ぼちぼちと、観光列車乗りつぶしも続けております。年内は遠出を控え、比較的近場の未乗列車を攻めようと思い、北関東に向かう手配をしました。ターゲットの定義が自分でも曖昧だと思うのですが、いわゆる観光列車として特別料金を徴収する列車だけでなく、観光客向けに特別な仕様に製造・改造されたものも含んでいたりします。そうなると市販のムック本などのリストと乖離し、「達成度」の記録が難しくなってくるので困っています。
10月21日、今日は北関東を抜け会津まで行き、北関東まで戻ってきます。JRで北千住、そこから東武特急「リバティ」で鬼怒川温泉へ。「スペーシアX」が登場した東武特急ですが、その前に登場した「リバティ」すらこれまで乗った記憶が…。切符は東武の「<a href="https://www.tobu.co.jp/odekake/ticket/nikko-kinugawa/aizu.html">ゆったり会津 東武フリーパス</a>」を購入。帰りは都内まで戻ってきませんが、それでも元は取れる計算です。
鬼怒川温泉からの「AIZUマウントエクスプレス」には先代のキハ8500系時代に乗って以来。今は専用車両ではないものの、優先的に座席の良い車両(写真上左)が充当されている模様。山合いに入り高度を上げてもまだ紅葉には程遠い状態。それでも回転クロスシートなディーゼルカーでの旅は十分に旅情を感じられるものでした。
会津鉄道終点の西若松で下車して昼食インターバル、今日は会津若松までは行きません。おっと、雨がパラついてきたぜ。久々に会津のラーメンを食べようと事前にあたりを付けたのにことごとく休業、3軒目でようやく食べられました。すっきりしたガラだしスープ、旨し。久しぶりに鶴ヶ城まで行きたかったのですが、雨と時間の都合とで断念しました。
午後は北関東方面へ戻る行程。西若松から「お座敷トロッコ」で、人気はオープンエアのトロッコ車なのだけど掘りごたつ+ハイデッカー展望車の方に乗りました(写真上右)。これ、元JRのキハ40なんだな。そろそろ山あいは肌寒い季節、おまけにパラつく雨ですが窓ガラス付きなので快適。ちょうど沿線自治体の観光キャンペーンで岩魚の甘露煮と岩魚味噌の試食品を頂いたので、車内で売ってた会津の地酒をチビチビ、車内はちょっと気の毒なほどの空き方…と思ったら短区間ですがツアーバスのお客さんがいました。良かった良かった。
会津田島で「リバティ」、新藤原で普通電車に乗り換え、鬼怒川温泉から「SL大樹」に乗ります。わずか30分ですがSL列車の旅、今日の牽引機は複数いる中から元JR
北海道のC11 207「カニ目」(写真下左)、乗車するのは元JR四国のスハフ14 1(写真下右)。気を抜くとガチャンと戻ってしまう簡易リクライニングシートも懐かしい。ただし座ったのは一瞬で、殆どの時間は別車両のオープンデッキにいました。おかげで音も煙も匂いも、十分に味わえました。
もう暗くなった下今市から本日3度目の「リバティ」に乗車し、栃木で下車。さすがにこの辺だと、帰宅して出直すより安宿に泊まった方が安上がりです。なぜ栃木に泊まったかと言うと、明日の行程がJRで始まるため、東武とJRの接続駅周辺に泊まれば少しでも切符代を節約できるからです。けっこう涙ぐましいものです。
R9 Hostel 栃木駅前 泊
北千住 0743
(東武・リバティきぬ105号)
鬼怒川温泉 0935/0937
(会津鉄道・AIZUマウントエクスプレス1号)
西若松 1149/1341
(会津鉄道・お座敷トロッコ列車)
会津田島 1457/1500
(東武・リバティ会津140号)
新藤原 1554/1609
(東武普通)
鬼怒川温泉 1617/1643
(東武・SL大樹8号)
下今市 1718/1734
(東武・リバティけごん44号)
栃木 1805