日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】下川裕治著 「世界最悪の鉄道旅行 ユーラシア横断2万キロ」(新潮文庫)

2012-02-16 22:31:19 | 本・映画・展覧会
 年が明けてから全然本が読めていない。だいたい読書の気分にはムラがあるので、いったん読み始めたら矢継ぎ早に読了、となるはず…とにかく、2月に入ってようやく、今年初めて1冊を読み終えた。

 (新しい友人も増えたので))自己紹介代わりに書いておくと、僕はサラリーマンならではの「尺取虫方式・世界鉄道旅行」を繰り返している。友人カヤノフ氏の言葉にヒントを得、シンガポールから延々とアジアを抜けてロシアのウラジオストクまで、そしてシベリア鉄道でヨーロッパに抜け、イスタンブール、リスボン、エジンバラ等ヨーロッパ各地へ。アジアの一部を除き、鉄路での旅は既につながった。どうしようもないトラブルには遭遇していないが、多少の遅延は日常茶飯事、食糧持参は当たり前。そんな習慣が身についてしまった。

 そういう経験を持つ者にとって、樺太の対岸・ソヴィエツカヤ・ガバニから延々リスボンまでを鉄道で乗り継いでゆこうとする計画は、ルートこそ違えもう一人の自分と言う気すらする。著者のすごいのは僕より年長でありながら僕より遥かにハードな行程をこなしていること、それよりなにより、情報のない西アジア地域に「突撃」していること!時間があるとは言え気力がなければできないよ。

 そう、ここはネックなんだよ!シベリア鉄道ルートでのユーラシア大陸横断を終えた今、僕はシルクロード経由での鉄道旅行を始めようとしている。そのルートはほぼ本書に書かれたルートと重なるが、カスピ海周辺だけがどうしてもプランニングできずにいるのだ。北京からシルクロード特快、アルマトイからタシュケント、サマルカンドあたりまでは何とかなるんだけど問題はその先なんだ。

 自分が乗った区間はそうそう、そうだったと思い(特にウラジオストク⇔ハルビン間の超長時間停車する国際列車)、乗っていない区間については先を越された悔しさを感じる。少し前に読んだLCCによる世界一周より遥かに、本書は自分の関心にマッチし、それゆえ自分との違い(差と言った方が良いか)を感じる。

 例えば、自分の乗車経験を区間ごとに纏めていったら本書のような作品ができるか。バックパックトラベルライターである筆者といち鉄道ファンに過ぎない自分とでは差があり過ぎる。強いて言うなら著者はカメラマンと2人だが僕は一人二役だ!…でもやっぱり悔しい。

 2012年2月2日 自宅にて読了


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2012年2月8日 【音楽】新・さだDAY NIGHT FEVER(第2回)

2012-02-16 19:32:51 | 音楽、ギター、カラオケ
 横浜のお店ココペリ亭の常連TobiさんMCによる「さだまさしトリビュート」!?なイベント。

 三々五々集まってきたお客さん、気づいたらイベントは何となく始まってた(笑)。前回みられなかった「がんばらんば!」のDVDを見て(オーナーは「"さだらしさ"がどこにもない!と酷評)ライブMCのCDを聴いて気分も温まったところで参加者による「一曲披露」開始。以下、Tobiさんの日記より拝借。私は2番手でした。

1:案山子 ゴンゾウさん  ギター/歌/涙  マツイちゃん コーラス 
2:晩鐘  じぃさん    ギター(ソロ含む)/歌  Tobi ギター/歌
3:秋桜  かずよちゃんん ギター/歌
4:奇跡~大きな愛のように~
      アベショー   ギター/歌
5:親父の一番長い日
      アベショー   ギター
      歌 メドレー形式
6:償い  かずま     ギター/歌/ウィスキー
7:北の国から 
      アベショー   ギター
      歌 全員で大合唱!

 例によって事前打ち合わせ不十分でグダグダな出来でしたが、意外にも「声質がさだの歌に合ってる」「歌ウマい!」とのリップサービスを頂き次回への意欲が(笑)。「もっとオンマイクの方が良いですよ」とのアドバイスも頂いたので練習しまっす!

 歌って喋ってしてるうちにあっという間に終了時間。その後もお喋りは続き、今夜もすっかり遅い帰宅でしたが楽しかったなぁ。当日初参加のアベショーさん&tweetyさんの新婚カップルに幸あれ!

 あとは「フォーク&ニューミュージックナイト」の開催を待つ…

コメント (2)
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【??展】宇宙から見たオーロラ展2012

2012-02-16 07:34:25 | 本・映画・展覧会
 これは何て言うんだろう…写真展じゃなく映像展かな、とにかく綺麗。

 やはり、オーロラ観に行ってみたい。今は新しい国ばかり目的地にしているけど、オーロラ見たり、アメリカやカナダやオーストラリアでキャンピングカー借りてドライブしたり、やりたいなぁ…って展示内容と関係ないし!

 とにかく綺麗です。オーロラって薄緑色のイメージを持ってたんだけど、その他にもカラーバリエーションがあって、4種類の発生しかたがあって…なんて学術的解説も適度に難しくバッチリ!コマ送り的連続画像による大オーロラ発生時の映像など、その場に居たら興奮して卒倒するんじゃないかってくらい綺麗。NASA提供の、地球を周回する衛星からのオーロラも凄い。そしてオーロラと共に移りゆく街の灯…アメリカ電気使い過ぎ!

 昨年、調布の施設公開に行った時、JAXAの説明員さんが研究費が少なくてとボヤいてた。その時は「このご時勢、イトカワだろうが何だろうが腹の膨れないものにカネ出せないでしょう、そもそもあなた方どれだけ節約の工夫してるんだ?」と思ったんだけど、こういうイベントを見ると「ま、少しくらいは夢にお金を出しても良いんじゃない?」って思えてくるから可笑しいね。それくらいインパクトある催しでした。

 2012年1月28日 新宿・コニカミノルタプラザにて
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