日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【写真展】日本の新進作家 vol.12 「路上から世界を変えていく」

2014-01-28 23:07:03 | 本・映画・展覧会
 タイトル通りで、今回は5人の作家が紹介されていた。

・大森克己
 震災以降の、桜を入れた各所の風景。特徴的なのは「アメリカン・クラッカーを風景とカメラの間に介在させ、生じるハレーションを意図的に写真に入れ込む方法で撮影されてる」(本展解説パンフより)こと。なのでどれも露出オーバーで桜も景色もボンヤリ。で、それが何?

・林ナツミ
 「浮遊セルフポートレート日記」(同)だそうで、コラージュでないとすれば三脚置いてセルフタイマーして、タイミングを計って「ヤッ」って「浮遊」(けっこう横っ飛びジャンプ)してるんでしょうか。その努力には敬意を表するけど、その場所を選んだ理由、そこに自分を写し込む理由に必然性も偶然性も感じられない。これもやっぱり「それが何?」

・糸崎公朗
 「フォトモ」はフォトモデルの略語だろうか、撮影した写真を厚紙に印刷して「のりしろ」を作り、例えば建物、例えば自動車、そして歩行者みたいな組立式ジオラマを制作。恐ろしく手間がかかった作品である。のりしろ部分は手書き、ちょっとしたコメントなども入りユニーク。

・鍛冶谷直記
 「昭和レトロ」を感じる、風俗と言うかちょっと怪しい系看板のオンパレード。まとまると作品と言えなくもないが、記録写真的な価値を感じた。

・津田隆志
 「全国各地を旅して『あなたがテントを張れそうだと思う場所』に宿泊し、その場所を記録した写真シリーズ」(同)は、テーマとして興味深い。少し離れた場所から、その場所の雰囲気、旅に使った自転車と張ったテント(スノーピークだ)が分かる。公園のあずまやか公共施設の軒下が大半。文章がつけば面白い旅日記になったろう。これが日本の旅人への理解度と訴えるのか。あまり外国人バックパッカーには見せられないかもしれない。

 こうして展示される作家はみな、確固としたテーマを持って作品を制作していることが理解できた。だがそのテーマが見る人の共感を得られるかは別問題だということもはっきりした。「万人の理解を得る芸術などあり得ない」って過去の大人物が言ってた気がするが、誰だっけ。

 2014年1月17日 恵比寿・東京都写真美術館にて
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2014年1月17日 【エセ善人】明るければ良いってものじゃないでしょう

2014-01-28 19:19:33 | エセ善人ねた
 写真展を観に恵比寿ガーデンプレイスへ行きました。クリスマス前後の名物・バカラの巨大ガラスは撤去されていたようでしたが、アプローチは相変わらず眩いイルミネーションでした。

 最近はLED照明も増え以前より消費電力は落ちているというものの、それにしてもこれほどまでにイルミネーションを灯らせ続けねばならぬものなんでしょうか。

 気が付けば街灯も店舗看板も煌々と点いている。世の中とか人々の気持ちを明るくって言うけれど、夜は元々暗いものなんだよ。なぜ暗いものを暗いとして受け止める、受け入れるよう思わないのか。少しでも世の中の消費電力を減らし、原発を使わなくて済むような低電力消費社会に変えて行こうと思わないのか。百歩譲ってクリスマスのいっときならまだしも、とっくに年は明けたんだよ。

 阪神・淡路大震災から今日でちょうど19年。もう少しで東日本大震災から3年。いつの間にか、電力はあって当然の世の中に戻ってしまっているのが無性に腹立たしい光景でした。
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2014年1月16日 【仕事?】オッサンが集うアキバの居酒屋

2014-01-28 07:21:51 | 仕事
 昨年お邪魔した会社の鉄道ファンの寄り合いから、新年会をやると誘われたのでアキバへお出かけ。一度覗いてみたかった「鉄道居酒屋」が会場であります。

 入店とか会計とかお代わりとか、客の色々な行動やメニューは全て鉄道用語や路線名に「翻訳」されており、最初は戸惑うこと必定。まぁ少し大真面目に楽しんでいれば馴れるサ。車掌のお嬢さん方も基本的に鉄道好き、試しに1人に好みの電車とかあるのって聞いてみたら「有楽町線の7000系が、それが東急線乗り入れでxx」と止まらなく、あーハイハイ。良い時代になりましたね(色んな意味で)。店内にはずっと、色々な車窓展望ビデオが流れておりNゲージのレイアウトでカメラ内蔵車両も走り回っています。ひとりで夕飯て感じのお客さんも少なくなかったゾ。

 先日の台湾行の報告をしたところ妙に盛り上り、「秋口まで待ってやるから2泊3日の台湾鉄道ツアーを企画されたし」との指令を頂き、スミマセン私まだ部員名簿にすら載ってないんですがと呟くも相手にされず。それでも日本に限らずあちこちの鉄道に興味を持つ人が居るのは良いことです。

 写真は、残念ながら店の名前にはリンクしてない(笑)盛り合せ用プレート(?)。ちなみに、スタッフの写真はNGだそうですのでご注意を。誰か(私じゃないですヨ)リクエストして断られてました。

 Little TGV:http://littletgv.com/
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