全国の離島めぐり、お膝元とも言える東京都の離島で未訪問が2つ残っている。そのうち近い方の利島、時間が取れなかったり海が荒れて欠航(抜港)したりで行かれずにいるうちに、客船が壊れて行くのに乗り換えが必要になってしまった。早朝の大島乗り換え、面倒くさい…とは言え株主優待券を仕入れたので、有効期間の9月末までに訪問しなくては。行くなら、お客の少なそうな平日だ。と言うわけで、昨日10日間の遠征から戻って来たばかりながらまた出かけます。
9月14日、竹芝桟橋から23:00発「さるびあ丸」特2等船室に乗船。行きはちゃんとベッドで眠って行きたい。乗船が出航20分前と言うのは、空いているとは言えちょっと余裕がない感じ。せめて30分前には乗りたい。缶ビール1本飲んでとっとと就寝。
9月15日、6時前に大島。ここで問題発生、電波の届かない船内ゆえ電源を切っておいたスマホを立ち上げたところ勝手に再起動、その途中でハングアップしてしまった!リセットボタンはないし、あれこれボタンを長押ししてみたけど反応せず。今日の記念撮影は諦める。大島では直ぐにジェット船「セブンアイランド大漁」に乗り換えて利島へ。到着後、船客ターミナルで洗顔、朝食、7時のニュースのトップ「阪神タイガース、18年ぶりセ・リーグ優勝(アレ)」だけ見て出発。後から思えばストレッチするのを忘れた。
今日は夜行日帰り、滞在時間に利島でマリンレジャー以外でやることと言ったら、宮塚山登山くらいだろうか。それもあって炎天下になりそうな盛夏の訪問を避けていたのだが、気温が30度を切った程度だが行くしかあるまい。玉石垣だらけの集落を抜け、長々とスイッチバック上に通る道路と、ショートカットする歩道(登山道)を組み合わせてアプローチしたのは、一般的ではない西(?)登山口。ここから、メインである南登山口からのルートと合流するまでの区間が一番厳しかった。
今回は長袖Tシャツにトレッキングシューズ、厚手ソックス。港から標高507.5mまで全て登るので、けっこうキツい。Tシャツの裾を絞るとポタポタ雫が垂れるほどの発汗。先日の高見島で敗退したので今日は足元しっかり、実際そうでなければ滑って登れないほど土が柔らかく滑りやすい。港からゆっくり登って1時間半で山頂。残念ながら上の方は流れてきた雲に入ってしまい展望ゼロ。山頂を通り抜け、東登山口に降りる。そこから車道を歩いて郷土資料館へ、ここは展示が綺麗で手入れも行き届いており好感。時間があるので、利島に関するDVDを見たりして1時間以上も滞在。港に降りるとお昼、シャツとソックスを着替え、さっぱりて船客ターミナルのソファで1時間半も昼寝。すっきりして帰途についた。
帰りは足の速いジェットフォイルで。利島14:50発「セブンアイランド友」、大島には寄港するものの乗り換えはなし、ぼんやりしたり居眠りしているうちに竹芝に到着。間際に雷雨があったようだが、幸い降られることなく帰宅できた。写真は利島村ホームページから借用。
伊豆の島々、これで残りは御蔵島のみとなった。本当は今年中に制覇の予定で御蔵島こそ夏季に行きたかったけど、来年まわしかな。それはさておき、瀬戸内海の島々に続いて利島も制覇、暑さでだらけていた夏を挽回すべく、来月も島巡りをする所存。
そしてハングアップしたスマホだが、夜に量販店へ行って代替機を購入、とりあえず当日中に、ある程度は使えるようにした。だが翌朝見てみると放置の甲斐あって電池切れ、充電して再立ち上げしてみると、みごと普通に立ち上がり、元通り使えるようになった。とは言え後継機を買ってしまったので、遠からず移行させてしまおうと思う。(おわり)