日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2014年11月23日 【バイク】四国弾丸ツーリング(3)

2014-12-05 21:26:29 | バイク・自転車
 四国には林道レベルの国道、通称「酷道」が数多く存在する。最強と思われるのは通称「与作」と呼ばれるR439(ヨサク)だが、今日のルートも地図で見る限り手ごわそう。覚悟は決めてるし時間的ゆとりもある。8時過ぎ、転倒や衝突しないようゆっくり確実に走ろうと改めて思いつつ出発。R55をほんの少し戻ったらもうR193の入口だ。最初は2車線の快適な道、天気も良く晴れてる割には冷え込んでいない。快調に走っていると途中の集落を過ぎた途端にセンターラインなしの林道レベルになり戦闘開始。

 日中は対向車も判りづらく、時節柄落ち葉が多いため前ブレーキは使わぬようレバーに指を掛けず、曲がりくねった区間は20kmくらいで走る。走る。走る。延々走る。今日の目的地・高松までは、四国を横断する山並みを3つ越えなければならない。最初は霧越峠、風情ある名前だ。古来より交易のあった道を少しずつ拡幅してきたと思われ、こんな山中を荷物かついで歩く旅人や馬方の気持ちはいかばかりだったか。下りになってもあまりペースは上げられない。調子に乗ると最後にスリップダウンしたり対向車とぶつかったりするのがオチだ。

 那賀町に降り、R195に当ったところを右折。少しの併用区間を走り左折して再びR193。R195は東西に走る国道で、来年できればこの道を走ってみようかな。再び山に入り高度を上げてゆくとなぜかR193でなく県道253号の表示になってしまったが、間違いはなさそうだ。剣山スーパー林道の入り口があった。オフローダーなら走ってみたい道だろう。Wikipediaによれば「87.7kmの日本最長の林道」だそうだ。途中でテント張りたいロケーションを走りそうだ。県道はいつの間にかR193に戻った。良かった。途中R438と交錯する。これも確かR439と並ぶ「酷道」だと思った。2つめの山地を越え、吉野川が見えるところまで降りてきた。河岸近くを走るR192と併用区間を抜けた美馬市で昼食にした。ここから先は以前ファーゴで走ったことがあり、快適な道であることは分かっている。難関の山越えは3時間ほどだった。

 昼食を摂ってR193に復帰、「道の駅しおのえ」を目指す。ここで現地在住の友人・satoさんと待ち合わせ。クルマもバイクも多数お持ちなので何で来るかと楽しみに待っていたら、何とラビットスーパーフローS601(たぶん・200cc)で来た!(写真)。道の駅の温泉は激混みだったので、satoさんの先導で奥塩江(奥湯)温泉へ行く。これがまた速いのよ、乗り手のせいかもしれないが。温泉のあとは高松空港滑走路の反対側にある「さぬきこどもの国」でYS-11を見たり琴電旧型車を見たりし、お宅にお邪魔してからはガレージで四輪二輪談義。何とかして私をAR125Sに乗せようと画策してらっしゃるが、その手は喰わないんだからねっ!(弱声)

 友人宅泊
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2014年11月23日 【食べ物】徳島美馬・華力

2014-12-05 08:08:45 | 食べ物・飲み物
(後述)
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2014年11月22日 【バイク】四国弾丸ツーリング(2)

2014-12-05 05:54:25 | バイク・自転車
 昨夜は22時半ころ寝たのに、起きたら9時前だった…トイレにも起きず実に良く眠れた。最近ひょっとして自宅より旅先の方が良く眠れてるんじゃないかと思うことすらある(苦笑)。朝風呂に入りのんびり食事をし持ち込んだ雑誌類を読んでいるうちに徳島に着いてしまった。

 旧R55であろう県道120号を小松島まで走り(小松島市内は県道17号を通った)、R55に合流したところで南を目指す。途中でバイパスと交差するが、あくまで旧道を行き雰囲気を味わう。阿南市街を過ぎたところで県道26号に左折。真っ直ぐ南下したのではつまらないと思ったので迂回ルートを採ったのだが、さらに「蒲生田岬」の表示に惹かれ距離も確かめず県道200号に曲がってしまう。

 そこから細い道を進むこと20kmくらいかな?四国最東端の岬に着いた(写真)。この岬の名前を何となく覚えていたので来たのだが、そこはかとなく満足。駐車場の地元のおじさんに「川崎市から来たんか」と訊かれ正直に徳島までフェリーでズルしましたと言ったら、「定年になったらバイクで遍路するとええよ」と笑顔で勧められた。

 細い道を延々と県道26号に戻り、本来進むべき方向へ進む。山中あり、太平洋を望む断崖上ありの楽しい道だがそろそろ夕暮れ。由紀でR55に戻れば良い所をさらに県道25号へ進んでしまい、ひたすら林道レベルの道を行く。ライトなしでは走れない暗さになってしまった。そう言えば予備の電球とかカウル外す六角レンチとか積んでないので、ライトが切れたらハイビームで凌ぐしかない。

 いい加減うんざりし少し後悔したころ日和佐に着いてR55に合流。ホッとしたが国道は国道で真っ暗な中を結構な流れで走る羽目になり、クルマのあとを一定車間で付いてゆくのに必死。それと、事もあろうに家からジャケットを着てくるのを忘れた(レインウェアだけ着ちゃった)ので、暗くなるとちょっと寒い。明日は大丈夫か、ダメならどこかで作業用ジャンパーでも買おう。

 予定よりかなり遠回りしたので海部駅近く(海陽町)への到着は遅くなったが、質素ながら暖かいもてなしでやれやれと落ち着いた。

 民宿海部泊
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