日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
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【本】磯部浅一著 「獄中手記」(中公文庫)

2019-07-09 06:36:43 | 本・映画・展覧会
 昭和11(1936)年に起こった陸軍青年将校を中心とするクーデター「2.26事件」の主導者の一人、磯部一等主計(当時)の手記や獄中記などを纏めたもの。

 失敗に終わったクーデターを起こした者は体制側から見れば当然「反逆者」「犯人」であり、その者の手記(しかも獄中で綴ったもの)などがどうして遺せたのか不思議だが、その行動に共感・同情した看守がいたと言うことである。

 本書に記されているクーデター側の言い分が正しいのかはともかく、いちおう筋は通っているように読める。それを武力で正さんと言う姿勢は止むを得ずと言うべきか。昭和天皇の思うところを読み違えたのが誤算と言うべきか、やはり彼らの言い分は時代錯誤で間違ったものだと言うことになるのだろう。

 クーデターなど起こって欲しくはないが、今の日本にこれほど熱く国を思い民を思う一団など居ないだろうなあ。

 2019年6月24日 通勤電車にて読了
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2019年6月23日 【物欲】久々のスポーツサンダル

2019-07-08 20:46:06 | 各種物欲
 暑い時期、スニーカーでなくサンダルを履くと快適なのは自明。ただしいわゆるビーサン、ゴム草履だとかかとがペタペタ言ってみっともないし、そこらへ突っかけてゆくだけならともかく、ちょっとお出かけするには足元が不安。そういう理由でスポーツサンダルを使っていたのだが、数年前の旅行の帰りに飛行機の荷物棚に片方を落としてきてしまいそれっきりに。買い替えようと思った時は既に良いデザイン良いサイズは売り切れとなっており、入手できずにいた。

 今年は思案のあげく、通販で買うことにチャレンジ。身につけるもの(服や靴)をサイズ表だけで買うってチャレンジじゃないですか?サイズ標記なんて参考にしかならない。実際、履いている靴は0.5cm刻みの標記の幅が1.0cmもある。3サイズの靴を履いてるわけです。

 スポーツサンダルで検索すると山ほど商品が出てくるけど、自分の選定基準は「爪先が隠れること(足の指の保護)」「かかと部分がマジックテープで留められること(ホールド性とフィット調整)」、それに色がタンもしくはブラウン系ならなお良い。そして安いこと。

 類似商品が幾つもある中から選んだのは上記を満たす製品で最も安価なもの、サイズは購入者レポートからトレンドを見てジャストサイズのものを指定。早々に到着した商品は箱でなくファスナー式ビニール袋に入っていて驚いたけど、逆にゴミが出ずに好感。サイズはバッチリ、近所まで歩いていった限りでは爪先が痛くなることも、ベルトが足首に擦れることもなかった。有名ブランドのkeenで良いなと思うのがあったけど、その1/3ほどの値段にしては十分な商品だろうと思う。
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(Live) I/GO倶楽部(丸山ももたろう・古橋かずあき)

2019-07-08 06:39:36 | 音楽、ギター、カラオケ
 今夜はアコギのライブ。四谷のお店へ行くのも久しぶり。

 丸山ももたろうさん(丸山政幸・写真左)って初めて聴くのだけど実は超実力者で、松山千春のツアーメンバーだったり、有名なミュージシャンのアルバムに参加していたり。ギターが上手いであろうことは容易に想像つく。で、本人が主役としてプレイするとどんな感じなの?ってトコに興味があって。古橋かずあき(古橋一晃・写真右)さんもそういう実力者とペアを組むのだから、腕前の方は折り紙つきでしょう。この二人のユニット、「アイゴーくらぶ」と読むのかな?

 ステージは2部構成、インストだけかと思ったら歌モノもあった。サウンド的にはインストだとカントリー、グラスっぽい感じ。歌だとザ・ディランIIとか'70年代フォークの香りのするセレクション、ちょっとブルージーな雰囲気もあって。古橋さんは殆どピック弾きなんだけどタッチが柔らかく素晴らしい。1.4mm厚くらいのピックだそうだが特にこだわりはないそうで。

 お二人とも関西出身、ボソボソと話す中にもボケツッコミが入る楽しいMC。実は最近丸山さんはかずま君と「親子弦」ユニットでライブをやっているので、そちらも聴きに行きたいと思うのだった。

 2019年6月21日 四谷三丁目・ソケースロックにて
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【映画】ガールズ&パンツァー 最終章 第2話

2019-07-05 20:54:16 | 本・映画・展覧会
 前作(最終章第1話)から1年半経ってようやく公開、僅か1時間に満たない作品を作るのにどれだけ掛かってるんだ!と怒りとも嘆きともぼやきともつかぬ声多数、それでも見捨てる人がいないのは作り込みの凄さを知っているから。

 と言う事で、本作も初回はいすゞ仲間4人で観に行くことにした。鑑賞前のネタバレは禁止、鑑賞後の反省会ならぬ反芻会では思いきりトーク。

 上映時間は少し長い50数分、前回の劣勢を跳ね返し勝利できるか、次の戦いはどうなるのか、と言うストーリーなのだけど、「響け!ユーフォニアム」シリーズ同様、回を重ねるごとに(主人公に限らぬ)登場人物たちの成長が見られるのが嬉しい。

 前作同様に作り込みがすごく、セリフにパロディや暗喩がある一方で画にも様々なメッセージが込められていそう。その「謎解き」と劇場ごとの音の差を確かめるべく、本作も数回は観に行くことになろう。

 2019年6月20日 新宿・バルト9にて
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2019年6月20日 【食べ物】サンマ・クライシス

2019-07-05 06:42:20 | 食べ物・飲み物
 3年間の出向期間中、出向先の周囲にサンマ定食を食べられる店は殆どなかった。4月から原籍復帰し、これで今年の夏はサンマ定食にありつけると思っていたのに、店の前を通りがかったらこんな貼り紙が。閉店だってお。

 まあね、多少は心当たりがないわけではない。店長以下のスタッフが変わり、値段は上がり、付け合せは貧弱になり、何より雰囲気が悪くなってしまった。とげとげしくはないのだが、がさつ。バイトの質も悪く、社員ともども人が食事している横で平気でガチャガチャと騒々しく片付けをする有様。

 たぶん居抜きで別の居酒屋が入ると思う。と言うよりそう願う。それで、今年の夏もサンマ定食を食べたいのだ。それが私のサ(ン)マーウォーズ。よろしくお願いしまぁぁぁす!
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2019年6月19日 【食べ物】品川・神仙

2019-07-04 20:34:09 | 食べ物・飲み物
 会社でストレス溜まるできごとがあり、気晴らしのため久々に「品達」に行ってみた。当分行ってないので少しは店の入れ替えもあったろうと。久しぶりすぎて、どこに入ってどこが新規なのか覚えていないほど。

 まがまがしいまでにドロリとしたスープに極細の麺。これが金澤流?それぞれ好きな人はいると思うけど、この組み合わせはどうだろうか。僕は遠慮したい。
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2019年6月18日 【仕事】スタミナフェアでうなぎを

2019-07-04 06:29:14 | 仕事
 うちの会社で利用できる施設で「初夏のうなぎフェア」を開催するそうで、良かったら行きませんかと鉄道愛好会のメンバーからお誘いがきた。駅からちょっと歩くし家と反対方向なので普段なら行かないのだが、折角のお誘いだし鰻は好物なので足を運んだ。

 ちょっとタレが甘いかな、それと皮が硬め。たぶん中国産だろうけど、それでもこの値段はありがたい。行きやすい場所にあればフェア期間中は最低でも3回は行ったろうに、残念。

 夏の青春18きっぷの旅はするのかとか、どこそこの観光列車はどうとか、本来の話題も弾み楽しい夜だった。
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【映画】青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない

2019-07-03 20:27:11 | 本・映画・展覧会
 今月は観たいアニメ映画の新作公開が続くなあ。今日は「青春ブタ野郎」シリーズの劇場版。

 シリーズの原作もTVアニメも観ていないと、劇場版を観ても前提や設定が判らないことがある。もちろん「一見さん」でも楽しめるよう配慮はされているのだけど。なので事前にwikipediaでシリーズの構成や話の流れくらいは掴んでおいた。

 予習のおかげでストーリーには難なく付いていけた。うん、タイムリープ的な話ですね。実はこの手のストーリーはアタマの切替がうまくゆかず話の流れに苦労することが多い。今回もちょっと危なかったかも。

 ヒットしたシリーズ物だけに観客は多く、作品も人気声優がズラリとエンドロールに並ぶ。ハッピーエンドで良かった。

 2019年6月17日 川崎・チネチッタにて
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(Live) L.M.T.(Love Music Together)

2019-07-03 06:37:04 | 音楽、ギター、カラオケ
LMT:小田俊明(vo,g)、日吉大雄(vo,b)、クッキー里中(dr)

 台湾から小松経由で戻り、その足でライブ会場へ向った。そんなタイミングなので開演には間に合わず、一部ラストの曲から参戦。そう言えば昨年夏の川崎ライブはフランスからロシア経由で戻ってきた日に聴きましたね。

 今日は曲目の記録をせず、のんびりと(いや結局はしっかりと)心地良い音楽に浸った。小田さんの丁寧なカッティングギター、日吉さんの心強いベース、そしてクッキーさんのさりげなく手の込んだドラム。

 終演後のおしゃべりも楽しく、台湾土産を買って乗り込んだ甲斐のある快いライブだった。

 2019年6月16日 川崎・ゆんたくにて

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【本】田中克彦著 「名前と人間」(岩波新書)

2019-07-02 20:28:34 | 本・映画・展覧会
 名前の構造、音などである程度の出自は判る。経験的に知っていることだ。
一国の制度に他国の人の名前を当てはめようとするとムリが生じることがある。これも経験的に知っている。そんな話。

 なんでこのような本を借りちゃったかな、別にそんな学術的な話に興味はないのに…と思ったら最後の章で唐突にモンゴル人の名前の構造についてやたら詳しく解説がされていた。そうだ、モンゴルの本を書いた著者なので別の本もと借りたのだった。だけど、内容は正確かもしれないが、この本の流れに対しモンゴルの章だけは場違い感がありあり。著者の研究内容としては先にモンゴルがあり、そこから言語学へと発展したのかもしれないが、本としてのまとまり感には欠ける印象を持った。モンゴルだけが印象に残っちゃったよ。

 2019年6月16日 IT252便(桃園→小松)にて読了
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