「おひとりさま」と言う言葉が生まれ知られてからだいぶ経った。もともとは結婚しない(できない)適齢期の女性から始まったが本書では範囲を広げ、男女年齢を問わず「独身」と言うくくりで話をしている。その点は釣りタイトルと言えるかもしれない。
独身=ひとり暮らしとは限らず、実家にパラサイトしている層も含まれる。だが圧倒的に多いのは都市部における単身世帯だ。本書は10年ほど前に書かれたものだが、自分の年齢をその当時の統計に当て嵌め、決して特異な存在ではないと知る。そして今のままだと日本は「独身派」の方が「夫婦+子供2人」より増えそうなのだとか。もはや標準世帯って何?だな。
そういう独身派はモノを買わない派が増えている。モノよりコト、たまに買うならキチンとしたもの。そして意外にも思えるのがコミュニティが求められてゆくという展開。「いいね!」だけで繋がる希薄な関係が求められているかと思えば違うのか…確かにシェアハウスとかオーナーの顔が見えるショップとか人気だって言うしな。
でも、それらって確かにそういう流れはあるけれど、マスじゃないのではと思う。アンケートを取ってみると、そういうのを求める声って結構あると思うけど、いざやっているとメインストリームにはならないんじゃないかと言う気がする。主流だろうが傍流だろうが亜流だろうが、自分はトレンドなど気にせず生きたいように生きるけどね。
2020年8月16日 自宅にて読了
独身=ひとり暮らしとは限らず、実家にパラサイトしている層も含まれる。だが圧倒的に多いのは都市部における単身世帯だ。本書は10年ほど前に書かれたものだが、自分の年齢をその当時の統計に当て嵌め、決して特異な存在ではないと知る。そして今のままだと日本は「独身派」の方が「夫婦+子供2人」より増えそうなのだとか。もはや標準世帯って何?だな。
そういう独身派はモノを買わない派が増えている。モノよりコト、たまに買うならキチンとしたもの。そして意外にも思えるのがコミュニティが求められてゆくという展開。「いいね!」だけで繋がる希薄な関係が求められているかと思えば違うのか…確かにシェアハウスとかオーナーの顔が見えるショップとか人気だって言うしな。
でも、それらって確かにそういう流れはあるけれど、マスじゃないのではと思う。アンケートを取ってみると、そういうのを求める声って結構あると思うけど、いざやっているとメインストリームにはならないんじゃないかと言う気がする。主流だろうが傍流だろうが亜流だろうが、自分はトレンドなど気にせず生きたいように生きるけどね。
2020年8月16日 自宅にて読了