日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】上田誠也著 「新しい地球観」(岩波新書)

2020-09-03 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 本田勝一だったか藤田和夫だったか、ヒマラヤ(パキスタン)遠征の話の中でかの山塊がどのようにして造られてきたか…みたいな話から著者の名前を知ったと記憶している。

 「新しい」と書かれた本書が刊行されたのはほぼ50年前、決して新しくなさそうだが一方で地球における気の遠くなる年月の造山運動から見ればまさにフレッシュな著作である。この間、地学界ではどのような論調の変化があっただろうか。

 誰もが一度は、世界地図を観て五大陸は1つにくっつけられると思ったのではないか?本書は素人にも判るように世界の大陸や海溝、海山が成立した原理を解説している。前半の大陸に関しては比較的わかりやすい。しかし地磁気や熱流量の話はちょっと、うーん。でもマントルが固体でありながら流れていると言う説は何となく解るんだよなあ、不思議だ。

 鉱物や岩石にあまり興味はないが、プレートテクニクスや海水の大循環といった壮大なストーリーは好きなんです。

 2020年8月22日 作業待ちのバイク用品店にて読了
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2020年8月23日【バイク】YBR125(FI#2)チェーン&タイヤ交換1回目

2020-09-03 06:00:00 | バイク・自転車
交換時:9,040km
走行距離:9,040km
タイヤ(F)DUNLOP K527A 3.00-18(純正2.75-18)
タイヤ(R)DUNLOP K388 90/90-18(純正サイズ)
チェーン EK 428SR-120L(118Lに詰めて装着)

 北海道を走っているうちにリヤタイヤが殆どつるつるになってしまい帰宅早々オーダーしたが、これが難航した。大前提として、純正装着のCSTは対象外、これYBR乗りの常識(それくらいダメってことだ)。ではリプレース用と言うと、フロントの同じサイズはミシュランしかなく、それが国内在庫なし。試しにアマゾンでも調べたが入荷時期未定と出た。
 仕方なくワンサイズアップで探すが、作業を依頼する用品店ではフロント用もしくは前後兼用と謳っているタイヤでなければ作業不可とのこと。ワンサイズアップでも、チューブレスかつ前記条件だと殆ど選択肢なし。リヤは少ないながらも純正サイズで候補があった。フロント、リヤそれぞれ候補を列挙し、同じメーカー、同じレベルのタイヤで組み合わせると解は2つしかなかった。その1つでオーダーしたが、現物入手はお盆明けまで待つ必要があった。もう1つは前後ともTT100GP、こちらの方が見栄えは良いかもしれないがグリップ良すぎてパワーを喰われるのと、減りが早いのとで見送った。

 チェーンも安いスタンダードチェーンの在庫がなく入荷を待って作業。自分で作業するならアマゾンで118L仕様を入手できるが、用品店で入手できるのは10L単位のサイズとなるのだそうだ。

 チョイスと入手は難航したが無事入荷、開店一番に作業を依頼するため開店1時間前に用品店に到着。次の客が来たのは開店20分前、そこまで意気込むことはなかったが日陰に座って本を読んでいたので待つ事は平気だった。作業には1時間半ほど掛かり、完了したのは昼。意外と掛かるものなんだな。写真は上段がフロント、下段がリヤ。左が交換前、右が交換後。

 乗り出してみると、チェーンがカチャカチャ言わなくなった。ノンシールのスタンダードチェーンなので最初1,000km、その後も3,000km程度ごとに伸びチェック&調整を心掛けてと言われたが、結構面倒なものですな。タイヤはフロントの変化が如実に出て、倒し込みが少し重くなった。だがいったん曲がり始めると絶大な安定感を持ってスーッと曲がってゆく。ちょっとブレーキの効きが悪くなった印象、やはり回転質量が上がったせいか気をつけないと。リヤはあまり違いを感じないが、下りで強めに制動を掛けたら違いが判ることだろう。

 お盆休みに交換の予定が一週間遅れたことで、予定していた坂東巡礼ツーリングも一週間遅らせざるを得なかった。だがこれで、安心して出かけられる。果たして次のタイヤ/チェーン交換まで、このバイクに乗り続けるだろうか?
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