日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

【写真展】発見!感動!写真展

2011-02-15 00:07:00 | 本・映画・展覧会
 写真展の説明に「子供たちが撮った、いまそこにある自然」とある。キヤノン社の社会貢献活動の一環として、子供たちにカメラを持たせ思い思いの視点で撮影して貰い、全国のイベントで撮影された中からセレクトされた作品が展示されている。

 うぅん、さすが今どきのカメラは凄いね。もちろん出来の良い写真ばかりなのだろうが、ピントや発色が綺麗なのに感心する。どういう条件で撮ったのかな?フルオートなのかな?子供たちに渡してるのはコンパクトデジカメではなくデジタル一眼レフみたいだから、その気になれば色々と「細工」はできるのだろうけど。

 ただ、写真は綺麗なのだけどあっと驚かされるような作品が少ない。どれも構図が良いのはトリミングしているのか?それは子供たちの問題なのか、展示作品を選んだ大人たちの問題なのか。ブレても何でも良いので、思いもつかない題材や角度からの写真を観たかった。そういう意味ではちょっとガッカリ。1枚だけ、水たまりのある風景を「くじら」って題材で撮ったのがあって、それが一番インパクトあった。ふと子供の目が留まり「あっクジラだ~」って声が聞こえてくるような写真。

 もしこの写真展を子供たちが見たら、「良い写真は綺麗な写真」と刷り込まれてしまうだろう。自然だって別に綺麗なものばかりではない。敢えて汚いものに目を向けろとまでは言わないが、万人受けする題材、破綻のない無難な構図を無意識に選ぶようになってしまわないか。カメラを与え夢を与えるはずの運動が逆効果になりはしないか。こうして「良いコ」が出来上がってゆくのではないかと、ちょっと気になった。

 2011年2月9日 キヤノンオープンギャラリー品川にて鑑賞
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2011年2月8日 「KY」な性格

2011-02-14 07:38:42 | ノンジャンル
 ウチの会社では製品やサービス向上のため色々な活動や手順を決めている。大概がウンザリするほど面倒くさいものなのだけど、たまには良い事もある。その一つが「危険予知(KY)」と呼ばれるもの。

 特に製造現場などで言われていることだとおもうけど、JAFなどで安全運転啓蒙にも使われる。要するに「大丈夫だろう」と勝手に思い込むことなく「何かあるだろう」さらには「何かあったらこうしよう」と代替案(コンティンジェンシープラン)も確立させておく。そうすることで本当に何かあった場合の対策は早くなるし、何かあってもパニックになることなく素早く対処できる。和風に言えば「心の準備」だね~。

 そしてそれは日ごろ身の回りのこと全てにつながる。人にぶつかったり押されたりして線路に落ちそうなホームの端は最初から歩かない。クルマが飛び込んできそうな交差点ではボーっと待ってないで常に注意を払う、ひったくりに遭わないようカバンは道路側でなく壁側に持ちかつ壁に寄って歩く(ただし雪国では落雪注意なのでダメ)…

 しばしば入る立ち食いうどん屋、ここで欠かせない唐辛子にも危険が潜んでいる。もしこの容器を振った瞬間に蓋が外れたら大惨事…と言うことで、私は必ず蓋が緩んでいないかチェックするのです。使ってて緩む可能性はあまり高くなさそうだけど、補充の際の締め込み不足は有り得る。実際、回したら締め込めたことは何回もある。つまんねぇと思いますか?身の回りの小事すらできなければ大事に備えられるとは思いませんが私は。

 たまに「次から次へと良くできるね」と賞賛とも揶揄ともつかぬ言葉をいただくことがあるが、それはたぶんいつも「次はどうしよう」と段取りと危険予知をしながら動くよう自戒しているからではないかと思う。

 だからね、「仮定の質問にはお答えできない」なんて国会答弁を聞くと腹が立って仕方がないのですよ。何かあってから検討はじめたんじゃ遅いよって。でもアレはきっと「そんなコトを考えてるのか」ってヒステリックに騒ぐ莫迦どもがいるから「お答えできない」のであって、決して「検討していない」のではないと思いたい。そしてそうした莫迦どもの追及には堂々と「右も左もない、起こりうる事態を想定し対策をシミュレートしておくことこそ為政者の任務である。貴党は政府に思考停止を迫り有事に国民を窮地に追い込むつもりなのか。」と蹴散らしてやれば良いのだ。それは政治屋だけが悪いのではない。言葉尻だけ捕えヒステリックに報道するマスコミも、表面的な情報だけで流される国民も同罪だ。


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2011年2月6日 【音楽】アレンジも習得しなくちゃ!?

2011-02-13 17:06:13 | 音楽、ギター、カラオケ
 今日は朝から鬼怒川へ温泉に浸かりに(と言うのは表向きな理由で、本当は某列車に乗りに)行こうと思っていたのに「他人の尻拭い」で午後に1時間だけ出勤の憂き目にorz

 この週末は寒さも和らいでいて、車庫でクルマいじりしようか、バイクで近場へ社会科見学に行こうか…などと考えてでも結局は電子ドラムを叩くのであった。いや、最近寒くて「朝練」をやっていなかったもんで…

 職場バンド「予算必達」(仮…にしてもイヤな名前だ)で次の課題曲を"UFO"と言うバンドのナンバーから選ぶことになった。早速ベスト盤を買って聴くと、バンド受けしそうな"Lights Out"、わがグループの「大将」が候補に挙げた" Only You Can Rock Me "も確かに悪くない(我々に出来るかどうかは知らない!)。

 が、"Doctor Doctor"を推そうと思うのだ、私としては。理由は簡単で、シャッフルって言うの?あのリズムの曲をやってみたいから。変化が付いて良いでしょー?だが問題が。CDを聴く限り、ギターは二人、カッチョいいツインリードをかましてる。対して我がグループのギターは「イチロー」ひとり。3度上を奏でてくれるエフェクターなぞ持っていない。
 

 かくなる上はキーボードにギターのフリをして貰おう。右半分をエレキギターの音色にプリセット、左で本来のベースかコード押さえだ。「姫」ならやってくれるはず。さて、どういう風にキーボードパートを作ろうか?楽譜、昔は読み書きできたけど忘れた。実際に音楽聴きながら「ここをチャーチャララ~ってやって、そんでこっからはダダダダダダって左(手)で弾きながら右(手)でピロパピロパって展開して…」ってやるしかないのだろうなぁ。

 面倒だけど、音のつながり、手の動きなど考えるのは面白くもある。自分のアタマの中でイメージしたのと実際に弾いた時、さらにバンドで音を出した時の聞こえ方の差異がどれほどのものか、知りたくてワクワクする。昔ピアノをやってたから抵抗が少ないのかもしれない。これをきちんと楽譜に表すことができるようになれば一層良いのになぁ…最近は楽譜を生成してくれるソフトもある。今回のようなことがあるとちょっと気になる(笑)。

 そんなこと考えながら出勤前に1時間、帰宅してまた1時間だけ叩きましたよ…そう言えば次はトランペットパートのある曲を探すんだっけな、社員じゃないけど奏者が見つかったから!>誰とわなく(笑)
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【本】高賛侑著 「ルポ 在日外国人」(集英社新書)

2011-02-11 05:33:11 | 本・映画・展覧会
 「在日」だけ聞くと半島系の人々を連想してしまうが本書で言うところはそうではなく、「日本に在住する」と本来の意味である。

 とにかく、諸外国に比べ日本の入国管理制度は厳しく(ホントかよ?)、日本人(あるいは日本国籍保有者)以外の受け入れに積極的でないというのが世界的な通念になっているとは他でも聞いたことがある。まぁ確かにそうかもしれないな。

 今後少子化と高齢化が進み、働き手である若年層が減り年金受給者・要介護者の比率が増えてくことが明白な中で「外国人を積極的に受け入れ、社会の一端を担って貰おう」と言うムシの良い意見があることも知っている。まぁ日本人の若者が居なけりゃそうするしかないよね、これまでと同じ人口構成を維持しようと思うのであれば。

 脱線してしまった。社会問題を取り上げたルポは興味深いものが多いのだが、「被害者目線」で書かれることは面白かったり逆に気に入らなかったりする。読者とは勝手なものなのだ。そして本書は残念ながら後者の印象を持った。

 なに人でも構わないが、彼ら彼女らが日本に来る理由は?多くは経済的理由からではないのか。国では食い詰めたとか、日本なら故国の数倍を稼げるとか。そういう人々にとって日本は愛すべき土地ではなく単なる仕事場に過ぎない。稼げなくなれば稼げる土地に移ってゆくだけだろう(不況で帰国する日系南米人をみよ)。

 彼らはわが国に労働力を提供しているかもしれないが、あくまで契約上の話だ。社会に参加し、国を良くしようとか守ろうとか、後世に文化を伝えようとか、そういう意思があるとは思えない(少しくらいはそういう奇特な人がいるかもしれないが)。そういう心根の人々をも我が社会は受容し、社会資本を割いて福利厚生を与えなければならないものなのか?なので、何のために居るんだか分からない連中に選挙権など狂気の沙汰としか思えないのだ。

 こう書くと「では今の日本人のどれほどが国を愛し貢献していると言うのだ」と反論されるだろう。それは確かにそうでしょう。でもね、きっとそれでもそういう人々は、追い詰められてもこの国を捨てないよ。多くの在日外国人は果たしてそうだろうか?その根本的な違いは忘れちゃいけない。

 2011年2月5日 実家帰りの列車車中にて読了
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2011年2月5日 【クルマ】今年もジェミニ(PF)は元気です

2011-02-10 21:13:50 | クルマ
 今年もせめて偶数月はジェミニ(PF型)オーナーズクラブ"Black and Blue"の月例ミーティングには顔を出す所存です…ホント最近はミーティング以外で「愛車1号」が動くことは無いもんねぇ。横浜・六角橋から国府津へ向かったので行きを下道R1、帰りを小田原厚木で帰ってきたよ。

 2月って一番冷え込みが厳しく、毎年ミーティングの参加者が少ないのだけど今夜は6人だっけな?上出来でしょう。来年は結成20周年?今のうちから記念行事考えようね!がんばって乗り続けよう!

 そうだ、今年こそカーオーディオの交換をしよう。ってモノは中古品を押さえてあるのだけど半年以上サボってるな…寒いとちょっとした突起とかで手を切りやすいしね(と言い訳)


 そして、友人わっくんに教えて貰ったけど偶数月の日曜朝は湘南平でクルマ
ミーティングがあるのね…次回は終わったら小田原のビジホでも泊まって(出直すのは面倒)行ってみようかな?どうです会長?…でもせめて国産旧車とか大雑把なくくりがないと面白くないかな。まぁ一度くらいは覗いてみても。

 「おはよう!湘南平」http://ohashow.web.fc2.com/index.html
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(Live) 水岡のぶゆき

2011-02-10 06:15:38 | 音楽、ギター、カラオケ
 いつもは実家から普通電車で帰宅するのがパターンなのだけれど特急で戻ってきたのにはワケがあって。帰宅してすぐに行動です。次があるのでクルマでお出かけ、飲めないのが残念だけど行かないよりはマシ。

 先月、荏原中延で聴いた水岡のぶゆきさんですが今日は横浜・ココペリ亭でのアクト。近くのコインパーキングに停めてお店に入ると…あれ?一番乗り?居心地ワルイ(笑)。その後、予約客の到着を待ってライヴは始まった。今日は水岡さんとベースの高健太郎さんの二人でプレイ、超楽しみ。ではプレイリストと一部感想を。(※)はカヴァー曲。

1. Tomorrow
 ライブのプロローグに相応しい。演奏を聴いているとカカッ、カカッというパーカッションが。あれ?どこから聞こえてきてるの…

2. 枯葉(※)

3. 悲しくて
 ひたすら、ひたすら、ひたる。予定調和なメロディなんだけどそれでも浸ってしまう。つらい時にはこの曲を聴こう。思い切り落ち込める。落ち込めるだけ落ち込んだら明日が見えてくる。いい曲だ~♪

4. Take it easy (かずまセッション)
 本日のために書かれた新曲をかずまクンとセッションで!ピアノとアコギの掛け合い、イイね!この曲ではちょっとハモンド風味な柔らかいエレピの音が素敵、あと効果的なブレイクがね。ちなみにエレピはYAMAHA P-80。

5. Heal The World(※)
6. My Favorite Things(※)
(休憩)

7. Green Field
 個人的に"My school days"ってサブタイトルつけた(笑)。おかしいこと、楽しいこと一杯、ちょっと悲しいこともあったよね、でもそれもお終い。さぁ新しい世界に旅立とう!ありがとう、またね!そんな展開をイメージしてしまった。こんな良い曲、これからの季節どこかの学校で卒業式のBGMに採用されないかな?

8. Over the Rainbow ~ Amazing Grace (※)(水岡・かずまデュオ)
 二部でもかずまクン登場、今度は水岡さんとガチンコ勝負。「はじめ強く当たって、あとは流れで」(爆)。当日は大相撲八百長疑惑のメール内容が報道されており、時事ネタなトークに店内全員爆笑。ガチンコ勝負と言うより水岡さんがかずまクンに胸を貸してる「ぶつかり稽古」な感あり。ベテランの余裕ぶりが目立つプレイだった。

9. Life
 これも個人的に「明日への賛歌」とサブタイトルを(笑)。人生は流れる。たまに瀬もある。淀みもある。それでも流れる。流れるのか、流されるのか。最後の転調で一気に視界が開けた気がする。明るい未来、自分の人生もそうだと良いね。

10. Spain(※)
 前回ヴォーカルに隠れて聞こえなかった音を良く聴けた。やっぱりこの曲カッコいい!聴いてる方が緊張しちゃうんだけど勿論リズムが乱れるようなヘマはない。自分もメンバーになって合わせたい気になる(実際にはできないんだけどサ)、リスナーをその気にさせちゃう魅力のあるプレイ。

11. 夢桜
 オリジナルに対して「xxに似てる」と言うのはとても失礼なことを承知で書くと、「海のシルクロード」に使われたS.E.N.S.の曲を思い出した。ゆったりとしたリズム、拡がりのあるメロディ。この曲では途中でシンセのコーラスみたいな音が加わり、重くはないけど奥行きのある音が深い闇を連想させる。そこに咲き舞い散る桜。拍子木をアクセントに使ったら余計かな。演奏終了後「ほぅっと」とため息。夢のような闇から現実に戻るのに数秒を要するほど引き込まれる演奏だった。


 ピアノって一人でやってもサマになっちゃうものだけどベースが別に奏でられるのはやっぱり良いなと思った。高さんは寡黙で、プレイにも声高な主張がない。でもしっかり土台を支えている。やはりベーシストってそういう職人気質な人が演るんだろうか。今回も5弦をお使いでしたが、次回はぜひ!「悲しくて」をフレットレスでお願いします。二本持ってくるのは重いでしょうが…

 今日は水岡さん馴染みのお客さんばかりだと言う事でトークも雑談風で楽しいこと楽しいこと。ハイレベルな演奏と楽しいトークのコンビネーションが魅力と言う評にも納得。逆に大きなステージやハコの時は「よそいき」な感じがしちゃうかもしれない!?


 ところで…どうやら私は疫病神なようで、今日もこれだけの演奏を聴く人が少なく…その点ちょっと申し訳なく思ったのであります。次回は遠慮した方が良いかしら(涙)。ちなみにココペリ亭では4月24日(日)19時~とのことです。
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2011年2月5日 【旅行】伊豆で社会科(?)見学

2011-02-09 23:25:54 | 旅行・ハイク&ウォーク
 昨日は会社から実家へ直行、とりあえず両親に新年の挨拶をして(笑)特に何かをするわけでもなくダラダラと過ごし午後に帰宅、その途中で気になる場所へ寄ってみた。「資料館」と言うには社会科見学ですな(笑)。

 「ワンツーナイン~伊豆急の小さな資料館」は伊豆高原駅舎内にある。ワンツーナインは「129(いずきゅう)」から。渋谷のマルキュー(109、とうきゅうから)と同じだねっ。入場無料。

 確かに広くはない。30分あれば見終えてしまう程度。実車の展示があるわけでもない(保存車クモハ103は毎年開催の電車まつり時に公開~♪)が、いち私鉄がある程度の資料を揃え各種記念乗車券、ノベルティ等も積極的に公開している点を評価したい(実際には駅舎テナントの空家対策なのかも…?)。

 伊豆急では24km以上乗車の場合途中下車できるということなので、伊東から伊豆熱川より先、もしくは伊東までJRで101km以上乗車区間がある場合(例:東京)は伊豆急利用は24km未満でも、伊豆高原で下車して資料館見学ができるよ?資料館みてちょっと歩いて「高原の湯」に浸かるもよし。駅の案内所には近隣の各種美術館の割引入場券を販売する珍しい自動販売機があった。

 有意義な見学を終え「スーパービュー踊り子」で帰宅した。この列車、伊東-熱海-横浜-東京と特急らしい停車駅の少なさ。速度はさほどでもないのだけどバブル期に造られた車両とあいまって気分良く移動できるのでオススメです。全車指定席なので気をつけてご利用のほど。
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2011年2月4日 【エセ善人】きっと大した違いはないよ

2011-02-09 07:32:28 | エセ善人ねた
列車に乗って旅行をしているとよく「同好の士」に会う。最近はジョイフルトレイン(お座敷列車とか、とにかく普通とは違う列車)などを中心に乗るようにしているため、余計にそういうテツなヒトとの遭遇確率が高い。

 ちょっと前にある列車に乗った時、行動がちょっと変わってる乗客がいた。テツなのだろう、先頭部へ行ったり、後ろに消えたり車内をウロウロ。それがブツブツ呟くのだ。要するに「ちょっとおかしい」兄ちゃんなのだけど、この手のヒトはうるさかったり目障りだったりすることはあっても身体的に他人に危害を与えることはない。航空機に比べ列車はこういう人間が乗っていることが多いことは間違いないと思う。

 で、今回の兄ちゃんの声はけっこう大きくうるさいため好まざるとも耳に入ってきてしまったのだが、自分が心の中で呟いてるのと見事にシンクロしてるんだな(笑)。「xxはどうなっているのかなぁ?」「おおっxxだ!」彼我の違いは思ったことを心に留めておくかダダ漏れてしまうかだけ。「だけ」と言ってよいのか疑問だけど。そこで「声に出したらうるさいかな、迷惑じゃないかな」と言った判断が欠けてるので大声でひとりごちてしまう、静かな指定席を荷物一式持ったまま何度もウロウロしたりするのだね。

 そう理解できたところでうるさいことに変わりはないし時には(申し訳ないが)気味悪いという直感的な印象(何されるかわからない不安)は完璧には消えないが、少しは我慢しようと思えるんじゃないか今後は、なんて思っちゃったのであった。口には出さないけどね。
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【本】臼井隆一郎著 「コーヒーが廻り世界史が廻る」(中公新書)

2011-02-08 21:29:10 | ノンジャンル
 「近代市民社会の黒い血液」とは穏やかならぬ響きを持つサブタイトルである。その意味は本書を読むと理解できる?なるほど、コーヒーはかくして飲まれるようになり広まっていったのか。それは知らなんだ…その部分だけでも本書を手にした甲斐がある。

 かように、本書を読んでもバリスタ試験の勉強になるような豆(産地)の特徴を得ることはできないし、美味しく香るコーヒーの淹れ方をマスターできるわけではない。知ることができるのはコーヒーが飲料として世界の人々に広まっていった歴史である。

 そしてそこには多くの暗黒面を含む。胡椒とかもそうだが、全世界に広まった農産物で全世界で等しく取れるものは少ない。すると当然貿易商業の話になったり、消費地と産地の関係の話になったりする。それらの話、大抵は不平等で人権侵害なものなのだ。

 コーヒーの歴史を知り、宗教に密接に関わっていた「真っ黒い飲料」の時代に思いを馳せるのも悪くはないが、奴隷制度やフェアトレードといった問題を考えれば苦さも引き立つのではないか。本書はよききっかけとなるであろう。ちなみにコーヒーメーカー新しいの欲しいんだけど、今の十分使えてるから買い替えらんないんだよねウチ…

 2011年2月3日 自宅にて読了
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2011年2月3日 【旅行】大阪で社会科見学

2011-02-08 06:31:52 | 旅行・ハイク&ウォーク
 昨夜の便で大阪入りし、10数年ぶりな友人と一杯やった後に未宿泊だった大阪
国際YHに宿泊。それらで目的達成?いやいや、折角きたのだもの、まだ見ぬ大阪
を楽しみますよ!

 今日は社会科見学しようと決めていた。YHは素泊まりだったので、近くのファミレスでモーニング後、市内へ。

1.大阪歴史博物館
 大阪城の外堀に隣接する敷地は難波宮跡でもあるようだ。古代より中世、近代と移り変わってきた大阪の様子を4フロアにて展示。なかなか見応えがある。けっこう端折って見たのだがそれでも1時間半かかってしまった。

2.くすりの道修町資料館
 大阪市内に何か面白い資料館はないかなと探してて見つけた。雑居ビルの小さなフロアだけの展示だが、道修町(どしょうまち)がいかにして「くすりのまち」になっていったか、成り立ちから現在の姿までを簡潔に伝えており興味深い。同所の敷地内には「神農さん」が祀られ、見ている間にもスーツ姿の男性が挨拶程度にサッとお参りし去っていった。きっと薬品業界の人なんだろうな。

3.イトーキ史料館
 2.から徒歩2分。昼休みののち(ここ自体も昼休憩が1時間)見学。1フロアに創業者・伊藤喜十郎の足跡およびイトーキの歩みを展示。10年前からメンテがされていないようで、かえってマイナスイメージになっちゃうんじゃないかな?過去にしがみついてるだけのように見えて…

4.大阪くらしの今昔館
 時間が無く常設展はパスして特別展「昭和レトロ家電 増田 健一コレクション展」のみ観覧。別料金である。「三種の神器」白物家電の普及はもう少し年長の方のほうが実感を持って観られるのではないかな。それでもガチャガチャ回すテレビのチャンネル、ゴツい扇風機、意味あるんだか分かんない「とにかく電化」製品、懐かしく面白かった。こんなのコレクション始めたら大変だぁ!

5.江崎記念館
 午前中仕事の入ってしまった「わっくん」ようやく合流、彼のクルマで現地へ。平日のみ開館のここが今回の日程を決めるキモだったのです。予約制で係員がつきっきりで案内して下さるのは嬉しいがマイペースで観たいからちょっと窮屈。セキュリティの問題かな?ここもイトーキ同様創業者(江崎利一氏)の時代に関する展示が大部分。どこの会社もそうだけど、特に製造業においては創業者って偉いねぇ。社会に貢献するという信念のもと苦心して商品を開発し、それが受け入れられ業容が拡大してゆく…最近の「起業家」とはスケールや信念が違うというのか。

 歴代商品のパッケージ、懐かしいものがいっぱい…アーモンドキャラメルにアーモンドチョコにプリッツ&ポッキー。商品は最新のものが展示されていたけど、こうした施設は数年ごとに展示内容を追加していって欲しいもの。新入社員にも見せるそうだから是非とも必要でしょう。あと江崎グリコと言えば「グリコ・森永事件」の被害者なわけだけど、そうした歴史にもきちんと触れて欲しいな。隠す不祥事ではないのだし。

6.伊丹スカイパーク
 最後に「屋外展示」として同所に連れて行っていただいた。あいにくと離発着の少ない時間帯で飛行機は堪能できなかったけど、わっくんは初めて来たそうで新鮮な経験になったら良いのだけど。あ、今回ATC(航空無線)で「管制官ごっこ」はしませんでしたので(笑)。


 夕方のフライトで羽田へ帰ってきたが、この便の機材が何年も未搭乗を持ち越してきた機材!やったね!これで国内線のワイドボディは完了も同然。今後は737かMD-90ばかり狙って乗ろう…それも何だかなぁ。

 大阪歴史博物館:http://www.mus-his.city.osaka.jp/
 くすりの道修町資料館:http://www.kusuri-doshomachi.gr.jp/
 イトーキ資料館:http://www.itoki.jp/showroom/swf/
 大阪くらしの今昔館:http://house.sumai.city.osaka.jp/museum/frame
/0_frame.html
 江崎記念館:http://www.glico.co.jp/kinenkan/index2.htm
 伊丹スカイパーク:http://www.city.itami.lg.jp/_8014/sky.html
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