早く脚が痛んだのが影響しました。

 

 

 

庄野宿から最寄りのJR加佐登駅 こちらで名古屋まで戻りました。



◆旧東海道を行く
  第1回:2013年2月17日(日) 日本橋~品川宿~ 川崎宿~神奈川宿~ 保土ヶ谷宿~戸塚宿
  第2回:2013年3月3日(日) 戸塚宿~藤沢宿~平塚宿~ 大磯宿~小田原宿
  第3回:2013年2月9日(土) 小田原宿~ 箱根宿~三島宿
  第4回:2013年5月3日(金・祝) 三島宿~沼津宿~原宿~ 吉原宿~蒲原宿
  第5回:2013年5月4日(土) 蒲原宿~由比宿~興津宿~ 江尻宿~府中宿~丸子宿
  第6回:2013年5月5日(日) 丸子宿~岡部宿~ 藤枝宿~島田宿~ 金谷宿~日坂宿
  第7回:2013年12月21日(土) 日坂宿~掛川宿~袋井宿~ 見附宿~浜松宿~舞坂宿
  第8回:2013年12月22日(日) 舞坂宿~新居宿~ 白須賀宿~二川宿
  第9回:2022年5月28日(土) 二川宿~吉田宿~御油宿~ 赤坂宿~ 藤川宿~岡崎宿
  第10回:2022年5月29日(日) 岡崎~池鯉鮒宿~ 鳴海宿~宮宿・七里の渡し
  第11回:2024年4月13日(土) 宮宿~七里の渡し~桑名宿~ 四日市宿~石薬師宿~



『旧五街道を行く』
   ◆旧東海道を行く 日本橋~
   ◆旧中山道を行く 日本橋~
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   ◆旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
   ◆旧甲州道中を行く 日本橋~



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旧東海道を行く 宮宿~七里の渡し~桑名宿~

2024年04月13日 | 旧東海道を行く

約2年ぶりの旧東海道を行く!です。

前回は熱田神宮近く、宮宿側の七里の渡しで終了。

ここから桑名宿の七里の渡し船着場まで舟で行ければ良いのですが、そうはいかないので

陸路を進みます。そのルートは下記。

 

小さな河川をちょこちょこ渡った先、木曽川・長良川・揖斐川と木曽三川を越えていきます。

 

 

木曽川 川の真ん中で三重県に入ります。

 

 

 

途中で和菓子屋さんがあり立ち寄り。長島二万石なんですね。河口ということで貝類がたくさん取れたのでしょう。

こちらでは名物「はまぐり最中」を購入、いただきました。

 

続いて長良川。

 

土手を挟んで揖斐川が平行に流れています。遠くに見えるのが桑名宿。

 

◆42番目 桑名宿

 

ということで25kmくらいで桑名の七里の渡しに到着です。

 

船着場

 

櫓 これは桑名城の一番外側に位置し、防御に備えたものですね。

 

船着場から城周辺は桑名宿で宿場町。

本陣跡と脇本陣跡が船着場すぐのところにあったようです。

 

 

左は本陣跡で小料理屋のようでしたが右の脇本陣跡は更地になっていました。

 

 

旧東海道四日市方面へ南下していきます。途中左手に桑名城跡があるのでそれます。

 

徳川四天王の一人、本多忠勝公。この桑名を治めていました。

 

このように城跡は公園として整備されています。

このなかをゆっくりと回りました。

 

浮島となっているところ

 

 

天守台跡 小さいですけど。

 

桑名城城壁 石垣がしっかりと残されています。入り江になっていて漁船もたくさんあり

ちょっと水は汚れてますね。

 

船着場から南下してT字路になっているところを右折。この先で宿場町も終わりかな。

 

 

道標はどこに接地されていたのか不明のようですが移設されてここにあります。

 「左 江戸  右 京いせ」

 

 

この付近はこのように東海道の案内がついていてわかりやすいです。

ちなみに四日市市に入ると小学生の作?木製の看板がところどころ設置されていました。

ただ「東海道」と表記され、「旧」ではないんですよね。

国道1号は「いちこく」「いちごう」と呼んでいるんでしょうかね。

東海道に旧も現もないということかな。

 

 

立場跡

 

町屋橋跡 今は少しずれて橋が架けられています。

 

 

この辺りから常夜灯がたくさん出てきます。

東海道というのもありでしょうが、伊勢道であるというのが大きく影響しているのでしょう。

 

 

一里塚跡 桑名から来て最初の一里塚。名称は何だろう??

 

近鉄線を越えたところ 東海道はこんな雰囲気で続いていきます。

 

またまた常夜灯です。大きいですね。

 

 

富田の一里塚跡 近くの小さな川に架かる橋も一里塚橋という名。

ひっそりと碑が建っています。

 

 

また常夜灯です。撮っていないのもありますから相当数です。

 

東海道の雰囲気(写っている常夜灯は上のと同じ)

 

 

またまた常夜灯。八幡常夜灯。やはり説明板に伊勢参りのことも記載されていますね。

 

 

かわらづの松 一本残っている街道筋の松。この先も残してほしいですね。

 

川にあたりました。そこに三ツ谷の一里塚跡がありました。

 

さくらが満開(散りはじめ)でした。

この海蔵川を越え、次にある三滝川を渡ると四日市宿に。



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旧東海道を行く 三河・尾張国境~鳴海宿~宮宿・七里の渡し

2022年05月29日 | 旧東海道を行く
尾張国に入って最初の一里塚です。


 

 

阿野一里塚

こちらは来迎寺一里塚同様に両の塚が残っています。


 

桶狭間古戦場

当時は東海道が整備されていないため、鎌倉道を進んで沓掛城から大高城・鳴海城へ向かって街道筋から離れた

湿地帯で谷のようになっているこの場所に入ってきました。

そこで織田信長軍の急襲を受け、今川義元は討ち取られたということです。


 

今川義元が討たれた場所とされています(実際はどうかはわかりませんが)


 

今川義元の墓(もちろん身体がここに眠っているわけではありません)


◇間の宿 有松

桶狭間古戦場からすぐ近く、宿場ではありませんが昔ながらの景観を維持している有松を通過します。













有形文化財 服部家の住宅・蔵








このようにたくさん昔ながらの住宅が残されています。






竹田家住宅 こちらも有形文化財






岡家住宅 こちらも有形文化財


 



有松一里塚 これは復元です。なので両に塚を模したような形で作られています。

江戸から87里。

有松宿を過ぎていきます。


◆40番目 鳴海宿

 

この常夜灯から鳴海宿に入っていきます。




鳴海宿について






桝形から宿場の雰囲気を




鳴海城跡のところに高札場がありました。




 

鳴海城跡 桶狭間の戦い際には今川軍の岡部元信が入城していました。


 

鳴海宿本陣跡




右のお店、問屋場。もともと問屋場跡だったのでしょうか?









丹下町常夜灯 ここが鳴海宿の西口。








笠寺の一里塚 片方しか残されていませんが立派な塚です。


 



山崎の長坂




この橋を超えたあたりから宮宿でしょうか。



◆41番目 宮宿



宿場の雰囲気はありませんが。




宮地区について 41番目の宿、唯一の海上舟渡しなどで街道随一の賑わいを見せたとのこと。

そんなで進んでいくと熱田神宮近くを通って、蓬莱軒本店の前を通ります。

※以前伺った際には目の前の道が東海道であるとか、先に会場舟渡し場があるなんてみじんも思いませんでした。

すると本日のゴール地点が見えてきました。






熱田湊常夜灯






舟着場 ゴール!











舟着場周辺は旅籠屋なども集まり賑わっていたようです。


次、海路を行くのか陸路を行くのか。どうしますかね。



◆旧東海道を行く
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旧道街道を行く 岡崎宿~池鯉鮒宿~三河・尾張国境

2022年05月29日 | 旧東海道を行く
「旧東海道を行く」再開2日目ですが




岡崎宿から宮宿の宮の渡し(七里の渡し)まで走ってきました。32km。


◆38番目 岡崎宿

二十七曲がりも二十五を通過し、この先2か所を残すのみ。




八丁味噌の看板から再開です。


 

八丁味噌 合名会社大田商店 ⇒ (株)まるや八丁味噌

岡崎市八帖町(旧八丁村)で作られた味噌。

大田弥治右衛門家を由来とする「まるや八丁味噌」と、早川久右衛門家を由来とする「カクキュー」の2社が始まりだそうです。




矢作川 岡崎宿から外れます。






若き日の秀吉(日吉丸)と蜂須賀正勝(小六)が出合った言い伝えで作られたものです。


 

松並木


 

一里塚跡




鎌倉街道について

江戸幕府による東海道の整備がなされる前は京から鎌倉へ向かう道がありました。これが鎌倉街道。

東海道と重なったり横切ったり、似たルートをたどって鎌倉に通じていたようです。

⇒この先で桶狭間の合戦場も訪問しますが、今川義元軍は鎌倉街道を進軍したようです。


 

茶屋とつくところには昔茶屋があったはずなのですが現在は特になし。




東海道側から




本堂側から




永安寺の雲竜の松の説明 とても立派な松でした。


 

 

知立の松並木 池鯉鮒宿の外れにあたります。約500mに渡って残っています。




池鯉鮒宿へ この界隈の説明がされています。


 

元禄の道標




町並み




2つの塚の間に建っているのは公民館です。








来迎寺の一里塚 2つとも塚が残されています。

東海道で2つの塚がきちんと残されているところは少ないと思います(何しろ8年以上前のことなので覚えてない…)


◆39番目 池鯉鮒宿


 

 

松並木のところに池鯉鮒宿をアナウンスする碑がありました。

京まで41里。150km強となりますね。

そして江戸から84里ということで2/3を通過したことになります。




池鯉鮒宿近辺の案内板


 



知立松並木








ここは馬の市が開かれていたところのようです。




左の細い道が旧道。歩いていらっしゃる方がいますね。








池鯉鮒宿本陣跡


 

知立古城跡 今は公園です。




池鯉鮒宿の西側の説明板






この川で池鯉鮒宿は終わりです。






昔から残る建物のようです。市の重要文化財とかになっていないのかな??






この橋が三河と尾張の境となる橋のようです。なので境橋。




尾張に入ります。



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旧東海道を行く 藤川宿~岡崎宿

2022年05月28日 | 旧東海道を行く
3分割しましたが、藤川宿ではいろいろあり長くなっています。


◆37番目 藤川宿




藤川宿に到着です。左の細い道が旧道。


 

藤川のここからの距離?本陣からの距離?この辺りはあいまいながら東海道の6割以上になりました。

岡崎まで一里半、6km前後と近づいてきています。








東棒鼻 人の通行をチェック。これは平成になって復元されたようです。

なぜか東棒鼻の説明が2つもありました。






藤川宿の説明と歌川広重の描いた藤川宿東棒鼻

東と西の棒鼻間の距離は約600mほど。






曲手 一般的には桝形で通っているクランク状の道


 

宿場の町並み


 



問屋場跡








本陣跡






高札場

本陣のところに高札場がありました。




東海道と藤川宿の説明。37番目の宿場、あまり大きくなかったことなどが記載されています。








脇本陣跡






西棒鼻跡 東があれば西も復元されていますよね。

ここで藤川宿は終わり。


 

東棒鼻で記載されていた江戸・京への距離表示と同じです。

本陣を起点に書いているのかな?






藤川宿の一里塚跡


 

この先、松並木


 




ちょっと脇道にそれます。








時代劇テレビドラマ「大岡越前」でも「大岡裁き」でも有名な大岡越前守忠相さんも3年いた西大平藩屋敷。


旧街道に戻ります。


 



大平の一里塚 江戸から見て左側だけとなっていますが塚がしっかりと残っています。

大事に保存してもらいたいですね。

そしてこの一里塚、江戸から80里。

この先、岡崎宿・城下へ入っていきます。


◆38番目 岡崎宿

今日の最終目的地。ようやく到達です。ちょっと脚が痛くなってきています。






岡崎城下は城を守る意味もあり、桝形だらけ。

これが27もあるので「二十七曲がり」と名付けられています。

高級な石にそれを表記したのでしょうが、鏡のようになって非常に見づらいものになっています。

これに関して設置した自治体は何も思わなかったのでしょうか??




曲がり角にこのような目印があります。

一部無くて迷子になりましたが。でも助かりました。


 

本陣跡




くねくね進んでいくと岡崎城をぐるりと遠く回っていくようになっています。

名鉄線の高架下に到着。名鉄線2つが交差しているところ。ここで終わりにします。

八丁味噌の工場から先を明日走ります。


以前行ったことのある岡崎城にもう一度立ち寄りました。



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旧東海道を行く 赤坂宿~

2022年05月28日 | 旧東海道を行く
◆36番目 赤坂宿


 

見附跡 ここから宿場です。






本陣跡




赤坂宿の町並図




高札場




旧旅籠大橋屋(鯉屋)

こちらを除くと中からボランティアの方が出てきて資料をくれました。

私はマスクを外して走っていたので入らずでしたが先方が出てきてくれて距離を取って話しかけてくれました。

ここを旅する(歩く)人は多かったがコロナで激減して少し寂しい状態だと。

説明してくれた方も旧東海道をところどころ歩いたり、旧中山道を歩いたりしたそうです。

そうすることで説明にも幅と奥行きが出てきますよね。

これからも頑張って~




脇本陣跡




旅籠と脇本陣の説明






陣屋跡(代官所)

この先で赤坂宿も終わりです。

御油宿と近いこともあり、そこまで大きくない宿場です。


 

長沢の一里塚跡


 

一里塚の先に小学校がありました。昔城だったとのこと。


 

旧道の風景


 

本宿入口

ここは幕府が指定した宿場町ではなく、赤坂宿と藤川宿の間の宿です。




本宿の説明




これをくぐって本宿に入ります。






この近くのお寺さんに幕末の新選組組長近藤勇の首塚があるとのこと。






法蔵寺 門と本堂

左手奥に進むとありました。






近藤勇の首塚


さて街道に戻りましてすすみます。




本宿道路元標




本宿の説明


 

一里塚跡






宇都野龍碩邸と長屋跡






ここで本宿は終わります。



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旧東海道を行く 二川宿~吉田宿~御油宿

2022年05月28日 | 旧東海道を行く
8年半ぶりに「旧東海道を行く」を再開です。

再開初日は




33番目の二川宿から岡崎宿・城下を走りました。43kmほど。






二川宿(JR二川駅前)からスタートです。


 

クロマツ跡 若い松が植えられています。往時ほどではなくとも大きく育ってほしいですね。


 

飯村一里塚跡






秋葉山常夜灯 三河内での常夜灯は秋葉山となっている常夜灯が多数ありました。


◆34番目 吉田宿・城下






東惣門 ここから宿場・城下に入ります。夕刻になれば閉められるところです。


 

江戸から74里 この先から桝形になっています。


ここで吉田城址に寄り道しました。


 

吉田宿の問屋場跡


 





本陣跡 今はうなぎ屋さんです


 

脇本陣跡 本陣のはす向かいくらいの場所です。

先に見えている若松園という和菓子屋さんでおまんじゅう2種を購入していただきました。

※写真撮りましたがピンボケで…残念!




豊川に架かる豊橋。地名の由来でしょう。

この橋のたもとに






昔は宿の外れであったこと、豊川の水運を活用して栄えたこと、高札場でもあったようです。


 

下地一里塚跡 江戸から74里…ってあれ?さっき吉田城下でも74里と書かれた碑があったな。






子だが橋 祭り日、最初に通る若い女性を生贄にする習慣があった中、その年の役の方が待っていると

最初に通ったのが何と我が子。「我が子だが…」と神に奉ったということでこの名がついたと。

そんなことできますか??






 

伊奈村立場跡(茶屋本陣跡)


 

伊奈一里塚跡 江戸日本橋から75里






こちらも秋葉山と書いてありますね。


◆35番目 御油宿


 

御油一里塚跡 江戸から76里

この辺りから御油宿になるのでしょうか。




東海道と姫街道の追分


 

御油宿の高札場跡






御油宿の中心部 現在はイチビキさんの工場がありました。






御油宿について

御油宿はそこまで大きくないというか隣の赤坂宿との距離がとっても短いので

2つで一つ的な感じだったのでしょうか。

この先に有名な御油の松並木があります。




松並木が始まるところに御関札立掛け場跡がありました。

参勤交代の大名行列が通る前から告知され、通過の際などに無礼が無いようになど注意喚起の意味もあったとか。




御油と松並木の説明


 

 

松並木 立派な松がたくさん。今後もこの景観を維持してもらいたいですね。

この松並木を抜けると赤坂宿となります。



◆旧東海道を行く
  第1回:2013年2月17日(日) 日本橋~品川宿~ 川崎宿~神奈川宿~ 保土ヶ谷宿~戸塚宿
  第2回:2013年3月3日(日) 戸塚宿~藤沢宿~平塚宿~ 大磯宿~小田原宿
  第3回:2013年2月9日(土) 小田原宿~ 箱根宿~三島宿
  第4回:2013年5月3日(金・祝) 三島宿~沼津宿~原宿~ 吉原宿~蒲原宿
  第5回:2013年5月4日(土) 蒲原宿~由比宿~興津宿~ 江尻宿~府中宿~丸子宿
  第6回:2013年5月5日(日) 丸子宿~岡部宿~ 藤枝宿~島田宿~ 金谷宿~日坂宿
  第7回:2013年12月21日(土) 日坂宿~掛川宿~袋井宿~ 見附宿~浜松宿~舞坂宿
  第8回:2013年12月22日(日) 舞坂宿~新居宿~ 白須賀宿~二川宿
  第9回:2022年5月28日(土) 二川宿~吉田宿~御油宿~ 赤坂宿~ 藤川宿~岡崎宿
  第10回:2022年5月29日(日) 岡崎~池鯉鮒宿~ 鳴海宿~宮宿・七里の渡し



『旧五街道を行く』
   ◆旧東海道を行く 日本橋~
   ◆旧中山道を行く 日本橋~
   ◆旧日光道中を行く 日本橋~
   ◆旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
   ◆旧甲州道中を行く 日本橋~



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旧東海道を行く 白須賀宿~二川宿

2013年12月22日 | 旧東海道を行く
◆32番目 白須賀宿


白須賀宿はやはり潮見坂(汐見坂)が描かれたようですね。



マップが看板になっていましたがあまり昔のものは残っておりません。


 
潮見坂公園跡 信長公などもここからの景色を楽しんだようで



確かに良い景色です。


 
曲尺手


 
本陣跡


 
脇本陣跡



問屋場跡


 
白須賀宿の町並み あと家の間に槇が植えられているのは火防のためとか。高台に移ったことで風が強く当たり火事が悩みになったようです。


 



この辺りで白須賀宿も終わり


 
宿を出ると小さな川が流れていましたが、ここが國境。遠江から三河に入ります。

※実際に静岡県と愛知県の県境になっています。


 
わかりづらいですが一里塚跡



榎を植えていたであろう塚が辛うじてわかるかな。



◆33番目 二川宿


二川宿に入っていきます。


 
木戸があったであろう場所。一里塚跡。



二川宿の町並み



古い家も目につきます。



描かれている柏餅が食べたい…店は現存するのか?

ここは商家を再現するための工事中。平成27年に出来上がるようです。


 
東問屋場跡 ということで西問屋場というのもあったようです。


  
この宿でも昔の屋号をつけていますね。このようなことを行っている宿場は案外多い。


 
脇本陣跡


 
本陣跡 資料館になっているので立ち寄ってみました。


 
本陣機能の部分と旅籠としての部分。かなり大きなお屋敷で。

本陣運営というのはかなりお金がかかるようで、また火事に見舞われたりすると没落する家もあるとか。

この二川宿の本陣は3家が担ったようです。



高札場(復元、こんな所にはなかったよ、たぶん。資料館入口のところだもん)


 
本当はこちらに高札場があったようです。

こちら中原屋さんも気になるところ。のちほど引き返して…


 
二川駅 今日はここまで。

当初予定は次の宿場の吉田宿(豊橋)まででしたが、明日のこともあるし帰りの運転もあるので。



◆旧東海道を行く
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五街道シリーズ
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旧東海道を行く 舞坂宿~新居宿~白須賀へ

2013年12月22日 | 旧東海道を行く

昨日日没のために真っ暗写真だった「舞阪駅南入口」交差点から再スタートです。


 
いきなり立派な松並木



浪小僧像



舞坂宿に入ります。



◆30番目 舞坂宿

 
見附石垣




 
常夜灯・一里塚跡



舞坂宿の風景


 
本陣跡


 
脇本陣は資料館として見学もできます。

ちょっと入ってみました。


 
一番奥に上段の間、一行で一番偉い人が入る部屋ですね。


 
風呂。下湯殿と上湯殿ではこのように違ったようです。お偉いさんだと漆塗り。



2階は客間でしたが、駕籠が展示されていました。これに揺られるのもそれは大変であったと思います。


さて舞坂宿は今切渡しということで天候が悪いと足止めされた旅人が泊まって賑わい、

天候が良いと素通りされてしまった宿のようです。


 
舟着き場 大名・幕府公用役人、旅人、荷物で分けられていたようです。


 


北雁木跡 こちらがそのお偉いさんが舟に乗ったところ。



今は道が繋がっていますが、昔はこの弁天島伝いから向こう岸へ舟で渡っていました。


 
こちらが渡り切った先の船着場。新居関所。



中ではお役人の検めとか



外には立場も。



◆31番目 関所が現存する 新居宿


紀伊國屋という旅籠屋が中を見学できるというので寄ってみました。





中庭



2階に旅人用の客間


 


飯田武兵衛本陣跡

隣には


 
疋田八郎兵衛本陣跡



常夜灯が人の家の敷地のようなところに


 
一里塚跡


 
棒鼻跡 一度に大勢の人が通過できないようになっていたとか説があるようです。

このあたりで新居宿は終り。後ろにあるたいやき屋が気になったので買ってみました。

   たいやき平太郎


 
ここも立派な松並木


 
立場跡


 
明治天皇が休憩した場所 9月20日にここ、東京には10月13日。いろいろと寄り道をした?


 
高札場跡と一里塚跡 一里塚のところに一緒に建てられていたんですかね、高札が。



難所、見晴らしの良い「潮見坂」の上り口。

昔はここらが白須賀宿だったようですが、地震による津波被害もあって高台の方へ移設されたようです。


 
距離は短いもののかなりの急勾配です。



振り返ると…



登っていくと説明板がありました。

そこで振り返ると…


 
かなり見晴らしの良い大海原が遠くまで見渡せます。(時間的に逆光だったのが…)



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旧東海道を行く 見附宿~浜松宿~舞坂宿

2013年12月21日 | 旧東海道を行く
◆28番目 見附宿

 
見附宿東方(江戸方)木戸跡




 
見附宿ご案内~!



こんな碑も建てられています。


 
問屋場は銀行に。



脇本陣は塾に。



本陣跡


 
旧見附学校


 
脇本陣跡 大三河屋門



見附宿メインストリート



脇往還 姫街道への追分



西方木戸跡 見附宿もここまで


 


遠江国分寺跡


 ここらあたりでちょうど中間点のはずだが…???(何もなかった)


 


宮之一色一里塚跡 自動車販売店の敷地になっていました。


 
天竜川越え


 
天竜川を渡した舟橋跡



舟橋跡あたりから見た天竜川


  
旧東海道を西に進みます。


  
本坂通(姫街道) 安間追分で一里塚もあったようだが現存しない。


 
立場跡 この不思議な形に伸びた松が気になって。。。


 
馬込一里塚跡 向こう側に見えるインドカレー屋が気になる。



◆29番目 東海道最大級の宿場町 浜松宿

 
佐藤本陣跡


 
杉浦本陣跡


 
川口本陣跡


浜松宿は6本陣からなった大型宿場町も、再開発の中で残されているものは無く、残念。



陽が傾いてきました。もうすぐ夕暮れ。先を急ぎます。


 
江戸から六十六里目の一里塚跡


 
江戸から六十七番目の篠原一里塚跡


 
高札場跡



舞阪駅南口入り口交差点 この先「舞坂宿」となりますが、真っ暗になったのでここで終了。



JR東海舞阪駅から掛川駅まで戻りました。



◆旧東海道を行く
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