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映画「こんにちは、私のお母さん」

2024年01月03日 08時05分11秒 | 映画(一般)


「こんにちは、私のお母さん」

2021年、中国コメディ映画。
ジア・リンが脚本・監督を務め、出演もしている。

シャオリンは大学合格祝賀会から帰る途中、交通事故にあう。
気がつくと、1981年にタイムスリップしていた。
そこには、若かりし母がいた。
苦労ばかりかけてきた彼女は、母を喜ばせようとする。
金も地位もある、工場長の息子と母をくっつけようと奮闘する。
「私のような出来の悪い娘を産まず、苦労のない人生を送って」、と。

中国版「バック・トゥ・ザ・フューチャー」だけど、
本家と逆で、両親をくっつけない方向で奮闘する。
『中国全土が笑って泣いた』とあるが、大げさでない。
1981年といえば、「文化大革命」が終わって、一息ついたころ。
改革開放路線への移行期で、「天安門事件」も起こっていない。
ちょうど良い時代を選んでいる。

当時の風俗もしれて、興味深い。
「仕掛」がしてあって、泣かせる。
お薦めです。観てみて。

【参考リンク】
映画『こんにちは、私のお母さん』公式サイト (hark3.com)