日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【写真展】 ~警視庁カメラマンが撮った昭和モダンの情景~ 石川光陽写真展

2011-03-24 20:48:36 | 本・映画・展覧会
 4ヶ月の長丁場な写真展、気付けばこの連休で閉幕!油断してたらこれだ。気付いて良かった、ちょうど東京方面へ向かうことにしたので行ってみよう。

 会場が「旧新橋停車場」なので、「昭和モダンの」と謳いつつも鉄道を絡めた写真がメインだろうと見当をつけ入ったところ、必ずしもそうではなかった。もちろん鉄道もある。車両は客車で茶一色、ダブルルーフで機関車はSLが殆どの頃だ。円タクもある、初期のボンネットバス(と言うより乗合自動車)もある。

 だが当時の様子を写した風俗写真も多い。モボ・モガが一般的になった頃。カフェーが流行り始めた頃。そして戦後復興の頃。さほど広くはない会場だがパネルサイズが小ぶりなので展示枚数は多く、見終わっての満足感は高い。

 今より社会は絶対的に貧しい。社会インフラは貧弱で人々の家々は粗末、着ているものは質素でバリエーションに乏しい。なのに人々の表情に憂鬱さは見えない。苦しい顔はあっても「鬱」な気配がないのが現代と決定的に違う。それは、アジア諸国を歩いた人々が抱く感想と似てはいないか。

 これ見て「写真展みてきました」と言うのは正しくない気がする。作画がどうの、技術がどうのではなく被写体や背景なのだから。でも、なぜ石川カメラマンがその被写体にレンズを向けシャッターを切ったのか、単なる記録的使命からだったのかそれとも…と考えれば少しは「名もなき報道写真展」ではなく個人名を冠された本展の意義があるような気がした。

 2011年3月19日 鉄道歴史展示室(旧新橋停車場)にて
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2011年3月19日 【バイク】小さいことはイイこと…かなぁ

2011-03-24 06:49:48 | バイク・自転車
 旅行に出かけなかったので、地震の日の帰宅に借りた原チャリを返しに行こうと。ちなみに型式不明のヤマハJOG。

 本来ならガソリン満タンで返すべきだが、スタンドは大行列。幸い(偶然にも)満タンスタートだったのでまだまだ走れる。このさい給油は許して貰うことにして、せめて外装とメットだけ磨いてお返ししよう。

 オーナーは近所へのアシとして使ってるだけなので消耗品補給(交換)以外は何の手入れもしていないようで、外装はくすみが目立つ。黒いプラスチック部分を、クルマ用のワックスを塗りこみ、布で乾拭きしてゆくと結構キレイになった。タイヤと車体の灰色部分にはタイヤワックスを吹こうと思ったのだが見当たらず断念。同様に黒い半キャップも磨く。おーい幾らチョイ乗りとは言ってもそろそろ買い換えたほうが良いぞーコレ。

 最近は離島で原付を借りることも多く、そのコンパクトさと手入れの簡単さが嬉しいネと思うのだが、さて返却のためいざ走ってみると怖い。来る時は渋滞のすり抜けでスピードも必要なかったが、今日は道路も空いてる。3車線の国道を30kmで走るのは恐ろしい。仕方なくスピードを上げるともうもうと白煙が…ひょっとして壊しちゃった!?やむなくスピードダウン、怖いよ~怖いよ~。すり抜けでは重宝したコンパクトさが空いた道では頼りない存在に思える。車線があまり広くないので追い抜いてくクルマが隣の車線まで動くのも申し訳ないし…やはり細めの道の方が合ってますね。

 「ケムリ出るでしょ」到着するなり友人は言った。それはできれば貸す時に言って欲しかったぞ…たぶんこの原チャ、長いことないよ!?回転数上がると白煙噴くってオイル上がりか?ピストンリング交換くらいで直ればラッキーだけどネ?でもフロントショックはヌケてガタガタだし、アクセルワイヤーも全開にしちゃうと中々戻ってこないし(!)、等々。

 まぁでも、近場をウロウロするにスクーターは最適だと再認識した。今年はちょっと「じぃアク」出動率を増やそうかな。

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