
「ジムに通う人の栄養学 スポーツ栄養学入門」岡村浩嗣
グラフ多数使用、新書版で読みやすい。
ジムに通ってない人にも、参考になる。
いくつか文章を紹介する。
P20
主食:主采:副菜の比率は3:1:2が栄養素のバランスから見て望ましい。
主食:ご飯、麺類、パン(炭水化物)
主采:肉、魚介、卵など(タンパク質、脂質)
副菜:野菜、海藻類(ビタミン、ミネラル)
これに「果物」と「乳製品」を加える
P40
栄養素とは何か
①タンパク質は体の構成成分なので、車体の材料
②炭水化物と脂質はエネルギー源なので、燃料
③ビタミンは体の構成成分にもエネルギー源にもならず必要量も少ないが、なくてはならないので、エンジンオイル
④ミネラルはビタミンと同様に必要量は少なくエネルギー源にもならないが、体の構成成分になるものもあるので、エンジンオイルと車体
⑤水は不足すると体温が上昇しやすくなり熱中症の危険が高まるので、エンジンの冷却水
P91
減量と体組成
これも分かりやすく書くと、極端に食べる量を減らすダイエットをおこなうと、脂肪よりも筋肉が落ちやすくなる、ということである。
P101
減量には食事制限が重要だが、食事を制限しすぎると太りやすくなる可能性がある。(中略)
冬眠する動物では、冬眠中は代謝が低下している。それと同じような変化が、小食の人に起きたと言うことである。
P131
魚には「旬」のあるものがある。旬のものを食べるのは良いこと、と思っている人も多いが、「旬」とは脂肪が多い時期をいう。「旨いものには脂肪が多い」ともいえる。「旨い」という漢字に体を意味する「月」(にくづき)が付くと「脂」という字になる。「脂」は動物の「あぶら」のことで、常温で固体の脂肪のことをいう。魚や植物の脂肪は常温で液体なので「油」と書く。「油脂」という言葉は、個体の脂肪と液体の脂肪の両方を表している。
P139
結論をいえば、エネルギーが不足しないような食事を摂っていれば、筋肉増強が目的であっても、タンパク質の多い食事を心がける必要はないし、プロテインのサプリメントを摂取する必要もない。
P146
加齢につれて、食事の内容も若いときとは変えた方が良い。(中略)高齢者ほど高たんぱくの食事が必要ということになる。
P172-185
スポーツ栄養学Q&A
Q 肉より魚のほうが良いのか
A 栄養面の違いはあるが、どちらが良いとはいえない
Q ご飯やパンなどの主食は少なめのほうが良いのか
A 主食は多くの栄養素の供給源。少なくすれば良いといううものではない
Q スポーツドリンクはうすめたほうが良いのか
A うすめないほうが良い
Q スポーツドリンクは太るのか
A 太りやすい飲料ではない
Q 炭酸飲料は体に悪いのか
A 科学的根拠はない
・・・もっと色々質問はあるけど少しだけ抜粋した。
回答も詳細に書かれているが、核心部だけを抜き出した。
【ネット上の紹介】
プロテインが筋肉づくりを促進することはない。ご飯などの主食を少なめにすると、栄養バランスが崩れる。このように、アスリートではない普通の人たちが運動をする際に知っておきたい栄養と食事の知識をわかりやすく解説。健康のためジムに通う人に向けた、スポーツ栄養学の入門書。
[目次]
第1章 スポーツ栄養学とは何か;第2章 「食事」で運動の効果は変わるのか?;第3章 栄養素の基礎知識;第4章 エネルギーの基礎知識;第5章 体組成と体重管理;第6章 ジム運動の前・中・後の栄養と摂取法;第7章 ジム運動する人の日常の栄養摂取と食事法;第8章 スポーツとサプリメント;第9章 スポーツ栄養学Q&A;終章 生活の中にスポーツを
・・・もっと色々質問はあるけど少しだけ抜粋した。
回答も詳細に書かれているが、核心部だけを抜き出した。
【ネット上の紹介】
プロテインが筋肉づくりを促進することはない。ご飯などの主食を少なめにすると、栄養バランスが崩れる。このように、アスリートではない普通の人たちが運動をする際に知っておきたい栄養と食事の知識をわかりやすく解説。健康のためジムに通う人に向けた、スポーツ栄養学の入門書。
[目次]
第1章 スポーツ栄養学とは何か;第2章 「食事」で運動の効果は変わるのか?;第3章 栄養素の基礎知識;第4章 エネルギーの基礎知識;第5章 体組成と体重管理;第6章 ジム運動の前・中・後の栄養と摂取法;第7章 ジム運動する人の日常の栄養摂取と食事法;第8章 スポーツとサプリメント;第9章 スポーツ栄養学Q&A;終章 生活の中にスポーツを