日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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【本】寺山修司著 「書を捨てよ、町へ出よう」(角川文庫)

2011-04-06 22:16:01 | 本・映画・展覧会
 これまた読むのは「いまさら」なんだけど。

 演劇にはさして関心がないので、寺山修司という人については何も知らない。「天井桟敷」のどこが凄いのか分からない。そういう者だからこそニュートラルに感想を抱ける…かな?

 個々の表現、心に引っ掛かった部分は飛ばして全体の印象その1、理解するのが難しい。専門用語と言うわけでなく平易な言葉で書かれているのだが、理解しづらい。「しづらい」を通り越して「しがたい」かも。但しその「しがたい」はあくまで"cannot"的な意味で、自分には分からないと言うだけのこと。きっと共感したり心を打たれたりする人も多く、そういう人たちこそが天井桟敷などのシンパとなっていったのではないか。

 印象その2、良くも悪くも昭和。古臭く黴臭く饐えた雰囲気が漂ってくる。現実には決してそんな場所に入り浸ってたわけではなかろうし、寺山その人も朗らかな態度を取ることあったろう。だが内容というより全体的な雰囲気に薄暗さ、非メジャーを感じる。ここでも注釈、「非」であって「反」までは行ってない、少なくとも高らかに宣言してはいない。プイと横向いて、でも無関心ではなくといったひねくれ者の連想させる。

 印象その3、良くも悪くも劣等感。これを東北だ、青森出身だからだと短絡的に結び付けてはならないのだろう。では、あまり幸せそうではない子供時代が影響しているとまとめるのはどうだろう?どうかな。でも確かに、生まれ育った環境は人格形成に大きくかかわると思うので。

 「言葉の錬金術師」と言う世評は本作に当てはまるのだろうか?錬金術師ってどういう意味?もう少しいろいろ読み込んでみないと、どういう人かなんて纏められそうにない。そういう点では印象深い一冊だったかもしれない。

 2011年4月2日 自宅にて読了
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2011年4月2日 【ファーゴ】メンテナンス出場

2011-04-06 06:06:07 | クルマ
 ファーゴのメンテナンス完了、引き取ってきた。行きはまたもや妖精師に要請して…

 細々としたアクセサリ取付やキャンプ用品整理など、車内をきちんとしてなかったのをショップの社長に指摘されてしまった(汗)。以前のように大勢で乗る機会がなくなってしまったので、いまひとつキチンとしようって気にならないんだよね。あと先日のボランティアの際、スライドドアが「暴走」してドアが落ちそうになった時かな?ボディサイドの塗装がざっくりと削られていた…(泣)

 湾岸線の流れが悪い。空いてるんだけど右側までさほど速くないクルマが居て「試運転」できません(やってはイケマセン…)。もちろん煽ったりしなかったよ!でも確かに、高速で巡航速度が5km違うと他のクルマに合わせるのってイヤだもん、仕方ないか。皆わりと前が空いたら左に戻ってるし(いつもそうであって欲しい)。そういう走りが出来るってことは空いてるってことなんだよね。イイネ燃料高騰!

 気になってた全開時の水温上昇はファンクラッチ交換で抑えられたかな?もう少し空いてる時間帯か、山道低速で走ってみないと分からない。始動の遅さは解消されたっぽい。これももう少し気温の低い時、一週間うごかさない後で再評価です。

 やれやれ、ちょっと落ち着いたな。
コメント (4)
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