標高8,000mを超える山は世界に14座、全てがヒマラヤもしくはカラコルム山脈に属するが、どれだけの日本人がその名を言えるだろう?もちろん誰でも言えるのはエヴェレスト(チョモランマ)、次に言えるのは、少なくとも年配者であればマナスルなのではないか。なぜなら、この山を初登頂したのは日本隊であるから。1956年のことで、記念切手まで発行された快挙だった。
そのマナスルを撮影した写真展、単なる山岳写真と違うのは、上田優紀氏が登山隊に加わって登頂した、その行程で撮った写真であるから。20人ほどもいる隊に参加しての山行は止むを得まい。
展示されている写真は、単なる山の風景写真だけでなく、隊のメンバーが写り込んでいる記録写真が多い。人が入ることで氷河の巨大さ、山脈の壮大さが際立つ。人間がいかにちっぽけな存在であることか。そのちっぽけな存在があんな高山のてっぺんまで辿り着くとは。
2020年9月5日 品川・キヤノンオープンギャラリー1にて
そのマナスルを撮影した写真展、単なる山岳写真と違うのは、上田優紀氏が登山隊に加わって登頂した、その行程で撮った写真であるから。20人ほどもいる隊に参加しての山行は止むを得まい。
展示されている写真は、単なる山の風景写真だけでなく、隊のメンバーが写り込んでいる記録写真が多い。人が入ることで氷河の巨大さ、山脈の壮大さが際立つ。人間がいかにちっぽけな存在であることか。そのちっぽけな存在があんな高山のてっぺんまで辿り着くとは。
2020年9月5日 品川・キヤノンオープンギャラリー1にて