日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】小飼 弾著 「新書がベスト -10冊で思考が、100冊で生き方が変わる-」(ベスト新書)

2017-09-22 19:43:49 | 本・映画・展覧会
 今まで何冊の本を読んだろう、せいぜい1000冊程度ではないか。だが生き方が変わった実感はない。ただし知識が増えたり考える癖がついたりはしたかもしれない。生き方は変わらずとも生き様に影響は与えてくれたかもしれぬ。

 …なぁんて、タイトルを読んでひとしきり考えたが、本書は世の中にあまたある本の中でも「新書推し」の書。自分も通勤電車で読むのにちょうど良いので新書を手にする機会が増えており、実に興味深く読んだ。ユニークなのは新書のブランド別特徴を簡潔に紹介し、その実例を数冊挙げていること。実に良いリファレンスだ。巻末に、本文中に紹介された新書の一覧がまとめられており、格好の「お勧め本リスト」であるのでコピーしておいた。当分はこのリストの読破を目指して図書館に通おうかな?本書は「買って読め」と書いてあるけど。それは著者や出版社の権益保護の観点ではなく、読者がパッと読んであとから思い出して読み直しできるためだと言う。それはご尤も、だがしかし…なんだな、ランバダ。

 2017年9月1日 自宅にて読了
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2017年9月2~3日 【旅行】日本列島幹線航空路リレー(2)

2017-09-22 06:46:16 | 旅行・ハイク&ウォーク
 佐賀県に泊まったものの、佐賀県には目もくれず福岡に引き返す。鳥栖からJRで基山へ、甘木鉄道に乗り換えて大刀洗へ。「太刀洗平和記念館」を見学。ちなみに駅名は「大」で地名は「太」で間違いない。

 駅を出ると頭上に翼?航空自衛隊のT-33練習機が展示されている、なんじゃコリャ!駅前の平和祈念館のオープンを待って入場、ここのメインは日本でただ一機の零戦32型(写真)。ほかに博多湾から引き揚げられた九七式戦闘機があるが、こちらは撮影禁止。館内は最盛期二万人とも言われる関係者数を誇った「軍都」太刀洗の興りから現在までを地図や文献のパネル、軍需品の展示などで解説。ほかに特攻隊員のコーナー。企画展で予科練も解説されており、見応えがあった。

 展示を終えて駅に戻り、先ほどのT-33を見上げる。国鉄時代の駅舎を再利用した私設博物館になっており、平和祈念館の資料もこちらの所蔵品を貸し出しているらしい。航空機に限らず国鉄時代の用品、昭和の生活用品など多種多様、雑多に置かれ面白いがまとまりがないため大きな物置を歩き回ってる感じがあうる。少し離れた朝倉町にも施設があるが、そちらの倉庫(コンテナ)は先だっての水害で流されてしまったとのこと。ここはもう少し体系的に整理したら良かろうと思うが、ボランティアを募らない限りは無理だろうなあ。

 大刀洗から甘木鉄道で小郡、西鉄に乗り換えて二日市、そして太宰府。ここで観光列車「旅人(たびと)」に乗車。元々のプランでは大牟田に南下し、観光列車「水都」に乗るはずだったのを失念していたことに帰宅後気付いた…太宰府天満宮まで往復し、飛梅を見て梅ヶ枝餅を食べ、バスで福岡空港へ。国際線ターミナルにしか停まらないため、無料連絡バスで国内線へ。

 福岡から真っ直ぐ帰っても良かったが、デルタ航空に国内線搭乗券を送ると特典航空券でも1搭乗あたり500マイル貰える事を思い出し、搭乗回数が増える乗り継ぎで帰京するプランを探したところ沖縄回りになってしまった。搭乗マイルは付かないので福岡→大阪→東京とか短距離便の乗り継ぎにしたかったのだけど。「水都」に乗り忘れたため予定より早く福岡空港に着いたため、予約便を繰上げ(特典航空券は変更可能)てNH1211便(JA72AN:737-800)で那覇へ2時間19分。ガラガラで3席使って横になれたが九州や奄美諸島の景色を見ていて寝損ねてしまった。那覇からNH476便(JA756A:777-300)で羽田へ。当初予定より1時間ほど早く帰れるはずが那覇便が30分も遅れてしまい、大差ない帰宅時間になってしまった。

 2日間で東京→札幌→福岡→沖縄→東京と幹線航空路を乗り継いで回り、ちょっと疲れた気もするが面白い週末だった。ユナイテッド航空マイレージでANAに乗る特典航空券の旅、これからも続けます。
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2017年9月2日 【食べ物】新千歳空港・弟子屈

2017-09-21 20:01:49 | 食べ物・飲み物
 レンタルバイクを返却し福岡へ向かう合間に空港で昼食。札幌でカニ、福岡でイカという水産物リレーも考えたが、久しぶりに空港内の「北海道ラーメン道場」を覗いたら入れ替わってる店があったので入ってみた。

 札幌なら味噌、旭川は醤油、函館なら塩。では弟子屈は?うーん。一番のお勧めらしい「魚介しぼり醤油ラーメン」をオーダー。メニューには魚介や何種類もの野菜を炊き込んでいると謳っている。運ばれてきた丼を見れば濁り気味のスープ、確かにエキスが凝縮されているように見える。これみよがしな魚介の香りがしないのは良い。それでいて啜ると確かにサバとサンマかな…と言う旨味が舌に残る。くどくはない。ご飯があったらスープを飲み干してしまいそうだ、危ない危ない。麺は好みのやや太、黄色め、ちょい縮れ。

 いつも行列の「えびそば」よりこっちの方が遥かに自分の好みだなぁ。何度も食べ比べる機会のない人は評判の店に入ってしまうしかないのだろうが、ちょっと勿体無い。
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2017年9月2日 【バイク】CB1300(SC54)を乗り比べてみた

2017-09-21 06:43:04 | バイク・自転車
 旅日記に書いた通り、福岡へ向かう途中に札幌に寄り(←正しい表現?)、CB1300のレンタルバイクを借りて自分のと乗り比べてみた。新千歳空港周辺のレンタカーオフィスの一角にあり、空港から無料送迎バスを利用できて便利だ。借りたバイクはハーフカウルつきの「スーパーボルドール」、6速ミッション車(自分のは5速)。オドメーターは約9,600km。乗車したコースは千歳~支笏湖~大滝~北湯沢~オロフレ峠~登別~千歳、200km弱。

 係員の説明を受け、シートを外して持参のETCカードをセット。シートを戻して跨った瞬間、ポジションの違いに気付く。もう慣れてしまったが自分のはバックステップなのだった。ノーマルポジションはラクだな!そして微妙に足付き性が良い。シート形状なのか、サスが柔らかいのか。エンジンを掛けると排気音が静かなことが嬉しい。車検対応とは言え迫力ある改造マフラーは、早朝の住宅街で始動を憚られる。少し暖機してソロリとスタート。スルスルと走り出す。ハーフカウルはフレームにマウントされているためか、ステアリングか軽い。目の前に張り出したハーフカウルが下方視界を遮るが、不安を感じるレベルではない。

 走り出してすぐ、パワーフィールの違いに気付く。アクセルを開けるとスムースに付いてくるのは自分の以上かもしれない。しかしワイド気味に開けた時には明確な差、パワーが付いてこない!きっと傍目にはそれでも十分速いと思われ、普段がいかにパワフルなマシンに乗っているかを思い知った。アベレージの高い北海道の道で追い越しを掛ける行為の是非はさておき、そういうシーンでは思ったほどバイクが加速しないことに苛立ちを覚えたほど。もちろんヤバいシーンなどなかったが。

 オロフレ峠の上り下り、ここでは自分のよりアクセルのOFF/ONに対しギクシャクしない挙動が好感触。多少ラフ気味に空けても破綻の兆候もなく安心して動かせる。ただしタイヤがバンク角度と速度域によって不気味に唸るのが不快だった。レンタル車もABS付きだったが、新しいせいかパッドが違うのか、タッチは柔らかめでジワっと効く印象を受けた。最後に走った高速ではハーフカウルが横風の影響を受け易く感じた。前面からの風への風防効果は感じられた反面、肩口には自分の以上に風が当るように感じられた。実際に当る量が増えているのか、そこより下部がカウル効果で当らなくなった反動で強く感じるのか判らなかった。

 燃料を満タンにして返却。基本的に同じ車両ながら味付けで大きく差があることが判り、売却するセールストークを自信持って言えると感じた反面、売ってしまっては勿体無いとも思い始めてしまった。以前乗ってたクルマが結構いじくってあり、コンディションの良いと評価されるノーマル車と乗り比べてその違いに驚いた時と同じ。さてどうしたものか。けっこう費用がかかったが、乗り比べた成果は十分にあった。
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【本】月村了衛著 「土漠の花」(幻冬舎)

2017-09-20 19:42:19 | 本・映画・展覧会
 自家用パイロットから送られてきた読み物もこれが最後。自衛隊モノって多いんだねぇ…

 多国籍軍の一員としてソマリアに派遣された陸自隊員たちが部族衝突に巻き込まれ、「交戦」を余儀なくさせられる。むろん無傷ではすまず、隊員も次々と命を落としてゆく。僅か数名とは言え自衛隊始まって以来の交戦の展開は、そして結末と事後処理は?

 専守防衛とか人道的支援とか、美しい言葉で現実は処理しきれない。どれほど真剣に訓練を重ねても、一回の戦闘で自信は打ち砕かれる。各地のPKOから帰任した隊員にPTSD発症者が少なくないことは周知の通り。発砲しない活動でもそうなのに、もし本格的な交戦を経験したらどうなるのか。

 改憲の是非もさりながら、自衛隊とは何かを感情論でなくきちんと議論すべきだと思うのだが、日本人ってそれができないんだよね。

 2017年8月31日 浜松からの東海道線車中にて読了
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2017年9月2~3日 【旅行】日本列島幹線航空路リレー(1)

2017-09-20 06:46:52 | 旅行・ハイク&ウォーク
 楽天トラベル「たびレポ」佐賀県制覇のため、九州行きを画策した。旅費節約のため往復はマイレージ特典航空券。先日新潟→札幌→女満別→東京と飛んだが、今回も発券ルールを活用し、捻った行程とした。行きは東京→札幌→福岡、帰りは福岡→那覇→東京。これで往復1万マイル。そして他社に2千マイル戻ってくるため、実質8千マイル。カラクリを知りたい方は個別にご相談下さい♪

 羽田をNH987便(JA8669:767-300)で出発、1時間4分で新千歳に到着。ここで7時間近いインターバルを取り、4時間レンタルバイクを借りることにした。車種はCB1300SB、そう自分が乗ってるヤツのハーフカウルつきバージョン。ただしノーマル車なので、色々といじってある自分のと乗り比べ、近い将来の売却時のセールストークの種とする目論見。支笏湖から北湯沢を通りオロフレ峠を越えて戻ってきた200km弱のぶったまげのインプレッションは別項にて!短時間だが濃い滞在だった。写真は北海道の誇るセイコーマートのあるPAにて。

 バイクを返却し新千歳に戻り、NH290便(JA712A:777-200)で福岡まで2時間19分、時間的には羽田~宮古島と同等くらいか。地下鉄で博多駅に出てJR快速電車で鳥栖まで。ここはギリギリで佐賀県なのだ。 駅を降りた瞬間「焼き物屋が多いな」と感じたが、町の名前の通りここら一帯は鳥(鶏)が多く料理も多いとのこと。そのつもりで夕飯の店をあたると、けっこう数はあるのに意外と自分のフィーリングにマッチした店がない。30分ほどもウロウロしたあげく妥協して入った店はやはりイマイチだった。食い気満々だったので妙に悔しかったが、早起きだったので部屋でヤケ酒を飲むこともなく寝てしまった。

 ルートイン鳥栖駅前

HND 0625
(NH987)
CTS 0755
*** 0830-1230 レンタルバイク ***
CTS 1440
(NH290)
FUK 1710/
(地下鉄)
博多 /1744
(JR)
鳥栖 1812
[ルートイン鳥栖駅前]
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【映画】神様はバリにいる

2017-09-19 19:45:43 | 本・映画・展覧会
 久しぶりにDVDを借りてきて、映画を観る気になった。

 ビジネスに失敗した女社長(尾野真千子)が自殺しようと訪れた(←迷惑な奴!)バリ島で超アヤシゲ(実は大富豪)な人物「アニキ」(堤真一)に会い、半分キレながらも行動を共にしてゆくことで自らを反省し、日本に戻ってやり直すオハナシ。破天荒に映る「アニキ」の行動とその理屈が興味深い。こんな映画を撮ってバリの人々に怒られないかな?と思う表現も多々あるのだが、そこはたぶんティダ・アパ・アパ(大丈夫、問題ない)。信じがたいがモデルとなる人物は実在し、それを確かめに「アニキに会いにバリへ行く」ツアーに参加しちゃったなんてネタもインターネットで見られるので捜したら面白いかもしれない。

 本作は単なる娯楽作品ではなく、仕事や他人に対する姿勢、社会の問題などさまざまな要素を感じることができると思う。そして自分がどう生きるか、答えはくれないが考えるきっかけはくれるはずだ。

 2017年8月31日 浜松からの東海道線車中にて
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2017年9月1日 【仕事】組織変更

2017-09-19 06:44:53 | 仕事
 タイトルの通り、今日から所属部署が変わり上長も変わりました。幸い業務内容は変化なし。と言うより今後は「これまで+α」になりそうな悪寒。

 上長は新任(昇格者)のため、夜はお祝いとキックオフを兼ねて懇親会がセットされました。今夜の予定は映画鑑賞だったので止めて参加しましたが、そんなの事前に計画しておいてくれ!インド・ネパール料理屋へ行ったのですが店員はネパール人と判ったので、通って馴染みになってカトマンズの情報が入手できたら助かるなぁ。

 席も変わり、来秋…では遅いか(^^;)、来週から一層がんばらなくちゃ!です。
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2017年8月31日 【食べ物】静岡藤枝・カナキン亭

2017-09-15 19:43:40 | 食べ物・飲み物
 今日の行動は見学施設2つの開館時間に縛られ、意外と余裕がない。どこで食べるか。交通機関の時刻をしっかり調べ、藤枝駅界隈で摂ることにした。空港バスの着いた南口は最近に開発されたようで、建物も新しい。立派に改築された橋上駅舎を通り抜け北口に出てみると、店はあるものの飲み屋系ばかり、従って夕方開店ばかり。タブレットで検索し、ようやく開いてる店を発見した。しかし藤枝って何であんなにスナック系の店が多いの?

 チェーン店っぽいが、おばちゃん店員からそうは思えない不思議な店。オーソドックスな中華そばを頼む。少し濁ったスープからは魚介の出汁が香る。キツ過ぎず良い按配。麺は九州系のように細くストレート、ただし少し黄色味がかっている。トッピングはシンプルにチャーシュー(厚め)と緑鮮やかなネギ。

 さっぱりしているのにコクもある、飲んだ後の締めにも良さそうな一杯を啜りこみ駅に戻った。
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2017年8月31日 【旅行】青春18きっぷで静岡の航空関連見学施設めぐり

2017-09-15 06:52:27 | 旅行・ハイク&ウォーク
 週末に続き今日も延々と東海道線に乗ることに…目的地は静岡県。会社の鉄道愛好会の方と行こうと計画していたのですが仕事でドタキャンされ単独行に。よって本とタブレットを旅の供にして出かけます。

 早朝の列車を乗り継ぎ、最初に向かったのは「静岡航空資料館」。アクセスが不便です。最近走り始めた藤枝駅⇔静岡空港のバスが施設による(バス停は「空港南」)ので、その時間を基に行動プランを考えるのが良いでしょう。私は見学時間の都合で行きは島田駅から静岡空港までバスで行き、タクシーを呼んで貰い行きましたが1,400円ほどかかりました。施設は格納庫内に軽飛行機やグライダーの実機がおかれ、他に模型やシミュレータ。当地らしい静岡の航空史のパネル展示は現地色が出ていて良かったし、もっと充実させて欲しい分野です。極論しちゃえば模型や実機は場所さえあればどこでも展示できますので。

 そして、あまり知られていないことですが大阪・弁天町にあった交通科学館の閉館後、行き場をなかった航空機用エンジンやモデルプレーンが説明パネルとともにごっそり当地に移管(所有は元々のJR各社のまま)されています。モデルプレーン等は隣接するFDA社屋の一室に分割して保管されており、ご厚意によりこちらも見学させていただくことができました。

 移動してハシゴした先は「エアーパーク(航空自衛隊浜松広報館)」。ずっと前から気にしていて行けていなかった施設。航空自衛隊および自衛隊の活動について数多くのパネルやビデオで紹介する展示棟と、実機を収めた格納庫。実機は戦闘機だけでなく輸送機、多用途機などがいっぱい。既に手狭の感があります。零戦五二型も天井から吊るされており、脚格納状態を見られる貴重な場所です(写真)。

 2ヶ所回ったらもうタイムアップ、帰宅します。テンポ良く乗り継いでも4時間、時間はかかってもコスパは良い?実は往復グリーン車に乗ってるのでそう良くもないのでした(苦笑)。

三島 0722/0729
島田 0910/0935
空港 1000→タクシー
*** 静岡航空資料館 ***
(バス)
空港南 1135
藤枝 1205/1241
浜松 1332/1343 泉四丁目 1407
*** 広報館エアーパーク(~16) ***
泉四丁目 1607
浜松 1640/1651 熱海 1934/2003
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