日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2011年3月11日 地震、私のケース(前半)

2011-03-15 19:34:44 | ノンジャンル
 今回の大地震で影響を受けた総ての皆さん、無理のない範囲でちょっとファイト出していこう!

 地震は都内のオフィスで受けた。長く、だんだん激しくなる揺れ。ビルの鉄骨がギシギシ軋むのを初めて聞いた。さすがにヤバいと思い「机の下に~!」と声を出し皆で潜り込んだ。こういう時のため日頃から「机の下にモノを置くな」と会社の指導があるのだがこういう日に限って預かり物の大きな紙袋があるマイデスク…マイガッ。幸い落下物も転倒物もなかったが、廊下の壁紙だか漆喰だかに亀裂が入ってた。

 さて帰宅。「二次災害防止のため留まれる人は事務所に留まって」と政府からの呼びかけがあったが社内では「徒歩で帰れる人は早めに帰宅を」と放送があった。明日の予定があるので徒歩帰宅を決意する。前々から災害時の徒歩帰宅には関心があったが、とりたてて準備はしていない。その気になればスニーカーくらいはロッカーに置けるが…

 都道を歩き、国道に出て神奈川県を目指す。順調に歩けて3時間くらいかな?気温が低いのは歩くのに好都合。しかし歩道は人で溢れ、混乱こそないもののペースは上がらない。みな黙々と、会社仲間らしいグループはお喋りしながら(その方が気が紛れて良いかもね)。

 歩いている途中で、少し道を変えれば友人の家があることを思い出した。原付バイクも持っていたはず、うまくすれば借りられないかな?ルートを変更。到着したところちょうど、ガスの遮断機をリセットしようと部屋から出てきたところだった。原付借用を快諾して貰った。やれ嬉しや。友情に感謝!

 が、意外とこれが難渋。道路は大渋滞、すり抜けも意外と車間が狭くスイスイとはゆかず、左端は歩道から溢れた歩行者がおり中央は他のバイクに加え自転車まで走っている始末。こんな時はお互い様なので誰を恨むでもなく、ひたすら注意しながら前進また前進。止まるようなスピードですり抜けしててもあまりふらつかない。昨年の大型二輪教習以来バランスのとり方が良くなったと思っていたが、今日あらためて実感した。友情とあわせ厄介な1日の中であったわずかの収穫。

 結局、会社から友人宅まで徒歩30分+原付1時間弱で帰宅したことになる。が、それで終わりではなかった(つづく)



コメント (3)
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