本田勝一だったか藤田和夫だったか、ヒマラヤ(パキスタン)遠征の話の中でかの山塊がどのようにして造られてきたか…みたいな話から著者の名前を知ったと記憶している。
「新しい」と書かれた本書が刊行されたのはほぼ50年前、決して新しくなさそうだが一方で地球における気の遠くなる年月の造山運動から見ればまさにフレッシュな著作である。この間、地学界ではどのような論調の変化があっただろうか。
誰もが一度は、世界地図を観て五大陸は1つにくっつけられると思ったのではないか?本書は素人にも判るように世界の大陸や海溝、海山が成立した原理を解説している。前半の大陸に関しては比較的わかりやすい。しかし地磁気や熱流量の話はちょっと、うーん。でもマントルが固体でありながら流れていると言う説は何となく解るんだよなあ、不思議だ。
鉱物や岩石にあまり興味はないが、プレートテクニクスや海水の大循環といった壮大なストーリーは好きなんです。
2020年8月22日 作業待ちのバイク用品店にて読了
「新しい」と書かれた本書が刊行されたのはほぼ50年前、決して新しくなさそうだが一方で地球における気の遠くなる年月の造山運動から見ればまさにフレッシュな著作である。この間、地学界ではどのような論調の変化があっただろうか。
誰もが一度は、世界地図を観て五大陸は1つにくっつけられると思ったのではないか?本書は素人にも判るように世界の大陸や海溝、海山が成立した原理を解説している。前半の大陸に関しては比較的わかりやすい。しかし地磁気や熱流量の話はちょっと、うーん。でもマントルが固体でありながら流れていると言う説は何となく解るんだよなあ、不思議だ。
鉱物や岩石にあまり興味はないが、プレートテクニクスや海水の大循環といった壮大なストーリーは好きなんです。
2020年8月22日 作業待ちのバイク用品店にて読了