(プライベートツアー@京都鉄道博物館)
今回はツアーでしたんで、開館1時間前に入館する事が出来た京都鉄道博物館。本来であれば夏休み最初の日曜日って事もありまして、開館直後から大勢の一般客が来るところをゆっくり見れたところは大きな役得。その歴史的な車両の数々をタップリ見学し、写真に納める事が出来たのは僥倖でありました。
「新幹線300km/h運転」の嚆矢となったJR500系新幹線。現在でも8両短編成化されて山陽区間を走っておりますけど、16両のフル編成で運用されていた末期は結構なマニアが1日2本の東京入りを狙ってカメラを向けていたことを思い出します。この空気抵抗を考慮したロングノーズのせいで1両目の前側に乗降ドアが付けられず、席数が異なる事から運用が乱れた際に差し替えがしづらいというケチをつけたJR東海の陰謀(笑)により東京~新大阪間から追い出されたともっぱらの噂でもありますw
京都のテッパクに保存されているのはW1編成の1号車(521-1)ですが、現役時のW1編成を新横浜駅で撮影した姿を。この先頭車両が521-1。みんなで岡山から山陰方面へ2泊3日で旅行した時、乗車した臨時ののぞみに500系W1編成が投入されていたのだよね。もう自分が乗った編成がこんな風に博物館入りしてしまうのかとある意味感慨深いですが。
これは東京乗り入れ最終日に撮影した500系のぞみ6号。新横浜の近くの羽沢あたりで撮影した記憶が。この時もW1編成だったね。運転席横に耳の穴みたいのがあるのがW1編成の特徴でした。
今や静かに眠りに付くW1編成。F16あたりの戦闘機のコックピットを思わせる運転台のガラス形状といい、シャープな先頭のフォルムといい、歴代の新幹線車両の中でも最も多くのファンがいた車両だったんじゃないかと思いますねえ。いや、ホント。今見てもカッコいいもの。