日々のつれづれ(5代目)

旅行レポート以外の、細々としたこと。
割とまめに書くようにしています。
お気軽にコメント下さい。

2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(11) 第番~第番そして帰宅

2022-04-04 20:00:00 | バイク・自転車
 3月21日、ついに最終日。予定以上に回れたことに感謝しつつ、最後まで安全に走り切ろうと誓ってスタート。帰りは飛行機だが、いったん松山から離れ新居浜へ。ここのいすゞ仲間宅にバイクを預けて帰宅する。友人一家と会う時間、松山までの戻り時間を考えると、活動できるのは午前中のみとなる。

(48)西林寺
 本堂の屋根が大きく堂々とした佇まい。
(49)浄土寺
 特に印象なし
(50)繁多寺
 特に印象なし
(51)石手寺
 観光客が来るほど有名な寺で、境内参道はミニアーケードで売店が並ぶがまだ営業開始前の店が殆どだった。本堂は複雑な配置で広さを感じないが、三重塔が立派。
 松山市内の諸寺を回ると、次は今治市に寺が集中している。が今回はそちらをパスし、R11で「桜三里越え」をして新居浜へ向かい、途中の札所に寄ってゆくコースをとった。今治周辺は次回、しまなみ海道ツーリングも含めしっかり時間を取ることにする。
(61)香園寺
 他にも鉄筋コンクリートの本堂を擁する寺はあったが、何かのホールか美術館のように箱型の建物であるのは四国でもここだけではないか。内部は本堂と大師堂が一応分けられているが、とにかく中央の巨大な大日如来のインパクトが大きい。インパクトはあるが有難味はどうだろう?タイやミャンマー当たりの仏像を思い出した。 
(62)宝寿寺
 前の寺とは対照的に小ぢんまりとしており、それを慎み深いと感じてしまうのは勝手な解釈だろう。
(63)吉祥寺
 本堂が立派。
(64)前神寺
 山号の「石鈇山」は「いしづちさん」と読み、むろん石鎚山に繋がるのだと思う。その修験者たちの根本道場だそうで、本堂の両側に回廊が連なり、他寺と大きく異なる配置となっている。ここまでで今回の巡礼を終え、撤収に向かうため、いつも以上に深く拝礼して寺を出た。

 伊予小松からのR11は並行する県道や広域農道が少なく、慢性的に車が連なって走っている状態。信号待ちでのすり抜けも自粛しているためペースが上がらず、12時15分に新居浜の友人宅に到着。軽装に着替えさせて頂き、預ける荷物の選別をし、お互いの近況報告をしているとあっという間に時間が過ぎてゆく。友人一家の愛車(JR130ピアッツァ、PF60ジェミニ)と記念撮影(写真)。羨ましいガレージライフである。

 段ボール箱を貰い、冬物バイクウェアや洗濯物を詰めて自宅へ送ってしまう。新居浜駅15:30のバスで松山へ、高速を通ると思ったら今日走ってきたR11を行くのは複雑な心境、高くてもJR特急にすれば良かったかな。市駅で空港行バスに乗り換え、JL440便(JA311J:737-800)で東京まで1時間4分。まだスーパーは開いているので明日以降の食料の買い出し、あっという間に日常に戻る。

 いやー四国、良かったな。田舎暮らしは厳しいと思うけど、高知か松山の町中なら住めそう。元気なうちにノマドライフしてみたい、そんな気持ちにさせる環境だった。遍路自体、人が少なかったのでストレスなく参拝でき気持ち良かった。一方で想像以上に歩き遍路が多く(たぶん100人は見た)、バイクで回っているのが申し訳ないような気になった。いずれ改めて歩いて回ろうか、真剣に悩む。とりあえず、今回の残りをGWに回ってから考えよう。次は、今回ほど空いていないことを覚悟しなければならない。(おわり)

 本日回った札所:8
 今回の総参拝札所:57
 本日の走行距離:81.7km
 今回の総走行距離:1365.1km
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(10) 第番~第番

2022-04-04 06:00:00 | バイク・自転車
 3月20日、今日は松山市沖の忽那諸島めぐり、戻って少しだけ寺巡り。松山市連泊だが、宿は変える。島への船は、宿から見えるほどの三津浜港から出る。今回は2系統の航路のうち「東線」の3島を訪問する。各島には道路があり、かつフェリー便利用のため、バイクを積んでゆき「島ツー」することにした。(写真)
 
(離島―4)野忽那島
 三津浜06:55→野忽那07:57
 島を一周する道路は無く、港から放射状に行き止まり道が数百m伸びている程度。それでも次の船までに全てを歩くのは大変そうで、狭い道ゆえ自分のクラスのバイクが精一杯(家の裏の路地の角など、曲がり切れるギリギリの狭さ)ではないかと思われた。島の反対側の海水浴場は、状況が許せば松山市からの日帰り客で賑わいそうな感じだった。

(離島―5)睦月島
 野忽那08:56→睦月09:13
 細いが島の中を回る道が整備され、途中に多数の石仏が設置されている。「島四国」で八十八ヶ所ある模様。道路の一部は流れてきた土砂に覆われ、ずるずる滑って緊張のライディング。水が出ているところもあり、港に戻ってきた時は下回りが泥だらけになってしまっていた。島中が柑橘系の畑であちこちに「モノラック」設置。イノシシの罠もあり、この辺りの島には居るようだ。1日かけて歩きで「島遍路」するのもアリかと思う。

(離島―6)中島
 睦月10:55→大浦11:30
 忽那諸島の中心で、ほぼ全線が二車線の一周道路+中央部の縦断道路があり、大型路線バスが走る。まず西半分を回って大浦港に戻り、そして東半分を回った。斜面の上まで延々と続くみかん畑、おびただしい本数のモノラック。行き止まりの畑道にも何度か分け入った。快晴で海沿いの道からの景色は良く、石鎚山が海の向こうに綺麗に見えた。
 大浦14:10→三津浜15:32

 三津浜港に戻って寺巡りに向かおうとして走り出して直ぐ、後輪に違和感を感じた。停めてセンタースタンドを掛けて後輪を回してみると、タイヤに釘が刺さっている。あちゃー、島の畑道あたりで拾ったか…チューブレスタイヤでもあり一気に空気が抜けてはいないため、松山市の外れにある寺を回ってしまうことにした。順番飛ばしにはなるが、この2カ所を済ませておくと明日の行程が楽になる。

(52)太山寺
 特に印象なし
(53)圓明寺
 特に印象なし

 検索したところオートバイ用品店(しかも行きつけのチェーン店)が宿への途中にあり、寄ってチェックして貰ったところ、やはりパンクしていた。修理して宿へ、時間を要したが店が直ぐ近くにある場所で気付いて本当に良かった。

 本日回った札所:2
 今回の総参拝札所:49
 本日の走行距離:84.9km
 今回の総走行距離:1,283.4km
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(9) 第41番~第47番、卯之町

2022-04-01 20:00:00 | バイク・自転車
 3月19日。今日は終日ガッツリ寺巡りの予定だったが、途中の町に観たい場所が幾つもあることに気付いて軌道修正。地図を見て下調べをしてきたはずだったが、まだまだ甘い。宇和島の畦地梅太郎(「山と渓谷」の表紙イラストで有名)記念美術館には、時間の都合で寄ることができず残念。

(41)龍光寺
 ここには神仏分離の手は及ばなかったのだろうか、境内に堂々と鳥居が。
(42)佛木寺
 とくに印象なし。
(43)明石寺
 ここは天台宗のお寺であり、四国霊場には珍しい気がする。ちょうど良い頃合いとなり、この卯之町にある施設を見学してから次の寺へ向かうこととした。

(観光)宇和米博物館
 廃校となった小学校舎を直ぐ近くの高台に移設、109mもある廊下での「雑巾がけレース」は有名(訪問時は新型コロナ対策で休止中)。お米の種類や作り方についての解説は良く判ったが、肝心の宇和米の歴史や特徴についての説明が弱いように思えた。

(観光)宇和民具館
 当地で使われた民具を収集展示、地下の保存庫までオープンして見せるやり方は素晴らしい。展示も雑然とせず細やかさが感じられた。

(観光)愛媛県歴史文化博物館
 県の大きな施設がこんな場所(失礼)に?と驚くほど立派な施設。内容もさすが、県内各地の生徒学生の社会科見学・修学旅行先としては松山市でない方が良いのかもしれない。
 次までは80㎞近いトランスポート区間。R56へ戻らず、博物館前の県237をクネクネと辿っていった。大洲市内は渋滞。R379は快適な山道と思ったらR380に入り林道レベルの道になった。この辺まで来ると標高が上り、冬ジャケットでもうすら寒い感覚に。

(44)大寶寺
 山の中で神秘的な雰囲気。
(45)岩屋寺(写真)
 今回いちばん駐車場から歩いたのはここか?岩壁にへばりつくような狭い境内、坂東三十三観音の大谷寺よりもっと圧迫感があった。岩壁の途中にある棚まで、梯子が架かっており上ることができる。そこから絶景が望めるわけではないが、上がって風に吹かれぼんやり景色を眺めるのは心洗われる一瞬だった。
(46)浄瑠璃寺
 いよいよ松山市に入ると、お寺ラッシュとなる。本堂の立派さが目を引いた。
(47)八坂寺
 山の中の寺が続いたので、この寺の開放的な空間が妙に明るく感じられた。

 予定を変更して卯之町で見学三昧したため、今日はここまで。宿へは市街を抜けてゆかねばならず、夕方のラッシュで時間がかかった。松山空港のすぐ脇を通り、飛行機が見えると慌ただしい社会に戻ってきた気がした。

 旅館 浜本 泊

 本日回った札所:7
 今回の総参拝札所:47
 本日の走行距離:207.0km
 今回の総走行距離:1,198.5km
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年3月11~21日 【バイク】リフレッシュ休暇で四国八十八か所めぐり(8) 沖の島

2022-04-01 06:00:00 | バイク・自転車
 3月18日、今日は沖の島に寄ってから宿毛に戻り、宇和島まで移動する予定だが低気圧接近中。果たして船は出るのか?未明、ものすごい雨音で目が覚めた。

(離島―3)沖の島(写真)
 幸い、朝の船は出て沖の島に移動。定期船がダメでも渡船(釣船)便乗と言う手があることを昨夜知った。島内のコミュニティバス(と言うかタクシー)に全ルート通しで乗り、運転手さんと色々お話をして1隻だけ来ていた渡船に予約を入れて貰う。島は比較的大きく、4つか5つの集落がある。が、メインを除けば何れも2,3世帯しかなさそうだ。雨なので、歩くことにならずに済んで良かった。島からの景色は全く拝めない。幸いしっかりした定期船待合所があり、そこで読書。窓ガラスに打ち付ける雨風がうるさい。
 そのうち島内放送が、午後の定期船の欠航を告げる。渡船を予約していなければ島泊まりになってしまうところだ。雨風を避け、待合所で漁網の補修作業をする方とボチボチ話をする。と、今朝の運転手さんが私服マイカーで「海が荒れるから渡船が早く(本土に)戻るって」わざわざ知らせに来て、数キロ離れた別の港まで送って下さった。お礼は受け取って頂けなかった。「揺れるぞぉ」と言われた渡船だが、うんまぁこんな感じ?で酔うほどのことはなく。それでも尻が座席から浮き上がる程度には撥ね、可笑しくて笑いが込み上げてきた。
 結果論ではあるが、天候の悪化を見越して、昨日は朝便で沖の島→午後便で鵜来島→泊まり→朝便で宿毛へ、と回れば良かったのだ。快晴で岬へのプチツーリングを楽しんだツケが今日きたわけだが、それでも予定通り本土へ戻れたので結果オーライかな。

 宿毛に戻り、泊まったホテルに戻って預けておいたライダーウェアに着替えて宇和島へ。当初計画ではナイトランになるところ、予定より早く戻れたので薄暗くなるころに到着できて良かった。明日はいよいよ、この旅での走行距離が1,000㎞を超える。

 宇和島ターミナルホテル 泊

 本日回った札所:なし
 今回の総参拝札所:40
 本日の走行距離:70.7km
 今回の総走行距離:991.5km
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする