マー坊のあしあと。

ランニングと食べ歩き中心の生活履歴

旧日光道中を行く 今市宿~鉢石宿・神橋

2012年04月29日 | 旧日光道中を行く
昨年中に終了予定だった「旧日光道中を行く」は土砂降りの雨に見舞われ、10km弱を残して中断しておりました。

その最後の一区間を埋めてまいりました!



JR今市駅を出発!男体山にはまだ少し雪が残っています。



小倉町の交差点で旧日光道中に。ここを左折していきます。



●20番目:例幣使街道・会津西街道のとの追分で賑わった 『今市宿』



ちょっと脇道に。報徳二宮神社へ。







あの「二宮尊徳氏」を祭ってある神社でした。



男体山も遠くに見えますがどんどん近づいていきます…



明治天皇が小休止されたところ。


 
瀧尾神社と旧日光道中の杉並木。この杉並木の中を進んでいきます。



「特別保護地域」「保護地域」の設定があり、杉並木が残っていても国道(舗装路)を通していると「保護」であり、

未舗装や人が歩ける程度の中で舗装しているのは「特別保護」のような感じで指定されて保存するようになっている。


 
杉並木の中。



一里塚?かな。



砲弾打ち込み杉。戊辰戦争の際の砲弾傷が残っているようですが…


 
並木太郎。この近辺で一番美しい杉みたいですね。


 
銀杏杉。



日光七里の明治天皇小休止跡。



山が近づいてきています…


 
明治のころに外国人がこの場所でよく杉並木を鑑賞されていたらしい。座り心地を良くした石で「異人石」と呼ばれている。



東和町交差点付近。鉢石宿の大木戸がこの辺りにあったようです。



●21番目:最終宿場町 『鉢石宿』



駅前に建つ碑



東武日光駅前



山々がもう手の届く範囲まで近づいてきました。



鉢石に入ると「ゆば」「羊羹」「まんじゅう」「たまり漬」の店ばかり。


 
老舗・古い建物が多いのが特徴ですかね。



日光市の郷土センター。この付近に本陣があったようです。



宿場の最後の地「神橋」までわずか360m



宿場最後の地「神橋(しんきょう)」

今でもこの赤い神橋を渡ることができます。渡橋料を取られます。

この日は神前結婚式を上げられたようでこの場所を使用した撮影をされていましたので、

ランパン・Tシャツ&汗かきの私は邪魔になろうかと思って渡るのは断念しました。


 
日光東照宮の方へ進んでいけます。今回はお参りしませんでしたが。



◆番外

 
日光奉行所跡


江戸幕府が整備した五街道のうち最も距離の短い約140kmの旧日光道中を制覇しました。



◆旧日光道中を行く
  第1回:2011年4月10日(日) 日本橋~千住宿~ 草加宿~越谷宿~ 粕壁宿~杉戸宿~ 幸手宿~栗橋宿  
  第2回:2011年4月17日(日) 栗橋宿~中田宿~古河宿~ 野木宿~間々田宿~小山宿
  第3回:2011年5月4日(水・祝) 小山宿~新田宿~小金井宿~ 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿
  第4回:2011年5月22日(日) 宇都宮宿~徳次郎宿~ 大沢宿~今市宿
  第5回:2012年4月29日(日・祝) 今市宿~鉢石宿・神橋



『旧五街道を行く』
   ◆旧東海道を行く 日本橋~
   ◆旧中山道を行く 日本橋~
   ◆旧日光道中を行く 日本橋~
   ◆旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
   ◆旧甲州道中を行く 日本橋~



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旧日光道中を行く 大沢宿~今市宿

2011年05月22日 | 旧日光道中を行く
●19番目:杉並木が多く残る 『大沢宿』


「徳次郎の六本杉」を過ぎると大沢宿に向かっていくことに。



左側歩道を歩いていくと田んぼ脇でこんもりと盛り土。「一里塚?」って思って車道の反対側を見たら

ありました「石那田の一里塚」が。既に樹は植わっていないですが。



田川にかかる「田川大橋」 石灘の大橋と呼ばれていた。

この田川は下流に行くと宇都宮駅前に流れ着く。今朝スタートするときに越えたんだよね。

この辺りでぽつぽつとが降り始めました…



田川を越えて右手には古民家と立派な門が。先の左手には八坂神社。

旧日光道中は緩やかに上りに差し掛かり、またも杉並木が始まったところで、


     土砂降り


になってしまって、この先はゆっくり見ながら走ることできず。



雨に煙る旧日光道中。雰囲気大ありです



杉並木寄進碑 松平正綱が杉並木を植栽して東照宮に寄進したことが記された石碑。

全部で4か所にあるらしい。日光神橋から…ここは一番端(入口?)で境石と呼ばれる。

寄進碑を過ぎるとほどなく「大沢」の交差点。

直進すると「JR下野大沢駅」だが、雨もになったのでもう少し進むことにしました。

 (さっきの土砂降りは何だったんだ



大沢交差点を右折したあたり。この辺が宿の中心だったみたい。



●20番目:例幣使街道・会津西街道のとの追分で賑わった 『今市宿』



大沢を抜けるとすぐに「水無の一里塚」が。ここも両サイドともに塚・樹が残されている。

本来なら原道は車道というところだが、車道より一段高い杉並木の外側にトレイルな歩道がある。

雨が降ったので靴は…ぐちゃぐちゃ



一里塚のある杉並木を通り過ぎて振り返ったところ。



先もこのようにトレイルな歩道が残されている。



森本の交差点。左手から国道121号のバイパスが。右前に見えるのは杉並木と旧日光道中。



森本交差点から旧道に入ってほどなく奇妙な樹が。

  「桜杉」

どちらかわからないけれど、朽ちはじめたところに生えてきたのか?一つの木のように育っている。



立派な杉並木の中を進んでいく。

たまにこの杉並木の中を車が来るけれど、一方通行だし特に危険は感じない。

だけど杉並木を保存していくことを考えると、車の通行は禁止してもいいような気がする。



追分地蔵 ここは「日光例幣使街道」との追分でこの名がついたらしい。



こちら方面が「日光例幣使街道」でやはりこちらも立派な杉並木。いつかこちらの方も走破しようかな。

※日光例幣使街道:中山道倉賀野宿を発して、玉村→伊勢崎→太田→足利→佐野→栃木→鹿沼と通って日光に着く。



小倉町の交差点。JR今市駅へはここを左折。

霧雨になったし、体も冷えてきたので目的地まであとわずかながら断念し今日はここまで。



◆旧日光道中を行く
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  第3回:2011年5月4日(水・祝) 小山宿~新田宿~小金井宿~ 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿
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旧日光道中を行く 宇都宮宿~徳次郎宿~大沢へ

2011年05月22日 | 旧日光道中を行く
「旧日光道中を行く」シリーズの第4日目。今日の目標はゴール地点の「日光神橋」にたどり着くこと。

さて前回の終了ポイント「追分」までウォーミングアップがてらジョグで移動。



●17番目:宇都宮城下の宿場で日光道中・奥州道中の追分 『宇都宮宿』



奥州道中との追分地点から再開です!



いきなり古民家。かなり年季入ってる。「株式会社」となっていたよ。



桂林寺 蒲生君平公の墓がありました。



本殿 お墓をダイレクトに撮る気にはなれなかったですね。

ではルートに戻って、



勝善神碑



宇都宮市街地でもこのような石蔵と立派な家屋が散見されます。



「宮環上戸祭」を越えると街道の雰囲気が一変。両サイドの並木が茂っています。



上戸祭の一里塚。28番目。これは日光向きで左手の塚。右手にも残っていました。



杉並木がしっかりしているので暑くなってきても木陰を走ることができます。

歩道が車道とセパレートされているから安全。(本来の日光道中は車道の方だと思いますが)



●18番目:上中下と長い区間 『徳次郎宿』

「とくじろう」と書いて「とくじら」と呼んだりするらしい。

今の人たちは「とくじろう」って呼ぶのかもしれないですけど。



一番最初に目に入った「徳次郎」という文字はこちらの建物の看板。営業しているのかな?

ここで下徳次郎に入っていく。



日光までの距離も随分と縮まってきました。



高谷林の一里塚。29番目。思えば遠くへ来たもんだ(笑)

こちらの一里塚も両サイドの塚が残っていますが、説明板付は日光向かいで右側のみ。



大谷道との追分。植え込みの中に残されているのに、案内の看板等がない。



追分を過ぎると「徳次郎」交差点に。昔の宿場は「中徳次郎」にあたるこの辺りが最も栄えていたようです。

今では静かなところであるが…




智賀都神社 県の天然記念物に指定されている樹齢700年の欅が鳥居のすぐ向こうに。

奥に見える社殿は明治に建て替えられたようだが…



神社を過ぎると道のど真ん中に杉の木が残されている。6本。なので「徳次郎の六本杉」と呼ばれています。



◆旧日光道中を行く
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  第3回:2011年5月4日(水・祝) 小山宿~新田宿~小金井宿~ 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿
  第4回:2011年5月22日(日) 宇都宮宿~徳次郎宿~ 大沢宿~今市宿
  第5回:2012年4月29日(日・祝) 今市宿~鉢石宿・神橋



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旧日光道中を行く 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿

2011年05月04日 | 旧日光道中を行く
●15番目:ここも旧日光道中を使って国道整備のため何も残っていない… 『石橋宿』



旧家の門です。国道352号線を過ぎてすぐ左手にありました。



石橋の「本町」交差点です。宿場の中心に入っていきます。



石橋愛宕神社



伊沢写真館。ここが石橋宿本陣跡のようです。

この先にお茶屋さんがあります。



伊沢茶舗。脇本陣があったところのようです。

先に石橋駅入り口の交差点があり、その周辺にも雰囲気のある建物がありました。



赤レンガの塀が印象的です。



開雲寺



古い門も残されています。

あまり何も残っていないということでしたが、旧日光道中は全体的にあまり残っていないですからね。

想定の範疇でした(笑)


さて、このまま国道4号を進んでいくと…これが結構長い。



宇都宮市に入りました。



「Clione」というお菓子屋さんも気になりますが、右にある道路名称をどう思われますか?

   『東京街道』

現在の「日光街道」を進んできた(旧日光道中と重なっている)のですが、国道4号をこの辺りの人は「東京街道」と呼ぶのでしょうか。

ちなみにこのまま進んで国道4号と国道119号に分岐したところでは『日光街道』と表記されてました。



●16番目:宇都宮城下を避ける人たちで賑わったと思われる 『雀宮宿』



雀宮宿本陣跡 碑だけがあり何も残っていません。



雀宮宿脇本陣跡 立派な建物が立ってますね。

この先で右側に雀宮神社が出てきます。



そのお向かいで国道4号は東京からちょうど100kmになります。



※これは「国道4号を行く」ではありません。もちろん「旧4号を行く」でもありません。なのでこの100km標識に意味はないですが…



不動前という交差点に到着。宇都宮市街地に入ります。

もともとはここが追分だったようです。右が旧奥州道中。ただ、本多正純公が整備の中で街道を移設し、

下のようなルートになりました。



赤色が旧日光道中。左上で右折し、すぐに左折するのが『旧日光道中』。そのまま右に直進していくのが『旧奥州道中』。



●17番目:宇都宮城下の宿場で日光道中・奥州道中の追分 『宇都宮宿』


 
蒲生君平公の碑が建っています。菩提寺は宇都宮の北にあるようですが、ここは次回の旅で見たいと思います。



材木町通りを北進。このあたりに木戸があったと思われます。

突き当たりを右に。すぐ交差点(左折しかない)があります。



日光道中と奥州道中の追分を指す説明碑。石道標は残っていないようです。

この辺りは宇都宮城の北にあたり、宿場としても賑わっていたと思われます。

左折していくと宿の外れとなり、日光に向けて緩やかに上る道へと変わるでしょう。


今回はここまで。次回は最終地点「日光神橋・日光東照宮」を目指したいと思います。



◆旧日光道中を行く
  第1回:2011年4月10日(日) 日本橋~千住宿~ 草加宿~越谷宿~ 粕壁宿~杉戸宿~ 幸手宿~栗橋宿  
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旧日光道中を行く 小山宿~新田宿~小金井宿~石橋へ

2011年05月04日 | 旧日光道中を行く
「旧日光道中を行く」シリーズ3日目は小山宿から宇都宮を目指します。


●12番目:小山評定⇒【開運の地】 『小山宿』



小山駅前交差点からのスタートです。

スタートして500mくらいでしょうか、栃木県を代表するお菓子屋の本店がありました。



蛸屋總本店 買い物は帰りに寄ることにしました。


旧日光道中はそのままずーっと道なり。途中で線路を跨ぎます。

「両毛線」でした。なぜ「両毛」というのか、気になっていたので帰宅してから調べてみました。

群馬県=上野国、栃木県=下野国が旧国名として呼ばれていましたが、

   上野国⇒上毛野国、下野国=下毛野国

ということで、2つの「毛」の国を結ぶことから「両毛」となっているようです。為になりますね(笑)


 
日枝神社 樹齢400年とも推定される大欅が3本あります。


 
喜沢東の交差点 道標があり「左壬生道 右宇都宮道」の追分でした。この交差点には「蛸屋茶寮」があります。



その「宇都宮道」にあたる「旧日光道中」ですが、右側の細い道がそれです。


 
旧日光道中の風景



この林の中に「喜沢の一里塚」があります。看板もありませんが、土が盛り上がっているのでわかりやすいです。

道を挟んだ反対側、民家の駐車場にあたる場所も少し盛り土がしてあるので、右塚だったのかもしれません。


  
旧日光道中の風景はこのように新幹線高架下・東北線沿いに出たりします。3枚目の分岐で左前方への道が旧日光道中です。

この先は新田宿になります。



●13番目:地味で何も残っていない… 『新田宿』

区分けがよくわかりませんでしたが、新田宿の本陣跡には門だけが残っています。



「青木」の表札がかかっています。


一旦国道4号線に出て1km弱進むと左に銅市金属工業さんが出てきます。ここから裏道が旧日光道中になります。

そしてこの辺りが新田宿の外れになるようです。


 
車の乗り入れできない道路として再整備されています。旧日光道中である何かが欲しいところですが、なにもありません。

この道は途中でいったん途切れます。整備途中というところですが、迂回してこの道の延長線上を進みます。



こんな住宅地の中になります。この道路もアスファルト塗り直しですかね?



●14番目:一里塚が目印 『小金井宿』


小金井宿に入りましたが、取り立てて宿場の雰囲気がありません。なのでJR小金井駅前に行きました。



そこに展示してあった動輪

結局何もないので旧日光道中に戻りましたが、その先に一里塚が残っています。


  
両サイドの塚が残っているので旧日光道中の道幅もよくわかります。

その先もしばらくはあまり残されていませんが、左手に神社が出てきます。


 
金井神社です。


 
旧家が残されているのはこの2つ(横並びに建っています)ですが、雰囲気はありますね。



この門は小金井の本陣跡に相当すると思われます。

この先は自治医大駅の手前まで、国道4号を進みます。

パーラークイーンエリザベスさんが見えてきたらそろそろ旧日光道中は分岐します。



パチンコ屋さんの看板が目印。ここを左に入ります。


 
左に折れて50mも行かずに田んぼ脇の道を入ります。ここが旧日光道中です。抜けると普通の市道のようになります。

このままずーっとまっすぐ。自治医大駅も過ぎ、突き当たるまでまっすぐ。突き当たりでやや右前方に近い右折をして

国道4号に出ます。4号に出るとすぐに「下石橋」に。石橋宿が近いようです。



◆旧日光道中を行く
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旧日光道中を行く 野木宿~間々田宿~小山宿

2011年04月17日 | 旧日光道中を行く
●10番目:こじんまり 『野木宿』



野木宿周辺の松並木についての説明看板。



宿場入口手前にあった「野木神社」



野木宿木戸跡



野木宿の説明看板。



このあたりもお寺さんがいくつかあります。「満願寺」願いがかないそうな感じですね。



江戸より十七里の一里塚跡。看板だけしかありませんが。


 
この道しるべは日光への裏道のご案内! 旧奥州道中と重複しているだけに宇都宮宿までは往来も多く、

また宇都宮周りは遠くなるためにここからの裏道が利用されていたようです。



小山市に入りました。でも外れのほうですから小山宿まではまだまだあります。その前に間々田宿があるんだった。



桜に続いて梨の花も満開です。

このあたりから石塀や屋根瓦の落下等の地震被害が結構目につくようになりました。

結構横揺れが激しかったと思われます。



歴史資料館のようでした。

この資料館の先。200mも行かないところにひっそりと『日光街道中間地点』にあたる碑があります。



●11番目:城下町の手前・下妻道との追分 『間々田宿』


 
逢いの榎 日光道中中間地点です。

古くはここに大きな榎があったようですが、老木となり国道側に倒れてはいけないとのことで

切られたとのことでした。(通りすがりのおばちゃん談)



乙女屋。小山にあるお菓子屋といえば「乙女屋」「蛸屋」さんですよね。これは別掲で。



間々田宿の本陣跡。


 
造り酒屋「西堀酒造」さん 3年連続金賞受賞みたいですね。


小山市街地が近づいてきました。旧日光道中は直進、現在の国道4号(日光街道)は左方向に流れていきます。



●12番目:小山評定⇒【開運の地】 『小山宿』


 
国道50号をくぐる手前、古民家でフランス料理をやっているところが。珍しいので写真だけでも。。。





 
須賀神社。石灯籠が地震によって崩れてました。


 
結婚式でもやっているのでしょうか。昔の装束を着た方が準備してました。 右は本殿。



小山宿脇本陣跡。明治天皇が東北行脚の際にお休みになったようです。



この通りは「小山宿通り」と名付けられてます。もうすぐ駅前の交差点。



JR小山駅が見える交差点。本日はここまで!

で、小山市役所へ。


 
小山評定跡の碑。上杉討伐に来た徳川家康公が大坂での石田三成挙兵を聞き、今後の対応を協議した。

小山市では「開運の地」として御殿含めて再構築していくようです。



◆旧日光道中を行く
  第1回:2011年4月10日(日) 日本橋~千住宿~ 草加宿~越谷宿~ 粕壁宿~杉戸宿~ 幸手宿~栗橋宿  
  第2回:2011年4月17日(日) 栗橋宿~中田宿~古河宿~ 野木宿~間々田宿~小山宿
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旧日光道中を行く 栗橋宿~中田宿~古河宿~野木へ

2011年04月17日 | 旧日光道中を行く
旧日光道中を行くの2日目は栗橋宿から。



●7番目:関所・利根川越え 『栗橋宿』



栗橋駅入り口からスタートです!


 
すぐに利根川土手に行きつきます。そこには「栗橋関所跡」の碑。

利根川は北からの「入り鉄砲と出女」を取り締まり!

栗橋宿は利根川を越えるための宿場としてこじんまりとしていたようです。



本陣跡?



宿跡?



すぐ近くには八坂神社。桜も今日で最後でしょうか。。。



利根川。こちらの岸近くに関所および問屋場が設置されていたようです。



橋の上で茨城県に。



川を渡って左手に。利根川の渡しからこの道に入って古河宿を目指していくのでしょう。



●8番目:栗橋宿とセット? 『中田宿』


 
と、その前に。中田宿。ここは栗橋宿とセットみたいなものだったようですね。規模も小さい。地名はそのまま「中田」です。


  
お寺さんが多いですね。この3つ以外にもまだまだありました。そういえば栗橋宿にも寺が多かったですね。

基本、旧街道沿いには寺が多いようです。



郵便局もこのような雰囲気に合わせてあります。


 
JR東北本線(宇都宮線)を越えたところ。このあたりは道幅も広く、きっちり整備されてます。旧日光道中を示す碑でしょうか。

風化が進み、剥がれ落ちている部分もありよく読めません。

国道125号を横切り、古河第二高校が右手に見えてきます。

この校庭は要チェックです。



一里塚が校庭の端っこに残っています。フェンス越しに見えます。


 
古河宿に近づいてきました。この辺りには松並木があったことを書いてあります。そのために植樹をしたのでしょうか。

もう少し長くたくさん植えていただきたい。いつの日か立派な松並木になればいいのに。



●9番目:公方様の城下町 『古河宿』


 
ここから古河城址へ入っていけます。御成道ですが、お茶屋さん(お菓子)も数店舗あり。


 
「鮒甘露煮」のぬた屋さん。裏通りにあるのにご立派で。古河のお土産の筆頭でしょうか?


 
古河の街中に来て初めて「日光街道」という表現が。これまではあまり旧日光道中に関するものがありませんでしたし。


 
肴町という名称も付けられていたようで、食べ物問屋・お店が多かったのでしょう。



古河城下本陣跡


  
古河宿の中でクランク状になっているところあり。向こうが見通せなくしてあったようですが、

この界隈を中心に賑わっていたようです。

江戸から来れば右が筑波道。左に折れてさらに先を右に行くと日光道。「よこまち」という…


 
よこまち柳通り  古い建物もいくつか見られます。

この宿場を抜けると左手にヤオコーがあるショッピングモールがありますが、そのあたりで茨城県→栃木県に。

すぐに野木宿になります。



◆旧日光道中を行く
  第1回:2011年4月10日(日) 日本橋~千住宿~ 草加宿~越谷宿~ 粕壁宿~杉戸宿~ 幸手宿~栗橋宿  
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旧日光道中を行く 幸手宿~栗橋宿

2011年04月10日 | 旧日光道中を行く
●6番目:現在は桜の町 『幸手宿』



幸手市に入りました。幸手も宿場町です。そして権現堂の桜が有名です。

道が混んでましたが、ホームセンターへの買い物のほかに権現堂の桜を見に行く人が原因のよう。



市街地に入るとこちらにも明治天皇行在所が。ここが本陣だったのでしょうかね。

このお向かいには…



休憩所、結構な人がいらっしゃいました。花見の帰りなのでしょうか。

東武線の幸手駅への出入りも多いですね。こりゃ結構な人が花見をしている感じ。

旧日光道中沿いには古い建物はあまり残っていませんでした。ただ、古い町だと感じることはできます。



ここは幸手宿本陣和久井家の跡のようです。今はうなぎ屋さん。



権現堂堤の桜と菜の花

ちょっとだけ寄り道をしてみました。

ここはすでに幸手の宿を出たところ。

権現堂川に沿う形で栗橋を目指します。


 
追分がありました。右に行くと筑波。左をそのまま前進するのが日光道。


 
権現堂調整池。右手は県境で茨城県。今日も結構遠くまで、長い距離移動してきたものです。

こちらも桜の木が植えられています。が、人はまばら。落ち着いてお花見するには良いかもしれませんね。



●7番目:関所・利根川越え 『栗橋宿』



栗橋駅入り口。相当疲れたし、日も傾いたので「旧日光道中を行く」の初日はここまでとしました。


この交差点を左折しJR・東武の栗橋駅に向かいます。1km程度あるでしょうか。

駅近くに来ると「静御前の墓」がありました。

まったくの下調べなしでしたのでちょっと驚きです。


  
左から静御前の墓、源義経を供養する碑、静桜





ということで7時間30分ほどをかけて50km進みました。

(長々と…宿場町ごとに記事を書いたほうがいいのかな??? 旧日光道中紹介ブログじゃないからいいか)



◆旧日光道中を行く
  第1回:2011年4月10日(日) 日本橋~千住宿~ 草加宿~越谷宿~ 粕壁宿~杉戸宿~ 幸手宿~栗橋宿  
  第2回:2011年4月17日(日) 栗橋宿~中田宿~古河宿~ 野木宿~間々田宿~小山宿
  第3回:2011年5月4日(水・祝) 小山宿~新田宿~小金井宿~ 石橋宿~雀宮宿~宇都宮宿
  第4回:2011年5月22日(日) 宇都宮宿~徳次郎宿~ 大沢宿~今市宿
  第5回:2012年4月29日(日・祝) 今市宿~鉢石宿・神橋



『旧五街道を行く』
   ◆旧東海道を行く 日本橋~
   ◆旧中山道を行く 日本橋~
   ◆旧日光道中を行く 日本橋~
   ◆旧奥州道中を行く 宇都宮追分~
   ◆旧甲州道中を行く 日本橋~



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旧日光道中を行く 粕壁宿~杉戸宿~幸手へ

2011年04月10日 | 旧日光道中を行く
●4番目:古利根川沿いに開けた 『粕壁宿』



東武線をくぐって少し行けば「一宮」交差点。ここを左折して駅方面へ入っていきます。

やっぱりこの辺りにも何も残っていないようです。



宿場があったことを説明する看板のみ。



千手観音など古いものは限られています。

地名は昔のまま残されているんですけどね。春日部は当時でいうと「粕壁宿」なんで。

この辺は「春日部市粕壁」なんですよ。


 
最勝寺。その境内。ここも桜が満開です。

この寺の手前を右に曲がっていくのが旧日光道中。



大落古利根川を越えると粕壁宿も終わり。

次は杉戸宿。やっぱり途中の道も何も残ってないですね。

ただ黙々と走るのみ。



杉戸町に到着。地球儀が出迎えてくれます。

ラスベガスなどと緯度が同じらしいです。



●5番目:古い町並み 『杉戸宿』



杉戸宿らしきものもあまり見かけませんが、街中にかなり年季の入った銭湯発見。

もうしばらく進むと



看板に「杉戸宿」と表現した店も登場。

ようやく宿場町らしくなるか!?



交差点名が「本陣跡地前」

だけど。。。

「本陣跡」的なものが目に入りませぬ

そしたら



明治天皇が小休止したこと示す碑。どうやらここが本陣だったのでしょうか。


 
旧日光道中沿いには古民家が残ってます。右側なんか、かなりのお屋敷です。

この先で国道4号に合流。

また何も残されていない道を進みます。

あっ、



一里塚跡の看板。看板のみです。

この一里塚跡の説明看板を過ぎてすぐ幸手です。



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旧日光道中を行く 草加宿~越谷宿~粕壁(春日部)へ

2011年04月10日 | 旧日光道中を行く
●2番目:煎餅の町 『草加宿』


 
草加宿入口の碑


 
この辺りも古民家が残されています。公園には日光道中を示す石(日光街道と彫られている)も。

宿場を抜けたところに公園があり、奥の細道を進む二人の像が。

また、この先の宿場名を記したものなどもあります。



せんべいを紹介する公園「おせん公園」


 
札場河岸公園の芭蕉像とおせん公園わきにあった河合曾良像



曾良像のあるところには日本橋からの宿場紹介がされている。目的の幸手まではまだ30kmもある。。。


 
綾瀬川と札場河岸公園の桜。きれいですね。



綾瀬川脇の道は整備されています。


 
昔の風景を戻そうとしているのでしょうか。この橋はなかったでしょうが、松並木は当時の再現かもしれませんね。



脇にはたいやき屋さんが。めずらしく「およげ!たいやき君」を流しながらの営業でした。


 
松並木は結構長く続きます。川向こうにはこのように花が植えられて、ピンク色が非常にきれいです。


 
桜満開、花見で酒を飲んでいる人は例年と比較してもかなり少ないんでしょうね。



酒屋さん。結構古い建物のようです。目の前が綾瀬川、昔は水運で栄えていたのでしょう。


 
蒲生の一里塚。埼玉県内の旧日光道中沿いで唯一残る一里塚とのこと。旧中山道と異なってあまり古いものは残されていないようです。

この先で旧日光道中は県道になります。



越谷市役所の方へ入っていく道が旧日光道中。



●3番目:鷹狩の里? 『越谷宿』


 


このあたりも古民家が多数残されています。

越谷駅を通過し、北越谷へ。


 
元荒川にかかる大橋。そんなに大きくはないですが。この川沿いも桜がきれいです。



元荒川に隣接するように「宮内庁鴨場」があります。今は使っていないと思いますが。

旧日光道中は本当に見どころがないというか、ただひたすらに進んでも昔名残が少ないですね。

いつの間にやら春日部が近づいてきました。



東武野田線



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