ボランティア先で「お昼に」とおにぎりが出たのだが、外に行ったので食べずに持ち帰った。よし、今晩は現地ボランティアに行ったつもりであと缶詰だけにしよう!ちょっと前に補充した、鯨の大和煮だかがあったよな…キャンプ用のクッカーに入れ暖めていて、ふと先日の新聞記事を思い出した。
鯨?そう、鯨だった。三陸のどこかの港町、鯨の解体工場があって、建物や機械は全部津波で流されてコンクリートの上に作られた巨大な「まな板」(解体台)だけが残ってる。当然、人的損失もあったはず。あれ?この缶詰どこのだっけ…?温まった缶を引き揚げラベルを見る。「宮城県石巻市鮎川」の文字が。あぁ、やっぱり…
たぶんこの缶詰の鯨肉は、新聞に出ていたあの台で切り取られたものなのだろう。そして総てが流されてしまったあの町のどこかで缶詰にされたのだろう。そして、製造に携わった人々、ひょっとしたらこの缶詰に触れた工場のどなたかは、津波に犠牲になっているかもしれない。
百聞は一見にしかず。悲惨な映像を見るより、涙の記事を読むより、これまでで一番被災者のことが胸に迫ってきた。かなり気分が落ち込んだ。電燈を消して、ランタンのか細い灯りで食事した。でもそれって所詮、自己満足でしかないな。雰囲気に浸ってるだけじゃない?もう少し冷静にならなきゃね。弔意のネガティブパワーは復興支援のポジティブパワーに変えないといけない。
鯨?そう、鯨だった。三陸のどこかの港町、鯨の解体工場があって、建物や機械は全部津波で流されてコンクリートの上に作られた巨大な「まな板」(解体台)だけが残ってる。当然、人的損失もあったはず。あれ?この缶詰どこのだっけ…?温まった缶を引き揚げラベルを見る。「宮城県石巻市鮎川」の文字が。あぁ、やっぱり…
たぶんこの缶詰の鯨肉は、新聞に出ていたあの台で切り取られたものなのだろう。そして総てが流されてしまったあの町のどこかで缶詰にされたのだろう。そして、製造に携わった人々、ひょっとしたらこの缶詰に触れた工場のどなたかは、津波に犠牲になっているかもしれない。
百聞は一見にしかず。悲惨な映像を見るより、涙の記事を読むより、これまでで一番被災者のことが胸に迫ってきた。かなり気分が落ち込んだ。電燈を消して、ランタンのか細い灯りで食事した。でもそれって所詮、自己満足でしかないな。雰囲気に浸ってるだけじゃない?もう少し冷静にならなきゃね。弔意のネガティブパワーは復興支援のポジティブパワーに変えないといけない。