わずか数冊ではあるがチベットに関する見聞記は読んでいて、でも何でこの本を最初に読まなかったかと後悔するくらいとっつき易く、かつ面白かった。
それにしても川喜田二郎と言えば「KJ法」でしょう。なんでチベットなの?と迂闊にも経歴を知らなかった自分。もともとソチラ方面の学者さんだったのですね。
本書に書かれた探検はもう半世紀も前、それでも河口彗海よりは新しいし、写真も撮られておりリアリティも増している。何より学者のレポートなので(読み物とは言え)記述の正確性が期待できる。
チベットあたり、行って見たいがせいぜいカトマンズとかポカラの町までだろうし、それすら何時いけるやら。半世紀も前にこのような奥地まで踏み込んだバイタリティには感心するしかない。
2013年7月6日 研修先・熱海のホテルにて読了
それにしても川喜田二郎と言えば「KJ法」でしょう。なんでチベットなの?と迂闊にも経歴を知らなかった自分。もともとソチラ方面の学者さんだったのですね。
本書に書かれた探検はもう半世紀も前、それでも河口彗海よりは新しいし、写真も撮られておりリアリティも増している。何より学者のレポートなので(読み物とは言え)記述の正確性が期待できる。
チベットあたり、行って見たいがせいぜいカトマンズとかポカラの町までだろうし、それすら何時いけるやら。半世紀も前にこのような奥地まで踏み込んだバイタリティには感心するしかない。
2013年7月6日 研修先・熱海のホテルにて読了