韓国ドラマ「SKYキャッスル」をNetflixで観た。
2018年作品、全36話、1話27-38分
SKYキャッスルとは、高級住宅地の名前。
そこには、エリート、上流階級のみが居住している。
プロローグとして、恵まれた夫人の自殺から始まる。
息子は失踪、夫も姿をくらます。
いったいこの一家に何が起こったのか?
空き家となった邸宅に、童話作家のイ・スイムと医師のファン・チヨン夫妻が引っ越してくる。ここから本格的に物語が回り出す。
この夫婦は教育に関しては放任主義。子どもの自主性に任せている。
ところが、SKYキャッスルの住人たちは過剰に教育熱心。当然軋轢が生じる。
各家庭には、受験生がおり、名門進学校に通っている。
そこに、”コーデ”と言われる入試コーディネーターの存在が浮かび上がってくる。しかも、合格率100%、と噂される。
母親の受験情報戦が描かれ、教育問題を正面から扱った作品。
さらに、夫婦のありかた、旧態依然とした儒教社会、競争社会、格差問題も提示している。堅苦しく感じるかもしれないが、そこは韓国ドラマ。
エンタメとして、見事に盛り上げてくる。
最高視聴率は、24.6%。(ちなみに「愛の不時着」は21.6%)
騙されたと思って、観てみて。
いままで観た韓国ドラマの中でもトップクラスの面白さ。
#9 ハンムラビ法典は 報復でなく 目には目だけ 歯には歯だけ
公平な対価を払えと説いているの
#17でヘナがソジンとイェソの家に同居する・・・このあたり韓国ドラマらしい盛り上がりだ。日本ドラマでは、こんな展開はない、と思う。