夏の酷暑期を過ぎ、再び「駅ハイ」が開催されるようになったので、神奈川県コース制覇を目指して参加することにした。先日のスマホ買い替え時にデータセーブと言うかID/passwordを控えるのを忘れゼロからのスタートになるかと思ったが、ちゃんと情報をパソコンにメールしていた。めでたしめでたし。と言っても前にやらかしているため、実績たった3回なのだが。
今回のスタートは大磯駅、実家へ行く途中下車しての参加。そしたらですよ、スマホアプリがGPS信号と連携しない。そうなると参加記録を残せない。スマホを再起動しても、アプリをインストールし直してもダメ。諦めて「非公認ウォーク」にすることとした。秋冬シリーズの緒戦で躓くとは。
コースの一部は「関東ふれあいの道」と重複する。調べてみたら、歩いたのは<a href="https://blog.goo.ne.jp/superflyer/e/81b0d0d0b21d57da4df4ede934cc17f2">2013年8月</a>のこと、ちょうど10年ぶりの訪問となる。
大磯駅から少し下って国道1号線に出、東進して旧東海道へ分岐。再び合流する化粧坂までの区間は、道幅がありながら白線はなく、松の木もそこここにのこっており往時の風情が少しは来採っている。高来(こうらい)神社に逸れ、境内を通り抜けるといよいよ山道、指示通り女坂を往く。平坦な海沿いからポコンとお椀を伏せたように見える通り、なかなかの急坂で息が切れるのは勾配のせいか、運動不足のせいか。神社と字の異なる高麗山だが、こちらは「こまやま」と呼ぶのは不思議。
ちょっとしたアップダウンに足を掬われそうになりながら湘南平へ、快晴で眺めは抜群(写真左上)。ただし電車からは綺麗に見えていた富士山は、この時間は雲の中。折返し、山を下るルートは「関東ふれあい」とは異なる。途中の横穴群(写真左下)は、穴もあることながらよくこんな山奥までやってきて埋葬したとの感が強い。
下って再び国道1号に出ると、大磯駅を少々通り過ぎてから海辺までさらに下る。少し前に綺麗に造られた建物の2階がおしゃれなカフェ(写真右)、パンケーキ等がメインらしいがロコモコ丼があったので、ちょうどお昼時でもあり地ビールと共に頂く。直ぐ斜め前には、魚料理でいつも行列の「めしや大磯港」がある。
ゴールの大磯駅までのルートはほぼ戻り、ここは一考した方が良さそう。国道1号沿いに以前から気になっていた蒲鉾店があり、1枚でも売ってくれると聞き蒲鉾とはんぺんを購入。はんぺんと言っても真っ白いフワフワしたやつではなく、静岡の黒はんぺんに通じる感じの練り物だった。
「夏休み」を経て久しぶりに、しかも山道を含んだ歩きは、実際の距離以上にきつかったが、そのぶん充実感があった。これから年末まで、神奈川には6コースが設定されているので、完全踏破を目指したい。
本日の歩行距離:約7.5km
駅ハイ通算距離:約34.5km