日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2021年12月28日~2022年1月2日 【旅行】年越しは佐賀唐津七島めぐり(4)

2022-01-17 20:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 1月1日。地方交通を利用する場合、正月三が日は注意しなければならない。元日は運休、2,3日は特別ダイヤなんてことが良くある。唐津周辺の航路もそうで、プランニングのため全部の船会社に電話して確認したのだ。ともあれ今日も動いている船があり、島巡りができる。あ、明けましておめでとうございます。今年もお付き合いよろしくお願いします。

 今日は呼子の手前にある湊(みなと)から、元日らしく縁起の良さそうな神集(かしわ)島へ行く。途中で海沿いを通ると、停まっている車があちこちに。おお、初日の出が見られるのか。ならばと少し急ぎ、日が昇る方向に山があったのも幸い、着いた桟橋から初日の出を拝むことができた。

 元日らしく、神集島への船には大漁旗が掲げられている。所要時間は10分ほど。島を歩く時はたいてい左回りに行くのだが、今回は道が判り易そうな右回りで歩いてみる。島の南側を海沿いにぐるりと回り、もう1つの漁港の先から急な山道に入る。恐らく以前は、こちらの道しかなかったのではないか。島内は皆さん軽トラで移動するので、今や遠回りでも平坦で道幅の広い海回りを走り、山道はけっこう荒れていた。
 急登が収まったと思ったら前方に動く影、そう言えばどこの島でも鳥は盛んに鳴いているが動物の影は見ず、なのに箱型の猪罠は度の島でも見かけた。で、その影は何とエミュー!帰宅して調べたところ、こんな記事があった。ダラダラと下ってゆき、港に戻ってきた。

 湊に戻り、唐津市街まで戻る。レンタカー屋にクルマを預け、徒歩で唐津城方面へ。博多からの高速バスの終点(バス営業所)近くの桟橋から、29日に雨のため行くのを断念した高島へ向かう。所要10分。この島だけは観光客が多い。宝当神社と言う社があり、周辺の店で売られている袋を持ってお参りし、それに宝くじを入れておくと当たると言うことで大勢の不信心者(^^;)が訪れるのだ。島には食堂もあり、土産(と言うより宝当袋専門?)もあり、他の各島とは全く様相が異なる。
 昼になる前に食堂へ入り、とっとと食事を済ませてから島巡り。と言っても島の外周道路は台風被害で通行止が続き、歩けるのは集落周辺のみ。当然あっという間に終わってしまい、最も観光地化された島が最も物足りない感じとなってしまった。

 これで7島中6島を制覇。残念ながら向(むく)島へは帰りの飛行機の都合で行く余裕がなかった。だがあちらには近くに別の自治体に属する離島があり、そちらと合わせて訪問した方が移動効率が良いため、7島コンプリート出来なかったことに未練はない。

 唐津に戻り、唐津城を見学。ここは城の外観を模した観光タワーだが、内部の展示は興味深かった。そして「唐津くんち」の元である唐津神社へ寄ったが長蛇の参拝行列のため断念、再び車で走り出した。虹の松原を通り、そのまま海沿いの国道を福岡方面へ。福岡県に入ったところ(JR福吉駅付近)で山手に入り、山中を経由して唐津方面へ戻り、鏡山へ。鏡山神社にお詣りし、展望台から雄大な景色を眺めて満足。再び虹の松原へ入り、ご当地名物の「唐津バーガー」を移動販売バスで買って持ち帰り、レンタカーを返却。丸3日で150kmほどしか走っていなかった。

 元日で開いてる店も多くないため、唐津バーガーや買い置きの食品で夕食とした。4泊したホテルも今夜が最後。大浴場の湯は日によって温度がまちまちで管理不良。だが予約制のためいつも一人、気分は良かった。写真は上が神集島ゆきの船、下が唐津城をバックに高島ゆきの船。

 本日の歩数:約22,000歩

 [OYOアスカホテル唐津 泊]

唐津 0700
(レンタカー)
湊港 0720/0800
(唐津汽船)¥230
0955-79-1365
神集島 0810
*** 神集島 ***
神集島 0930
(唐津汽船)¥230
湊港 0940/0945
(レンタカー)
唐津 1010
唐津宝当桟橋 1140
(佐賀玄海漁業協同組合)¥220
0955-73-1585
高島 1150
*** 高島 ***
高島 1320
(佐賀玄海漁業協同組合)¥220
唐津宝当桟橋 1330
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(Live) Love Music Together(L.M.T.)

2022-01-17 06:00:00 | 音楽、ギター、カラオケ
(写真左から)小田俊明(vo/g)、日吉大雄(vo/b)、クッキーサトナカ(vo/dr) (写真外)松本文子(ゲストvo)

 今年もよろしくお願いします!という年初ライブ、オミクロン株急拡大で開催も危ぶまれましたが敢行、ただしそういう状況ですのでお客様は少な目。仕方ないですね、開催できただけでもメンバーやお店に感謝しなければ。と言うわけで見知った顔ばかり、新年会みたいな雰囲気の中でスタートしました。

(1st stage)
・大切にしよう
 →この曲から始まると何かスムースにL.M.T.の世界に入って行ける気がします。イントロのギターでワウのピッチが緩やかで浅め、おや?と思ったら小田さんワウを変えられたとのこと。優しい掛かり具合に聞こえました。
・手をつないで帰ろう
・女房のいない週末
・奇蹟
・Little Party
・エイサー
 →2月に予定されていた沖縄ツアーはどうやら中止(応援に行くつもりだった私の航空券どうしよう)、その悔しさをぶつけるように気合いの伺えるボーカルでした。ドラムは一番をシンプルに、二番で盛り上がってくると効果的な装飾を。心憎い。
・どんな雨の朝だって幸せはいつも君を待ってる
 →自分が聞いた限りでは2020,2021年には聴いておらず、それくらい久しぶりでした。ラストでは客席も一緒にコーラスなのですが、このご時世ですので着席して控えめに。小声でも歌えるようになっただけマシでしょうか。

(2nd stage)
・ハナミズキ/一青窈(vo.松本文子)
 →曲と彼女の声調が合ってますね。一青窈って不思議なほど歌われますね。
・Please Please Me/The Beatles(vo.松本文子)
 →こちらはハッピーに新年を盛り上げるために。オミクロンにも負けないぞ、おー!
・恋に落ちずに「恋」をする
・China Doll(新曲)
 →また新曲がリリースされました\(^o^)/落ち着いた雰囲気の1番が終わって間奏で一転、ミドルテンポ(やや早目か)のスムースジャズ調、やだこれ好き…そのまま2番に入って欲しい。そこを堪えて元に戻すのが分別あるオトナなんでしょう。この曲、いい。曲の構成は間違いなく新境地だと思います。
・「あ」ではじまる言葉
・夢
・よくよく考えてみるとだいたい夏にはいい思い出がない、かもしれない
・Gentle Rain
・My Sweet Lover
 →引き続き「立ち踊り」は自粛、「着席お手振り」で我慢の子でありました…。

(Encore)
・Ikiteku Monday Sakaba
 →メンバー3人で交互に歌い回すのだけど、歌いだしのクッキーさん、これ持ち歌?ってくらい馴染んでます。暗くならず、軽すぎずって微妙なセンをゆく歌詞と演奏が沁みます。

 演奏中は集中して聴き、終演後は楽しい新年会(もちろんマスク着用)。メンバーとも他のお客さんとも、今年も楽しくやってゆけたらと思います。カンバンまで居座ってしまい毎度すみません>店長コバさん

 2022年1月14日 四谷三丁目・ソケースロックにて

L.M.T. Youtubeチャネル:こちら
L.M.T. 公式Webサイト:こちら
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【写真展】「五百羅漢修復 祈りの継承」展

2022-01-14 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 JCIIのビルでやっているノーマークだった写真展、これが良かった。実に鮮鋭に撮られた仏像と、修復過程のスナップ。放映していた修復家・長井武志氏へのインタビューも興味深かった。写真撮影は千代田路子氏、映像撮影は松山瑞樹氏。

 これを見たからには、ぜひ実際に五百羅漢寺(目黒区)に足を運んで拝めるものなら拝んでおきたい。会場には修復募金箱があったので、五百円を寄附した。公式サイトはこちら

 2021年12月26日 半蔵門・JCIIクラブ25ギャラリーにて
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2021年12月28日~2022年1月2日 【旅行】年越しは佐賀唐津七島めぐり(3)

2022-01-14 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 12月31日、今日も2島を訪ねる。今朝も呼子からの船に乗るため、昨日と同じ行動で船に至る。

 馬渡(まだら)島への船は昨日の加唐島行きと同じ桟橋の反対側から出るが、判り辛い。この船だけは唯一、呼子を出て名護屋(なごや)港を経由してゆく。呼子発着の4島では1つだけ離れて西側に位置することが理由なのか?経由することもあり、40分ほど掛かる。この島への客も島民関係者もしくは釣り人ばかり。

 島は呼子4島では一番大きく、その2/3のエリアくらいに何本も道路が通っている。港の待合所で島の案内パンフレットを見つけたので、それを基に一筆書きの要領で島を巡る。港から奥に向かって片勾配な感じ、等高線に沿って3本くらい道があるイメージ。この島も教会、そして大きな島らしく幼稚園まであったがそれもキリスト教だった。人も多く、島の奥の方までポツンポツンと家がある。港は島の南側にあり、北側の展望台「番所の辻」に向かって標高を上げるにつれ風が強まってきた。展望台は素晴らしい眺め(壱岐島が近い)だが玄海灘からの強烈に冷たい北風が唸り、5分で退散。林に入ると次第に静かになり安堵した。

 小川(おがわ)島への船は唯一のフェリー型だが、通常は旅客輸送のみ。割と大きな船だが航行時間は20分ほど。ここは捕鯨基地だった由、捕鯨と言うより「鯨獲り」と言う時代の話。この島も一周できる道があり、歩き回った。ヒヨドリ。カラス、ウグイス、ほか。もう少し鳥の種類を覚えたい。港から少し集落に入ったところに「猫だまり」があった。北側の海岸では怒涛が押し寄せていた。

 これで7島中4島を制覇。呼子に戻って夕食。明日も早いので「ゆく年くる年」を見るのは控え、普段と変わらない夜を過ごした。昨年は兵庫県三田、今年は佐賀県唐津。二年続けて国内で年を越すのは、ちょっと感慨深いものがある。それでも今年はかなり良く動きました。写真は、上が馬渡島、下が小川島。

 本日の歩数:約33,000歩

 [OYOアスカホテル唐津泊]

唐津 0630
(レンタカー)
呼子 0820
(郵正丸)¥870
0955-82-9008
馬渡島 0859
*** 馬渡島 ***
馬渡島 1300
(郵正丸)¥870
呼子 1340
(徒歩)
呼子 1500
(川口汽船)¥520
0955-82-8025
小川島 1520
*** 小川島 ***
小川島 1700
(川口汽船)¥520
呼子 1720/1730
(レンタカー)
唐津 1800
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【写真展】国際観光写真にみる1930年代

2022-01-13 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 昭和初期の、JTB(当時は日本旅行文化協会)のカメラマンが撮ったと言う写真集。国際観光写真とあるのは、日本の風俗や景色を海外に紹介し海外での認知度を高めようと言う、今で言えばインバウンドツーリズム的な企画だったのではないかと推察した。

 撮影技術などがどうこうでなく、純粋に当時の世相の一端が観られて楽しかった。同じ構図で現在の様子を撮って比べたら面白いだろうな。

 2021年12月26日 半蔵門・JCIIフォトサロンにて
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2021年12月28日~2022年1月2日 【旅行】年越しは佐賀唐津七島めぐり(2)

2022-01-13 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 今回の宿泊、自分の中では前代未聞?出張以外では遥か昔にYHでしかやったことないような 「同宿4連泊」。ホテルは唐津BCまで徒歩2分、コンビニ3分。飲食店のある通りまで6,7分。大浴場があるのは良いが時間予約制で面倒くさい。

 12月30日、今日から島巡り。雨は明け方に上がった様子。6時半にホテルを出、市内の吉野家で朝食を摂り、コンビニで昼食を仕入れ、レンタカー(ヤリス)で呼子(よぶこ)へ。町営駐車場は時間制で高く、朝市駐車場は8時からしか入庫できないため、「ランチを食べますので」と心の中で詫びながら食堂の駐車場に置かせて貰う。

 8時の船で「猫の島」加唐(かから)島へ、20分ほどで到着。客は島の人間か釣り人で、どちらでもないのは自分だけ。ここは南北に長く、港は南端で北端に灯台があり道路が通っている。往復で少しコースを変えられるのも面白そうで、片道4㎞ほどの道を歩いてゆく。今回はトレッキングシューズを用意してある。島内、ヒヨドリがキーキーと賑やか。他の鳥の声はあまり聞こえない。快晴となり気持ち良いが、風が強く、特に灯台付近では海から吹き付ける北風が強烈かつ極寒のため、早々に折り返した。灯台から見える陸地は壱岐島だった。人気の猫だが、殆どが港周辺にいた。(写真左)

 唐津に戻って慌ただしく昼食、午後は松島へ。この船は連絡船ではなくクルーザー、日本でもこんなの珍しいのでは?客室ドアに懐かしい「ken&merry」のステッカーが貼ってあり「お、ケンメリ」と呟くと船長が「あ、知っとるとですか?」と相好を崩した。聞けばハコスカ(KGC10)にY30セドリックもお持ちだそうで、思わぬところで旧車談義。松島までは15分ほど、若い息子さんが操船する。オヤジさんは見張り役だ。「人生は一度きりですけん、楽しまんと。」

 松島は加唐島の隣島、港から急坂を登り、15分も歩けば突き当たってお終い。ひょっとしたら林の中に作業道くらいはあるのかもしれないが…それだけなので人家も少なく、おかげで10人ちょっとしか乗れないクルーザーでも大丈夫なのだろう。港には小さな教会があり、聞けば島民みな信者なのだそうだ。(写真右)

 来た道を唐津に引き返して本日は予定通りに終了。ところでホテルの駐車場は有料かつ台数が4台分しかなく、今回は借りられなかった。ならばとレンタカーを借りる際、ダメもとでお願いしたら毎晩置かせてもらえることになった。預けても良いが、毎日の終業時刻(20時)に鍵を受け取りに行く必要がある。それでも有難い、トヨタレンタカーの神対応。幸いなことに、レンタカー屋もホテルから徒歩3分ほどなのは幸運だった。

 本日の歩数:約33,000歩

唐津 0700
(レンタカー)
呼子 0725/0800
(加唐島汽船)¥520
0955-82-9366
加唐(かから)島 0817
*** 加唐島 ***
加唐島 1300
(加唐島汽船)¥520
呼子 1317/1430
(新栄)¥460
090-7165-0909
松島 1445
*** 松島 ***
松島 1600
(新栄)¥460
呼子 1615/1630
(レンタカー)
唐津 1655

 [OYOアスカホテル唐津泊]
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【写真展】中村治展 「NEON NEON」

2022-01-12 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 どこかの写真ギャラリーで本展の案内を見て、いつもは出かけないエリアに足を運んでみた。

 タイトルの通り、主に首都圏のネオンサインばかり撮り集めたもの。シンプルに文字だけのもあれば、賑やかなバックがついているものもある。自分も知っている、割と近所のカンバンもあってちょっと嬉しい。

 廃れかけていたネオンサインだが、最近少し復調傾向なのだそう。LEDにはない光り方、一品モノならではの個性が見直されているらしい。職人技の継承がされることも喜ばしく、王道でなくとも生き延びてくれたらと思わないでもない。ところで電気を喰いそうなイメージがあるのだけど、実際の所どうなのだろうか。

 2021年12月26日 外苑前・Nine Galleryにて
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2021年12月28日~2022年1月2日 【旅行】年越しは佐賀唐津七島めぐり(1)

2022-01-12 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 まさか新型コロナ渦がここまで続くとは、思っていなかった。今年こそ年越しは海外でと目論んでいたんだけどねえ…。たぶん1年に1度も海外へ行かなかったのって、20年ぶりくらいじゃないかな。

 海外年越しが実質的に不可能と見切りをつけたのが11月。ならば国内と考え、今年は離島めぐり、なかでも船便の都合で時間のかかる鹿児島の離島をめぐろうと考えた。プランを立て予約を始めたところ、鹿児島の離島はどこもハードルが高く宿もレンタカーも年末年始は休業ばかり、それで目先を九州北部に転じた。佐賀県唐津市周辺には七つも離島がある。伊豆七島ならぬ唐津七島、ここを訪ねることにした。

 12月28日、21時ちょうどにバスタ新宿を発車する「はかた号」に乗車。約 1,100㎞と国内最長級の走行距離を誇る。今年はもう搭乗の「ノルマ」を達成していたのと、年末で航空運賃が高いのと、何より「乗る時はこちら」と決めていた個室タイプの「プレミアムシート」が取れたので乗車を決めた。アドバイスをくれた友人に大感謝。車両はふそうエアロクイーンのスーパーハイデッカー、席は2A。今日は代替わり前の車両も2号車として増車されている。

 個室だが、思ったより狭苦しさを感じない。前に乗った海部観光の「フローラ号」は期待の割に感動しなかった(むろん良くなかったわけではない)が、「はかた号」は乗った時から馴染むと言うか身体の収まりが良い。もちろん広大なスペースがあるわけではなく、デイパックはフットレストを上げてからその下に押し込むか、或いは一旦カーテンを開けて上の棚に載せなければならないのだが。23時半頃、新東名静岡SAでドア解放の休憩。ここを出ると、翌朝までドア解放休憩はない。もちろん車内にトイレが付いている。

 個室なので消灯時間を過ぎてもカーテンを閉める必要がなく、買い込んだカップ焼酎をちびちび舐めつつ、流れ去る照明灯やテールランプを眺めながら過ごすことができる。が、窓ガラスから強烈な冷気が押し寄せて来、ほどなく閉めざるを得なかった。時節柄ブランケットの貸し出しはしておらず、ちょっと寒く感じる。脱いだジャケットをひざ掛けにして、何とかしのげる程度。このバスで唯一の不満だった。

 12月29日、4時に山陽道三木SA、6時に同福山SAにてドライバー交替と思しき停車。8時過ぎに同佐波川SAで解放休憩、洗顔。2号車もいっしょ(写真)。本州の端近く、長い下り坂&カーブが連続する区間で単独事故による渋滞、関門橋を渡って門司ICで北九州都市高速へ入り、いったん流出して小倉駅周辺に停車。既に30分ほど遅れており、予定スケジュールに戻すにはここで下車して新幹線で博多へ向かうべきだが、今日はバス旅優先でそのまま乗ってゆく。

 足立ICから再び高速に入り、黒崎で出て戻り、三たび高速で福岡入り、都市高速を天神北で降りて市内へ。高速も市内も年末渋滞があり、65分遅れで博多バスターミナルに終着した。もう少し暖かければ更に良かったのだが、意外と眠れ、WiFiの繋がりも良かったため飽きることなかった。

 博多BTでバスを乗り継ぎ、「からつ号」で唐津へ。1時間半ほどで到着、いったん宿に入り、予定より1便遅らせた夕方の船で島へ渡ろうと思ったのだが雨になってしまい断念。ホテルで夜行バスの寝不足を補い、読書して初日は終了してしまった。

【12/28(火)】
バスタ新宿 2100
(はかた号)
[車中泊]

【12/29(水)】
博多BT 1117(+65)/1303
(からつ号)¥1,050
唐津BC 1435
1900~ トヨタレンタカー唐津駅通り

[OYOアスカホテル唐津泊]
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【本】市川健夫・斎藤 功著 「再考 日本の森林文化」(NHKブックス)

2022-01-11 20:00:00 | 本・映画・展覧会
 タイトル通り、日本人はどのような森林の恵みを享受してきたか、を紹介した本。

 知識的にはためになるかもしれないが、あれもある、これもあるのオンパレードでストーリー性はなく、山村密着ルポでもないため面白みに欠けた。

 2021年12月25日 自宅にて読了
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2021年12月26日 【旅行】夜行日帰りで利島へ→敗退

2022-01-11 06:00:00 | 旅行・ハイク&ウォーク
 利尻島(北海道)ではなく、利島(東京)です。「としま」と読みます。伊豆大島の近く、三角錐みたいな島なんで見分けやすいです。さんざん見てるけど行ったことなかったのです。駄菓子菓子、そうは問屋が卸さなかった。

 前夜、竹芝から3代目「さるびあ丸」特2等(寝台)に乗船。この時点で伊豆大島と終着の神津島以外は条件付き運航とアナウンスされる。酒を飲んでとっとと寝るが、船内が暑くて寝苦しかった。そして伊豆大島到着前にアナウンス、利島はこの便も折返しの上り便も欠航が決定。なので大島で下船、利島との差額を払い戻して貰う。

 さてどうしよう?まだ暗い。そう言えば温泉があったな、ダメもとで訊いてみると、客船到着に合わせて発車する元町港ゆきバスが、その御神火(ごじんか)温泉まで直通するとのこと。有難い。20人以上の乗客、ほぼ全員が温泉まで乗車。ハイカー姿が多いのは、今日はハイキングツアーが催行されているらしい。温泉はほんのり塩味、大き目の浴槽とサウナがある程度だが、存分に楽しんだ。客船到着に合わせて営業開始する温泉、あっぱれ。

 さてどうしよう(2回目)?そろそろ航空会社の事務所が開くので電話して、午後に予約して便を午前に振り替えて貰った。電話を切って空港近くへ行くバスの時刻を尋ねると、あと4分!元町港のりばまで走ってセーフ。空港に着いて、ようやく昨夜買った弁当を食べる。喫茶でコーヒーを飲み、僅かなみやげを買った。空港で島焼酎を売っていないのは残念だった。

 今回利島訪問に次ぐもう1つの目的、大島空港利用。羽田からANAのプロペラ機が飛んでいる頃に乗っておくべきだったよ…新中央航空便(JA35CA:Do228)で調布空港まで21分。気持ち良く揺れた。江ノ島、大船駅、戸塚駅、西谷駅とよく見えた。高速道路は順調に流れていた。これが今年の飛行機乗り納め、計44フライト。到着後は新宿へ向かい、そこから都内の写真ギャラリーを回って帰宅した。

 伊豆大島まで行って温泉に入って終わりの夜行日帰り、利島は来年こそリベンジだ。その時はヘリコプターに乗ってみようかな。写真は、大島空港エプロンの新中央航空機。海の向こう間近に伊豆の山々、右端には伊東の大室山も写っている。(おわり)
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