日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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2018年10月5日 【旅行】台風うらめしや

2018-10-16 07:33:10 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今年のJALマイレージノルマ(笑)の達成も見えてきたので、その他のネタ(目論見)も取り込み3連休は海路で韓国まで往復することにした…はずだったのだけど、先週末に続き今週末も台風(25号)にやられた。「出航が丸1日繰り上がります」3日の晩、確認を依頼した代理店より連絡が入った。その他の旅程を勘案するとムリだ。残念だが仕切り直すべきだ。

 こういう時、個々に手配しているのは面倒だ。今回手配していた以下のパーツを一々キャンセルしなければならない。全部で8ヶ所!予約はネットでできても、キャンセルもできるが台風理由でキャンセル料免除にならないか、殆ど電話で連絡した。手配先と手配理由とキャンセル結果は以下の通り。

・レンタルWi-Fiルータ:現地でSIM買うよりレンタルの方が安い
 →全額返金
・国内航空会社(飛行機):搭乗によるJAL上級会員維持への王手
 →全額返金
・国内鉄道会社(列車):観光列車「あめつち」乗車
 →全額返金
・旅行代理店(フェリー+韓国の観光列車):境港の出国印+DBSクルーズフェリー乗船+韓国観光列車「海列車」乗車
 →列車手配手数料を除き返金
・韓国鉄道会社(列車):韓国鉄道2路線乗りつぶし
 →ネットでキャンセル、返金額不明
・ホテルサイト(ホテル)
 →全額返金
・船会社(ジェットフォイル1):対馬(厳原)の入国印
 →現地支払い予定のため予約キャンセルのみ
・船会社(ジェットフォイル2)
 →現地支払い予定のため予約キャンセルのみ

 上記の通り多くが全額返金となり、トータルの損害額は5,000円程度に収まる見込み。出費は出費だが、これくらいなら諦めもつく。担当各位には感謝だ。それにしても日本中でどれほど、この手の電話が掛けられ担当者が作業をしたことだろう。手間や電話代を損失と考えれば相当いくのではないかな。

 しかし本当に今年は風水害ついでに地震の当たり年。天変地異とか異常気象とか、迷信的な言葉すら信じたくなるような。だが旅行に行けないとかでガタガタ言っては被災者の皆さんに恥ずかしいな。
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【本】服部文祥著 「サバイバル!―人はズルなしで生きられるのか」(ちくま新書) 

2018-10-15 20:19:03 | 本・映画・展覧会
 いわゆる「登山の心得」と逆行するような、「なるべくモノを持たず自給自足、自分の力で登る」ことをモットーとする著者の山行記およびそうした行動のアイテム紹介。マジメな登山家が読んだら眉をひそめること間違いなしだし、自己責任と言っても遭難すれば人に迷惑かけないワケがないと言ってしまえばそれまで。以下、文中より。

「自分が生き物として持っている力だけで山に登れるのか」
「持っていくと決めた装備は、躊躇なく手に入る最高のものを携行する」
「サバイバル登山とは過去への回帰ではなく、自分の力で山に登る最新登山なのである(中略)サバイバル登山が否定するのは、現代文明の中でも人の能力を否定するものであり、人の能力を発揮させる部分に関しては、敬意を持って受け入れている」

 著者は装備ゼロとか、昔のものは使わないとか「原理主義者」ではなく合理的な面を持ち合わせている。山に入るときは公共交通機関のみでアプローチすると言うルールも持っている。何をどこまで使うか、世の中の決まりごとなどなく、本人が厳格に自己のモットーに従うのならそれで良いだろう。

 勇気や信念だけで登れるほど山は優しくない。ルートを見つけたり、野営をしたり、食物を採取し調理する技術が伴ってこそ行動が成立する。簡単に批判できるものでは決してないと思う。

 2018年10月4日 通勤電車にて読了
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(コンサート) 小椋 佳

2018-10-15 06:34:50 | 音楽、ギター、カラオケ
 川崎のクラブチッタ30周年記念イベント、なんだかあの場所には似つかわしくない人選な気がするのだけど(^^;)…この人を知ったのはまだ第一勧銀の行員と二足のワラジでいらっしゃった頃。調べてみると40年以上前のこと。マジかーっ!

 そんな小椋佳(おぐら けい)さんは拓郎や陽水より更にチョイ年上、あと数ヶ月で後期高齢者(本人談)。ご健在なうちに一度は聞いておきたいと思い行きました。予想通り会場はジジババが殆ど。

・しおさいの詩(小椋佳)
・りんご追分(美空ひばり)
・りんご村から(三橋美智也)
・The Rose Tatoo/バラの刺青(Perry Como)
・Tennessee Waltz/テネシーワルツ(Patti Page)
・南国土佐を後にして( ペギー葉山)
・黒い花びら(水原弘)
・あなたのすべてを(佐々木勉)
・空に星があるように(荒木一郎)
・青春時代(森田公一とトップギャラン)
・さらば青春(小椋佳)
・いっそセレナーデ(井上陽水)
・白い一日(小椋佳)
・俺たちの旅(小椋佳)
・シクラメンのかほり(小椋佳)
・遠くで汽笛を聞きながら(アリス)
(ゲスト・堀内孝雄と交替)
・愛しき日々(堀内孝雄)
(再び交替)
・夢芝居(梅沢富美男)
・愛燦々(美空ひばり)
・山河(小椋佳)
(Encore)
・顧みれば(小椋佳)
・サヨナラ(小椋佳)

 途中休憩なしの一気通貫、すごいです。さすがに最後はちょっと声がヘロっていたけど。それより驚いたのは「今日はクラブチッタ30周年記念ですから僕も過去を振り返りながら自分の歌でない曲を歌います」ってちょっと!これは超レアシーンだったのではないか。しかし戦後、高度成長期、ニューミュージックブームと昭和音楽史を駆け足で辿るような選曲は会場のジジババを大満足させたに違いない。MCで紹介する当時の状況や曲のエピソードに深く頷くジジババがそこら中に。

 アルバム「遠ざかる風景」で聞いたのと声質は変わらず、歌い方も変わらず。音域は狭まって伸びはなくなっているかもしれないが、ビブラートや味わいは今の方が豊かかも?どちらかと言えば曲の「作り手」であり「出し手」ではないと思う人なのだが、どうしてどうして歌ウマいじゃん!?と失礼ながら感心してしまった。

 ゲストの「ベーヤン」は本当にたった一曲。お疲れ様です。ところで開演前の会場で他のお客さん同士が話していたのだけど、アリス、メンバーの古希祝い(?)で来年再結成、60ヶ所を回るツアーやるってよ!

 懐メロと言ってしまうには惜しい、味わい深いコンサートでした。

 2018年10月4日 川崎・クラブチッタにて
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【本】吉田理宏著 「黄色いバスの奇跡 十勝バスの再生物語」(総合法令出版)

2018-10-12 20:55:57 | 本・映画・展覧会
 割と良くある「企業再生感動物語」。結果は素晴らしいし、そこに至るリーダー(本書の場合はサラリーマンから転身した三代目の社長)の苦労は筆舌に尽くし難い(でも尽くさないと本ができない!)ものだったろうと思う。

 でも何でしょうね、ここはリーダーでなく書き手の責任なのだけど、サラリと書きすぎなんじゃ?いや、十分大変なことを書いてるのに読み手がそう感じ取れないだけです。うーん感受性が麻痺しかかっているのかも。でも、もっと細々と色々な手を打ったと思うのですよ。単に運転手さんたちだけが意識改革しただけじゃなく、その間も倒産しないよう金融機関と調整したとか、地方の運輸局と折衝したとか。その辺は一般的な読み手にはウケないから省いた?それでは単にこれまでの低迷は運転手さん達が悪かったとも読めてしまいませんか?

 企業として見ればハッピーエンド、本として見れば喰い足りない。ちなみに本書は20分足らずで読めました。

 十勝バスWebサイトは

 2018年10月3日 自宅にて読了
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2018年10月2日【仕事】キックオフ

2018-10-12 06:44:28 | 仕事
 この10月で大幅に組織が変わりまして、新しい部は3つの部署からのチームが統合されました。ややこしく思えるけど、業務内容は以前より整理されて明確になった気がします。久々に「それで良いんじゃない?」と思える変更でした。

 で、夕方20名近い所属員全員でのキックオフミーティング。組織の目的とチ0ム編成、それぞれのタスクの確認をやりました。そしてその流れで懇親会…なんですが担当レベルがほとんど来ない。まあ今はそういう時代なのかもしれないけど、来ない連中の顔ぶれを見ると何となく「まあ君らはそうだろうね」と思えてしまうのも事実。懇親会に出るから残業代呉れって言われかねない時代ですからね。

 けっきょく殆どが顔なじみのマネージャーだけでやった懇親会ですが、意外なほど楽しいものでした。こういう愉快な気分で仕事が続けられると良いな。滑り出しは順調じゃないかと思います。しまった、料理の写真を撮り忘れた。

(幹事案内)「今日は鴨を味わうコースです」
(現場で)「鴨?」「ある…カモ?」「ねぇじゃん!」「カモにされただけじゃね?」(幹事土下座)
#私は会計係でクレジットカード使いましたが幹事ではありません
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【本】宇都宮浄人著 「路面電車ルネッサンス」(新潮新書)

2018-10-11 20:31:51 | 本・映画・展覧会
 キリよく月曜日が期初、おかげで台風の余韻でダイヤぼろぼろの通勤電車で2時間半もかかって出勤しましたよ…まさか1時間半も電車に乗れずホームで待つことになるとは思わなかった。乗ったら乗ったで普段の倍以上の時間がかかるし。倒木や安全確認で始発から運転できないのは仕方ないとして、何で次々に電車を走らせられないものかね?(怒)

 さて、15年ほど前に書かれた本書だが、事態は本書で著者が述べた通り、ただしペースは遅めに推移しているように見える。事態とは、日本における路面電車復権の部分。豊橋駅周辺部の整備や富山港線のLRT化、宇都宮LRTの建設などが現実のものとなった。

 だが本書に紹介された諸外国の復権ぶりに比べると、日本の路面電車は復権と呼べるほどの状況にはなっていないと感じる。本書巻末で著者が述べている現状の問題点(例えば軌道法の制約や料金収受方法)について解決に向けた大きな進展は見られない。相変わらず地方都市は郊外のショッピングセンターへのスプロール化が進み、或いはそのショッピングセンターすらも撤退するほど消費人口が減っている現状。

 日本と言う都市環境において、路面電車がフィットするのは本当に著者が言うように中規模地方都市なのだろうか?輸送量や路線規模の前提(定義)は本当に正しいのだろうか?ちょっと疑問に思いながら読んだ。

 2018年10月1日 通勤電車にて読了
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(コンサート)【延期】「響け!ユーフォニアム」公式吹奏楽コンサート ~北宇治高校吹奏楽部 第3回定期演奏会~

2018-10-11 06:23:43 | 音楽、ギター、カラオケ
 2016年2017年と行っているアニメ「響け!ユーフォニアム」劇中演奏曲が生演奏される公式コンサート、今年は2ヶ所の開催となり関東は横須賀。幸い入場券を確保できたのだが…

 「台風24号接近に伴う夜公演中止のお知らせ」はい、延期になりました。昨年も台風接近で雨の京都になったんだっけ。しかし今年は延期ですよ。しかも延期日がクリスマス・イヴ。「アニヲタの君たち、どうせイヴはヒマだろう?」と主催者が思ったかどうかは知らない。気の毒なのはひょっとして約束があったかもしれない楽団員やスタッフの皆さん。そしてゲスト出演する歌手や声優の皆さんもね!

 当日は昼の部だけ公演されたが、延期分も全く同じ構成で演るのか、少しアレンジしてくるのか楽しみではあります。
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【本】平岡昭利著 「アホウドリを追った日本人――一攫千金の夢と南洋進出」(岩波新書)

2018-10-10 20:15:15 | 本・映画・展覧会

 いつ行けるか判らないけど、パラオ予習の流れで借りた本。

 探検家も開拓者も、純粋な冒険心ではなく山っ気が大きな原動力なのだなあとしみじみ感じた。そりゃ当時は命懸けですものね、それくらいの見返りがないと。

 それにしても、大らかと言うか杜撰と責めようか、よくこんな連中の法螺や大風呂敷が通って公金から費用をせしめたものだと思う。そして例えば玉置半右衛門は南洋諸島や大東諸島開発の功労者なのか?アホウドリを虐殺しまくりリンを収奪しまくった極悪人なのか?ストーリーを追うごとに疑問が広がりばかりだったが、それは著者の責任ではない。

 2018年9月28日 通勤電車にて読了

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2018年9月22~25日 【旅行】マレーシア経由シンガポール(3)

2018-10-10 06:22:26 | 旅行・ハイク&ウォーク
 9月24日、3日目。朝からLRT乗りつぶしだけでは時間があまり、さりとてどこかをウロウロして戻ってくるにはホテルは不便な場所にある。夜のレウストランやバーは豊富にあるが、日中の観光の足場としてあまり適当な場所ではない。なので昼まで部屋でのんびり読書。水着を持ってくるのを忘れたのが残念。

 昼にチェックアウトして乗りつぶしの仕上げ。NE線でSengkangまで行き、ここを起点に8の字状に整備されているLRT(ゴムタイヤの新交通システム)に乗車(写真)。さらに一駅乗ったNE線の終点・Punggol駅で同様の8の字LRTに乗車。一週間後から整備のためか長期運休するそうで、危ないところだった。セントーサ島のモノレールと合わせ、MRT(地下鉄)、LRTとシンガポールの軌道交通乗りつぶし完了!

 シンガポールの交通系アプリを使ってルートを確認したところ、Punggol駅から空港行きのバスがある。予測よりも早い47分で到着、乗換なしで座って街並み見物しながら移動でき便利だった。

 帰りもクアラルンプール経由。MH608便(9M-MXC:737-800)で到着時、搭乗橋が不具合となるアクシデント発生。けっきょく牽引車で隣のスポットに移動、とんだヒマつぶし。JL724便(JA869J:787-9)で成田へ。途中から秋雨前線でガンガン揺れた。ビジネスクラスだったが眠いので朝食不要と伝えておいたが、CAさんがおにぎりを作ってくれたのは美味しかった。

 目的をすべて果たし満足して帰宅、来年もクアラルンプール経由で訪問し、その時こそウビン島へ行こうと駐在員と誓い合ったのだった。(おわり)
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【本】井上靖著 「楼蘭」(新潮文庫)

2018-10-09 20:04:12 | 本・映画・展覧会
 ヘディンの西域探検記の流れから、本書を読み直してみた…と書くのは誤り、そう言えば中学時代に読み始めて挫折したことを思いだした。厚い本だが短編集なので読みにくいことはない。たぶん、地名とか登場人物とかが慣れない漢名であること、現在より世界の地理の疎く舞台をイメージできなかったことが原因ではないか。約40年ぶりに雪辱戦だ。

 題作「楼蘭」はまさにヘデインの探検記がベースとなっているよう。そして「さまよえる湖」は本書でもさまよう、と言うか逃げてゆく。同様に西域の探検記、それに人生を賭けた男の物語とシリーズのように続く。舞台が日本の作品は場違いな印象を受け、西域系のダイナミックな物語と比べると凡庸に見えてしまう(が、勿論そうではない)。

 例えば同じ砂漠でもサハラやナミブ、或いはサウジアラビアのと比べて。或いは現在でも人のあまり入らないアマゾン奥地と比べて。何故だか西域=シルクロード辺りは行ってみたい感が強い。距離的に近いからというだけではない不思議な磁力を持っているように思える。

 2018年9月27日 通勤電車にて読了
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