日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
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2023年9月29日 大人の社会科見学・横浜開港資料館

2023-10-13 20:00:00 | ノンジャンル

 今日は大桟橋で、クルーズ客船の船客対応のアルバイトをした。同じ場所で2度目、ペースがつかめ疲れが少なかったため、帰りに近くの開港資料館に寄った。

 むろん開港資料館には、以前にも来たことがある。また寄ったのは、特別展
「関東大震災100年 大災害を生き抜いて-横浜市民の被災体験-」をやっていたから。一人の画家の絵日記に頼る部分が多い展示ではあったが、関東大震災で被災した横浜の街の様子がよく解った。

 常設展も観たが、横浜の街の歴史を知るにはここか、横浜都市発展記念館のどちらかが最適だろうと改めて思った。ここも観たのはずいぶん前のことで、展示内容や方式が変わっていたのかもしれない。さほど大きな施設ではないが、コンパクトに纏まっていて飽きがこず良いかもしれないと思った。

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【本】蔵前仁一著&画  「ゴーゴー・インド」(凱風社)

2023-10-13 06:00:00 | 本・映画・展覧会

 後付けを見ると、初版はもぷ40年近くも前の本なんだな。LCCなんて影も形もなく、格安航空券なんて言葉が一般化するかしないかの頃。一方でバックパッカーなんて言葉は全盛だったかもしれない。

 蔵前仁一氏が他の旅行作家と異なるのは、旅より書のスタイルではないかと思う。元がイラストレーターだけあって、旅先の一コマを文章に取り入れており、それがすごく楽しい。旅や考え方のスタイルは下川裕治さんの方が好きだが、仮に氏の作品からカメラマンによる写真を除いたものと比べたら、蔵前氏の作品の方が良いかもしれない。

 本書の内容は、バックパッカーの聖地でもあり鬼門でもあるインド、1年近くも放浪してきた旅を日記風に著したのでなく、いろいろなできごとをランダムに、一件ごとにイラスト入りで描いたエッセイが纏まったもの。軽妙に書かれているが、考えさせられるテーマも少なくない。蔵前氏は、けっこうクールな見方をする人で好きだ。

 本書に収録されたエッセイを断片的に読んだ気もするが、感想は今も変わらない。インドのバックパック旅行は、自分には無理だ、と。氏の旅のスタイルや書き方の問題ではなく、インドは自分に、生理的に合わないだろうと言うこと。超鉄道王国であり、北部の山岳鉄道群や東西の隣国との国際列車など、乗ってみたいのが何ヵ所もあるのだけどなあ。

 2023年9月27日 実家にて読了

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